細菌戦の系譜!!

2020-10-18 11:49:32 | Weblog

●『三光』     中国帰還者連絡会編
日本鬼子(リーベンクイズ)

 

釘うち拷問

残忍極まりない取り調べ

 

原田左中(はらださちゅう)

憲兵軍曹

〈旧部隊名〉

元関東軍第一特別警備隊第五大隊第一中隊

 

「この野郎、図太え野郎だ」腰のあたりを蹴り上げた。「噯呀(アイヤ)」男は低いうめき声をあげ、そのまま地面に顔を伏せた。肩は大きく波打っている。

「起(た)てッ」。ピシリ、棍棒は男の肩に飛んだ。男は動こうともしない。「オイッ、身体検査しろ!紙切れ1枚でも見逃すなッ」博は黒い体にのしかかっていった。息を切って銃剣を構えた兵隊が1人走ってきた。「おいッ、走ってきた道に紙切れらしいものが落ちていなかったか見てくれ」兵隊は用心深く足元を見つめながらもと来た方向に帰って行く。「起てッ」。まだ起きようともしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)

 



●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作っているのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!


日本の毒ガス


●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?

・731部隊関連の「情報公開裁判」に関する報告

和田千代子(731細菌戦部隊の実態を明らかにする会事務局長)

第4 私達の情報公開裁判闘争の目的

 日本の侵略戦争の残虐さを象徴する「731部隊」問題について、戦後1950年代から国会で繰り返し取り上げられてきました。

 しかし現在まで日本政府は「731部隊等の部隊の存在は認める。だが同部隊が細菌戦部隊であったことを裏付ける証拠は見つかっていない」と強弁し続けています。

 このように日本政府は、731部隊が細菌戦部隊であることを裏付ける証拠を隠蔽して731部隊の加害行為の被害者に対する謝罪を拒んできました。

 

 

 

 

DEMO RESE TV「731部隊の真実part1」

 


 

 

・次回『衛生学校記事』情報公開裁判(第26回)東京地裁419号法廷

10月15日(木)14:00~(定員19名・・・コロナ禍?)

・次回『化学学校記事」情報公開裁判は(第16回)東京地裁?号法廷(未定)は

12月16日(水)11:00~になりました。




1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊




 


●『BC兵器』久保綾三著(1969年)
※以下の記述から、自衛隊では、いま世界で流行している新型コロナウィルスなどの生物兵器の研究も大分以前からやっているといるのではないかと思われる。

1、生物・化学兵器を告発する

 

禁止への努力

国連の告発

ウ・タント報告書

即ち、①神経性ガスG剤(サリン、ソマン)②神経性ガスV剤、③びらん剤(マスタード)、④窒息剤(ホスゲン)、⑤血液剤(青酸ガス)、⑥毒素(ボツリヌス菌)、からLSDなど戦意喪失用の幻覚剤。

 生物兵器としては、①ウイルス(黄熱病など3種)、②リケッチャ(伝染性発疹チフスなど2種)、③バクテリア(コレラ、ペストなど5種)をあげ、また、米軍が南ベトナムで1963年から68年までに枯らした森林は9900㎢に及び、南ベトナム全体の3分の1に相当する。この結果、熱帯降雨林が破壊され、農業に重大な損害をもたらすことになったと指摘し、生物・化学兵器と核兵器と比較した後で、「新しく、より毒性の強い化合物の発見によって、化学兵器は今日では、より大きなものとなっている」だけでなく、特に生物兵器の特筆すべき点は、生物兵器による攻撃を受けた軍隊が同種類の兵器で反撃をしてもしなくても、攻撃された側だけでなく使用した側にも影響を及ぼすことになるし、一般市民は軍隊以上の被害すらうけることになる、と警告している。

 

 

●昭和天皇の戦争責任を問う!!


天皇万歳に浮かれる無責任国家  田中利幸より

重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。


 


 




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