細菌戦の系譜!!

2020-12-02 09:26:30 | Weblog

・『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店 1995年発行)

第2章 地図から消えた神秘の大久野島

 原爆の爆破地点と毒ガス工場は目と鼻の先だ

 

 「爆弾が晴れた空に爆発した。爆発位置は街の北西約1500フィートの上空であった。一瞬、まるで太陽の中心から分かれ出たような直径250フィートほどもある火の玉が上空に浮かぶと、6万4千の一般市民は火の海の中に投げ込まれて、粉々になり、その他2万6千人が火傷を負い、中性子とガンマー線の照射を受けた。彼らの内、ある者は数分後に死亡し、また、ある者は何日かの後に、数週間後に、数ヵ月後には死亡した。

 

 

日本軍の毒ガス戦と遺棄毒ガス問題

 

●『三光』     中国帰還者連絡会編
日本鬼子(リーベンクイズ)

 

毒ガス実験

―8名の農民を生体実験に

 

三上忠夫

軍曹

〈略歴〉

本籍地     千葉県銚子市

出身階級    漁民(小資産)

学歴      尋常小学校6年中途退学

卒業後の職業  漁師

最終部隊    旧59師団歩兵第54旅団独立歩兵第45大隊

捕虜年月日場所 1945年8月23日 北朝鮮咸鏡南道興上里小学校

年齢      37歳

 

 

「アイヨ」仰向けにひっくり返った老百姓は起き直って、地べたに頭をぶっつけるように「我的老百姓不知道(私は農民で何も知らない)」と、残りの老百姓も皆声を揃えて言うのに、「ようし、分からなかったら分かるようにしてやる」「全員村外れの丘の上に集合しろ」・・・伝令の尾崎がまた村の中で怒鳴り始めた。「そいつらをあっちへ引っ張って行け」「ハッ」側にいた警戒兵がまた、老百姓を銃剣で丘の上まで追い立てた。

 

 

 

 

 

2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)

 



●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作っているのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!


日本の毒ガス


●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?

731関連裁判の動向について   和田千代子

『衛生学校記事』、『化学学校記事』の情報公開裁判は、新型コロナの大流行により延期されていたが、ようやく10月15日に『衛生学校記事』の裁判が再開され、『化学学校記事』の裁判も12月16日に開かれる。ビザ発給拒否の国賠裁判も12月9日に控訴審第1回が始まる

 

 
 


 

 

 

 

 

DEMO RESE TV「731部隊の真実part1」

 



 

 

・次回『化学学校記事」情報公開裁判は(第16回)東京地裁?号法廷(未定)は

12月16日(水)11:00~になりました。




1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊




 


●『BC兵器』久保綾三著(1969年)
※以下の記述から、自衛隊では、いま世界で流行している新型コロナウィルスなどの生物兵器の研究も大分以前からやっているといるのではないかと思われる。

3、沖縄―核だけなく毒ガスも

 

秘密の中のBC兵器

 しかも、VXガスは、日本の外務省がいうように、「それほど毒性の強いものではない」どころではなく、主として皮膚からの液滴によって作用し、皮膚呼吸により遅効死傷を発生し、筋肉収縮、呼吸停止して死傷するだけでなく、皮膚呼吸より眼からの作用経路の方が、遥かに高い毒性を示すので、外務省が言うように、いわゆる催涙ガスとして使用する毒ガスなどではない。その兵器体系も、155ミリ榴弾砲、8インチ榴弾砲、115ミリロケット放射器、化学地雷、航空機からの投下、またはエアゾル(気体中噴霧状粒子)によって散布する。

 

 ●昭和天皇の戦争責任を問う!!


天皇万歳に浮かれる無責任国家  田中利幸より

重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。


 


 




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