長期金利上昇について

米国10年債の金利上昇を受けてこれまで上昇していた金、白金、ビットコインなどの価格が下落しています。

金利の上昇には2つのパターンがあると言われています。
「良い金利の上昇」と「悪い金利の上昇」です。

「良い金利の上昇」は、景気が良くなり企業の借り入れが増えることで金利が上昇し、中央銀行も利上げを行うので金利が上昇します。
「悪い金利の上昇」は、財政が悪化し国債の発行額を増やすために、国債の価格が下落し金利が上昇します。

今回の金利上昇はどちらかと言えば「悪い金利上昇」だとおもいます。良い金利上昇時は、自国通貨が買われるのでドル高になりますが、悪い金利上昇時は、自国通貨が売られるためにドル安となる傾向があります。

金チャート週足

現在の上昇は、エリオット波動の修正B波だと見ています。A波の半値戻しである6470円にタッチして、すでにC波に入っていると見ることもできますが、個人的にはA波の61.8%戻しの6,600円まで戻るのではないかとおもっています。

今回の長期金利上昇は、今のところドル高ゴールド安という反応ですが、この反応は長くは続かないような気がします。


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