小池百合子都知事の学歴詐称疑惑

東京都の小池百合子知事は、国立カイロ大を(首席で)卒業ということをウリにしているようだ。そしてことあるごとに、この経歴はウソだ、本当だ、と問題視される。今も、これが話題になっている。
私は、小池氏が、この大学を出たか、ウソかを判断する力はない。しかし、数年前に買った石井妙子という人の書いた「女帝小池百合子」という書があるが、これを参照して少々紹介しよう。
彼女はカイロで5年間留学した。1971年月前後にエジプトに渡り、初めの1年間はカイロ・アメリカン大学東洋学科でアラビア語を学び、翌年10月にカイロ大学文学部社会学科に入学、4年間で同大学を(日本人として初めて)卒業(しかも首席で)したという。
この大学の学生数は10万人、エジプト人でも4人にひとりは留年するという大学で、そんなことはありえるだろうか(と石井さんはいう)。卒業が決まったときにはうれしくて記念にピラミッドに登り、頂上でキモノを着てお茶を点てたと語っていた。

しかし小池さんがカイロ大を卒業したかどうか、の問題はオモシロい。どういうようにハナシがすすむか、野次馬的感想だが、超一流の人のキャリアがウソでないか、これがどう進むか、関心をもってみていきたい。
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