Friendshipは船と港 ~藤田くらら 小6でTOEIC980点までの軌跡~

小学6年でTOEIC980点を取った女の子のお話。中学1年での、学校体育時の事故が原因で「脳脊髄液減少症」を発症。寝たきりから「復活」の兆しが…

大学入試に向けて「AP科目」にチャレンジする

今週は3連休です。

まさに「命の恵み」ともいうべき休息時間が取れて娘も私も一息ついているところです。

 

前回の記事で少し触れましたが、今学期から新しい授業を取ることになり非常に疲れて帰ってくることになりました。

 

私の方がスケジュールを聞き間違っており、この新しい授業は毎日2時間目にあるのだということです。

これまでは(音楽とコンピューターが1年間休校のため)2時間目に自習時間、そして4時間目は空き時間ということで、普通の高校生だとこの上なく楽に過ごせていたでしょうが、娘にとっては「2回の休憩時間をがあって助かった・・・」という事この上ないスケジュールであったのです。

(その分必然的に3年生の授業がきつくなることには今から怯えていますが)

 

ということで、今学期の空き時間は4時間目の一コマのみとなっています。

 

毎日7時間の授業がありますが、実質6時間を受講し、帰りは3時半ですのでやはり普通の全日制高校の中ではかなり楽だとは思います。

 

この学校でないと娘はやはり体調に限界を来して続けられなかっただろうし、本当に本人にとっては良かったことこの上ないですね。

 

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AP授業について

 

そんな感じで、現在のスケジュール感でどうにかこうにかこなしていた娘なのですがここにきて新たな授業を取ったのは何故かと申しますと…

 

この学校では、高校1年での「音楽制作」の授業もそうでしたが、ある1学期だけ単発で入る授業もあるのです。

 

それを、いざという時の為に単位の足しにしたりする意図もあるのですが、娘の場合は少し違った意味合いを持っています。

 

この学校の生徒さんの殆どは、小学校から上がってこられた日本在住のお子さんなのですが、中学から入ってこられた方もある程度おられます。そして、娘のように日本の中学が終わった時点で入る子はほんの少数です。

 

その意味するところは、アメリカ方式のこの学校での高校2年生から始めるということであり(高校は4年あります)、高校編入組にとっては3年間で4年分の「高校に必要な単位を取る」というノルマが課せられます。

 

しかしながら、下から上がってこられた生徒さんで、真面目に勉強に取り組んでいる人の多くは授業を飛び級で取っており、大学課程の授業にも参加するということになっています。

 

これは、アメリカの高校では普通のことであるようで、これらの授業をAP科目(上級レベルで大学の単位として認められることもある)と言うのだそうです。

APとは上級科目のことでAdvanced Placdementの略です。

 

一般的にAPには、芸術(美術史や実技など)、英語、歴史、政治学経済学、社会学、心理学、数学、科学、外国語など様々な分野があります。

 

残念ながら、娘の興味のある芸術や心理学や外国語は規模の小さい現在の学校には設けられていないため、娘としては、今回のAPは「好きだから取る」のではなく、まさに必要と焦りに迫られてのところがありありです…

 

ちょっと横道にそれますが、一応インターナショナルスクールを銘打っているのに、第二外国語の授業が一つもないのには娘も閉口しています。

語学習得は頭が柔らかいうちが圧倒的に楽なので、ここでフランス語等の他言語を学ばせたかったというのが本音です。

 

海外帰国組の生徒さんは、英語、日本語に加えあと一つ二つの言語ができる人も珍しくないため娘も刺激を受けているようで…

 

習いに行くわけでなく遊びで勝手に色々かじっているようで、今は密かにロシア語の簡単な勉強をアプリでしていることが発覚しました‼

女の子にはあるあるですが、何でも「好きな歌手の歌が歌えるようになりたいから」だそうで、あの特殊なロシア語文字を読める読めるようになったと喜んでいます。

少し前はラテン語をかじっていたようですが、どうやら挫折したようです。

ロシア語では一曲歌えるようになったらしい’!)ので、いつかどこかで是非お披露目して欲しいものです。

 

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娘も参戦!

 

話を戻しまして、日本のように熾烈な大学入試の受験勉強がない当地の高校生は、このAP科目で良い成績を取ることが入試に有利に働くということで、この学校でも皆がこぞって履修している現状のその意味を娘はやっとわかり、自分も参戦することに決めたのでしょう。

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勉強が得意な子は、飛び級なので早い時期に高校課程の単位は全部取れるので、余裕がある高2や高3(あちらの11学年と12学年)で、このAPを取っている生徒は娘の友達の中にも多いのです。

 

そういうわけで、やっと大学入試を意識し始めた高校編入組にはキツイですが、ひとつくらいはAPを取っておかないと…と不安になったようで、この学期からチャレンジすることになりました。

 

こうしてみると、欧米の受験は日本やアジア圏に比べると、随分と様式が違う事がわかります。学校と塾で知識量を増やし丸暗記というものではなく、一見随分楽なようですが、それとは違った難しさがあるのがわかります。

 

最低でも中学生くらいにこちらのコースに入って、高校に入る頃には何科目か飛び級をしてAP科目で大学に繋がる勉強をしてよいGPA(評定平均)を貰い(AP科目は高校科目よりもGPAが高いです)、ボランティアや得意な事でそれなりの成果を上げた上で志望校を決めるというのが王道のようです。

 

これまでの蓄積が全て評価の対象となるという意味においては、何事にも手を抜けず、これはこれで結構ストレスのかかるものかもしれません。

 

というわけで、土壇場に近いところで大学受験に向けて何とか少しでも周りに追いつけるように頑張っている娘のAP科目へのチャレンジがこれから始まろうとしています。

 

何の科目を取ったかについては次回に…

 

 

 

 

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