【米国】:大統領選最後の候補者討論会、劣勢トランプ氏不発
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【米国】:大統領選最後の候補者討論会、劣勢トランプ氏不発
11月3日の米大統領選に向けた候補者討論会が22日夜(日本時間23日午前)、南部テネシー州ナッシュビルで開かれた。トランプ大統領(74)は民主党のバイデン前副大統領(77)と投票前最後の直接対決に臨んだが、支持率劣勢の焦りなのか、空回りが目立った。
トランプ氏は、バイデン氏の息子をめぐるスキャンダルに言及。「汚職まみれの政治家だ」と攻撃したが、バイデン氏に「話の内容はごみだ」と反論され、自身の疑惑まで蒸し返され、不発に終わった。前回討論会が異例の罵倒合戦となり、今回はそれぞれの冒頭発言で一方のマイクを切る妨害回避措置が取られた。トランプ氏は不規則発言は控えたが、虚偽や真偽不明の発言を連発。突然「バイデンはロシア側から350万ドル(約3億8500万円)をもらった」など質問と無関係の発言もあり、CNNテレビは「ウソが増えた」と指摘した。討論会後のCNN調査では、バイデン氏勝利と答えた人が53%でトランプ氏は39%だった。
トランプ氏は、仮に自身が敗れても平和的な政権交代に応じるか明言しておらず、大統領選後も混乱が長引く可能性がある。
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・米国・大統領選】 2020年10月23日 22:17:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。