55歳を過ぎた頃から、徐々に老いを認めざるを得ないという気分になりがちでしたが、いよいよ来月で60歳に到達して定年です。今週、庶務さんからメールが来て月末の定年示達式の時間調整を行い、総務からは定年退職の手続き関係の書類が送られてきて、明後日の月曜日にオンラインで説明会、それと今の上司の方から3月以降の雇用延長時の契約内容説明がありました。給与面では当初半分かそれ以下というボトムラインも覚悟の上だったのであまり気にしないようにしていましたが、今までの実績等の恩赦があって2割カットで済みました。それでも欲を出せば年収で100万円以上のDOWNは小さくないなと思ったりもしたけど、元々の話から言えば半額にならなくて良かったということかなと。
で、一連の流れで2月に入る前にという意味合いで今週ドドッとまとめて来たのでしょうが、「定年退職のしおり」とか読んでいると、想像以上に気持ちが凹みました。退職金がどうとか、そういう話以前に、自分がもう社会から必要とされない人間になっていくのかなあという疎外感が湧きました。ただすぐに慣れて(現実を受け入れ)今は立ち直ってますが、これ、65歳で完全に会社を辞める時はもっと心の準備をしておかないと、相当ダメージを喰らいそう。ガリガリ働いてきて、もういいわ、明日から完全OFFで超ラッキー!と思えるくらいじゃないといけないのかな。でも、性格かもしれないけど自分はマイペースでやりますわ。幸いなことに、それが許されるような職場でありポジションに付けたのだから。
最近は10年以上、年賀状をまったく出していないのでなかなかひとの情報に疎くなったりしていますが、たまたま知り合いから会社OBの方が12月に亡くなったという話を聞きました。その方はまだ70代前半で自分が入社した時の最初のメンターでした。さらに結婚式の仲人もやってもらった方で...。最後は数年前にメール連絡したところ、体調を崩して、それでも持ち直してやっているなんて話だったのですが。
定年とは直接関係ありませんが、10年くらい前からずっと宿題だった或ることに着手しました。miniDVに撮りためた30本ほどのテープをデジタル化することです。これは、ページを改めて書くことにします。