面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

検察の腐敗

2020-07-11 22:00:41 | 政治
検察の腐敗が止まらない。

河井夫妻を起訴しても収賄側の地方議員や首長は誰一人起訴しない。贈収賄事件は贈賄側と収賄側のどちらの責任が重いかは断言出来かねるが、収賄罪の方が贈賄罪より罪が重いので収賄側の方が責任があるのではないか。

それなのに検察は収賄側を誰一人として起訴しない。理解できない話だ。

収賄罪に司法取引は適用されないので検察が司法取引的な行為をしていたらそれは違法行為だ。

河井夫妻を逮捕起訴しても、確かに国会議員案件だが、贈賄の「原資」1億5000万円を渡した二階俊博と安倍晋三まで切り込まねば蜥蜴の尻尾切りに過ぎない。

裁判で罪が確定するまでは推定無罪が原則だが、日本の裁判所は検察を「忖度」してくれるので99%有罪だ。マスコミも村木厚子冤罪事件で懲りたかと思いきや検察と癒着して犯罪者扱いだ。

マスコミは検察の独立性を強調するが、検察とマスコミの癒着の方がはるかに怖い。ただでさえ99%有罪なのにマスコミにも犯罪者扱いされたら世論にも犯罪者扱いされてしまう。それが顕在化したのが村木厚子冤罪事件ではなかったか。マスコミは懲りていない。

検察の独立性を過度に強調することは戦前の天皇陛下の統帥権独立問題を思い起こさせる。軍が内閣の下にあれば対米戦を引き起こし破滅することはなかっただろう。検察の独立性の問題で國が破滅することはないだろうが、検察ファッショになり國がおかしくなるのは間違いない。

河井夫妻は買収で起訴されたが、政治家が政治家や政治団体に金を配ることは良くあることだ。それは罪ではない。菅直人が親北朝鮮政治団体「市民の党」6250万円献金していたことは記憶に新しい。菅直人は罪に問われていない。

また検察は被害者遺族の味方かというとそうでもないのだ。埼玉県熊谷で6人も殺害したペルー人が高裁で心神耗弱が認められて無期懲役に減刑された事件。もっとも悪いのは減刑した裁判所だが、検察は上告することがなかった。被害者遺族は血の滲むような想いで頼んでも頭から聞く気はなし。

裁判所、検察、弁護人。刑事事件において被害者の味方はどこにもいないのだ。

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また賭け麻雀で辞職した黒木弘務検事長と産経新聞記者2人に、朝日新聞社員1人。当然のように不起訴になった。賭け麻雀は合法ということか。検察の身内にして上級国民である検察官と新聞記者は起訴されぬのだ。國が滅びかねない。

「過失ありて罰せられず、功績なく賞を受くれば、国が滅びる」……… 韓非子

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そして日米地位協定による米兵、米軍属を不起訴にするという密約だ。検察は死んでいると断言して良い。

法務省・検察庁を司法省に組織を改編して政治が最高幹部の人事くらいには関与するべきだと考える。

検察の腐敗は政治にしか糺せないのだから。

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