[将棋]棋士編入試験第2局の結果 | 福間香奈さんを応援するブログ!

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 3日前の9月22日に行われた里見女流五冠の棋士編入試験第2局の結果は、後手番の試験官、岡部四段が勝ち、これで里見さんは2連敗で後がなくなりました。結果は残念です。
 私は22日はお昼過ぎまでは将棋連盟のモバイル中継で時々対局の状況を確認。午後は移動して、木曜は今年のつい先週から始めた非常勤講師の2回目の講義が有り、午後2時半から4時までは空白状態。その後、家に戻りながら主には電車の中でスマホを見ていましたが、午後4時はまだ両者本格的な戦いが始まってないようで互角の展開。3時間の持ち時間の使い方もだいたい同じくらいだったようです。その後、後手の岡部さんが5筋から攻めてきましたが、やや無理気味で形勢が里見さんに振れ、両者残り持ち時間が20分程度での最後、中終盤での勝負となりました。
 好調の時の里見さんなら、そのまま勝っていてもおかしくないと思いましたが、本人いわく大事なところで間違えてしまったと。好調な時だけでなく不調な時もひっくるめて実力と言えば、まあそうなのかもしれませんが、いかんせん対局数が多すぎて心身含めてかなり疲れているように思われますし。その辺りは、昨秋頃より将棋体力という課題として捉えてはおられるのかもしれませんが、里見さんの一番良い時のパフォーマンスが出せていないんじゃないかなというのが残念です。いろいろ背負いこみ過ぎている気もしますが、それも定めというか、そういう厳しさと向き合う運命になっているのか...。もちろん棋士編入試験は最後は自分で申請したことにはなりますが。いずれにしても、人は苦しみを通じてでしか真理を学ぶことが出来ないと言われることもあります。艱難汝を玉にす。
 2連敗はしてしまいましたが、本来の(あるいは良い時の)力を出せれば、ここから3連勝があっても全然おかしくないと思います。逆に今の調子のままだと次局も難しいかもしれません。10月に入ると女流王将戦も始まるので、物理的な負荷はあまり変わらないように思われますが、今がボトムでここから巻き返していく流れに乗って欲しい。あるいは、そういう流れを自ら作っていかないといけないのかもしれませんが。
 
 22日の夜に帰宅してからは、流石に寅さん映画のDVDを見て気を紛らわそうかとも思えず、別に寅さんが悪い訳じゃないけど、見ても笑えないし泣けもしない。。。それで、この連休中は結構仕事(今後の講義の資料作り)して、それ以外に夕方散歩に行くくらい。意外とこういう時は真面目なことをやってる方が気が紛れるもんだと、普段そんなに一生懸命働いてないのに...。それとこの3連休中にAbemaで対局をもう一回ちゃんと見ようと思いましたが、どうしても全部を見る気は起きなかったので、22日のリアルタイムで見ていた午後4時過ぎ頃の局面から終局までと、対局後の(2回の)インタビューだけ先ほど見終えて、ようやくこのブログを書きました。