ペダリングの教則本

「これからペダリングを習おうかな」と、どなたかがピアノ関係のブログに書いていました。
その方に教えたいと思うけれども、もうそのブログが見つかりません。
とにかくボク Kurze Finger が使っていた教則本を紹介します。
タイトルは First Pedal Studies For The Pianoforte 著者は Jessie L. Gaynor です。
ネットで調べると、1906年版、1930年版の古書しかヒットしません。
おそらく今は、進化したペダリングの教則本が普及しているのでしょう。ボク Kurze Finger は小学5年か6年生ごろに、2ヶ月ぐらいにわたって、この教則本でペダリングの訓練を受けました。
先生は当時M学院女子大のピアノ科に在籍していた「若先生」。
つまりそれまで師事していた「大先生」の娘で、いわゆる神レベルの美人だけれども、よくあるように、大層きびしくて怖い先生でした。
あれから60数年。引越しを十数回経た今も楽譜の本棚に残っていたとは、ほとんど奇跡です。
教則本の基本は、とにかく打鍵してからペダルを踏む、ということかと思います。そして、不協和音が入ったら即座にペダルを離すこと。
それだけではないかも知れないけれども、今は詳しいことは分かりません。

本文は14頁ほど。学習内容はそれほどでもないようです。
とはいえ。ごく稀に、ピアノ関係ブログの演奏動画のなかには、ペダリングの基本が出来ていないために、音が濁って聞くに堪えないものが散見されます。(失礼ながら、すぐに×で閉じます。)
小生ごときの出る幕ではないことは重々承知しているつもりではありますが、基本的に初級から中級に移る時期に(あるいはそれ以前に)、ペダリングの然るべきレッスンが欠かせないと思います。

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