[将棋]里見女流王位3勝1敗で防衛 | 福間香奈さんを応援するブログ!

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昨日に引き続き千田七段のツイートです。

ご本人から「やってしまいました」replyがありますが、「右に出る人」でなく「右に出る者」が正しいってこと?特に気になりませんでしたが...。

 

 今日、私は年休を取って午前中は法務局に行き、昼間は眼鏡屋さんに行って、もう10年ほど使ってる遠近両用では近くを見るのがきつくなってきたので、在宅勤務でPC睨めっこ用の中近レンズの眼鏡をZoffで作り。当日出来るのかと思ってましたが10日くらい掛かるそうで、意外と遅いですね...。それらの用事を終え、午後2時過ぎには家に帰ってきました。

 

 そんなことはさておき、今日の戦形は第2局をほぼ再現したところから変化した形となり、午前中に後手の伊藤女流四段の美濃囲いの右銀が6三に上がって離れた瞬間に、里見女流王位が25分の考慮から▲4五歩と仕掛けていきました。そこから一気に激しい攻防戦となり、里見さんがやや優位を築きつつも簡単に形勢が傾くことなく、伊藤さんも昨日インタビューで言われていたように第3局で大きな見落としから一局をダメにしてしまったので、今日はぎりぎりまで最善を尽くし食い下がって簡単には楽させない、そういう強い意志があったのかなと思いました。

 

 

 モバイル中継では立会人の武市七段の読み筋が紹介されるのですが、当事者である対局者の里見さんも当然その手は候補手には入っているものと思いますが、逆に考え出すとそれではうまく行かないと見えるところがあるのか、却って難しくなるような手を選択することになってしまっているのかと、まぁ評価値だけ見てるとそんな感じにも見えたりしました。

 つまりは、難しいってことなのかと思います。持ち時間も途中は伊藤さんの方が1時間以上多く先に消費する展開でしたが、中終盤以降、所々で里見さんも30分程度の長考が入り、最終的には残り10分、伊藤さんは逆に1分将棋まで行かずに2分残し。女流王位戦が持ち時間4時間のストップウォッチ方式ならではのゲームの流れがあったかなと。(白玲戦も持ち時間4時間ですがチェスクロック方式)

 

 いずれにしても、これで番勝負として昨年の女流名人戦の敵を討ったと、里見さんにとっては数多くあるタイトル戦の結果の一つで特別意識している訳ではないかもしれませんが、こちらはやっぱり嬉しいかなと。