人を説得するための方法を解説【スピリチュアル】

こんにちは、ミエナです。

今回は、「人を説得するための方法」についてスピリチュアル的に解説していきます。

人を説得するための方法を解説

Q.「人を説得するのは難しい」と感じたことがありませんか?

間違った道に進もうとする人を正しいと思われる道に諭すことは、容易ではありません。例えば…

  • 子どもがミュージシャンを目指したいと言うが、説得できない
  • 友達が、怪しい宗教に入ろうとしているが、説得できない
  • 親友が、ネットワークビジネスにはまって大金を払おうとしているが、説得できない
  • 夫にギャンブルを辞めてほしいが説得できない
  • 妻の浪費が激しいが、説得できない…などなど

上記のように、人を説得することは容易ではありません。では、なぜ人を説得することが難しいのでしょうか?

メリット・デメリットの話になると論破されてしまう恐れも…

説得したい相手の意志が固い場合、未来におけるデメリットの話をしても効果は薄いでしょう。それは、相手は、ときに、説得したい相手の意志が固い場合、未来におけるデメリットの話をしても効果は薄いでしょう。それは、相手は、ときに、デメリットを上回るメリットを感じていることが多いからです。デメリットを上回るメリットを感じていることが多いからです。

例:論破されてしまうとき…

  • ミュージシャンで失敗するかもしれないけど、成功すれば、お金持ちになれる
  • 宗教に入れば、出費はかかるけど、苦しみから救われるし、人類の発展のためになる
  • ネットワークビジネスをやれば、既存の友達が減るかもしれないけれど、不労所得になって、それから新しい友達を新しくつくれば良いじゃん♪
  • ギャンブルは、負けるときもあるけど、勝てるときもある。勝てば、養育費を支払える♪
  • ブランド品は買っても高く売れるし、リッチな人との交友関係を増やせる

上記のように、相手が進もうとする方向性のデメリットを話すことで説得すると、反対にメリットによって話を返されてしまうことがあります。

では、どのような相手を説得するのが良いのでしょうか?ここからは、スピリチュアル的な見解を話していきます。少し話は難しくなりますが、ぜひ、最後までお付き合いくださいね。

説得とスピリチュアル

「相手を説得する」という行為そのものが難しい理由は、スピリチュアル的に…

誰しも「自分の意志で行動する」という抗うことのできない権利を持っているためです。

この権利は、この世(全宇宙)において「絶対」なのです。

意志というのは、誰も変えることが許されない1つの「絶対」であり、これは天界にとっても同様で、神様も、守護霊も人間の意志を変える権限を持ちません。

天界は、人の意志を変えることができないからこそ、あらゆる手段で、人を正そうとします。

サムシンググレート(神様のさらに上の存在)は、その人の運命を変えることで、誤った意志を変えさせようとします。

神様は、ときに天罰を与えて、人の誤った意志を変えようとします。

守護霊は、メッセージを伝えたり、運命の出会いを促進したりすることで、誤った人の意志を変えようとします。

このように、天界すら人の意志を一発で勝手に変える手段を持ちません。それほどまでに、「意志」というのは、私たちにとって、宇宙にとって「尊厳の高いもの」なのです。

…であるならば、一人の人間が、他の人間の意志を変えるのは、さらに容易ではないことがお判りいただけると思います。

ミエナ
地球が天国にならないのは、「神様がこの地球を天国にしない」からではなく、意志という”絶対”により、この世を天国にできないのです。だから、私たち人間は、輪廻転生を繰り返し、様々な人生経験を積むことで、意志を正しい方向に導く必要があるのです。

意志と行動は、その人にとっての「人生の最適解」

他人がどんな誤った意志を示し、誤った行動を採ろうが、その人にとって、それが未来における「最適解」です。それは、その人が人生経験を積み上げた中で出した答えだからです。

ミュージシャンを目指したい子どもは、様々な人生経験を積み、そして、「将来、ミュージシャンになる」という最適解をひねり出したのです。

万引きする人も同じで、万引きがどれほど愚かな行為であっても、その人にとって「最適解」なのです。万引きで警察に捕まろうが、反省せず再度、捕まる人も大勢いますよね。それは、「万引き = 最適解」という意志を本人も変えることができないからです。

 再犯者率は1997年以降上昇、2019年はわずかに低下したものの、2020年は過去最悪の49.1%です。

再犯を防ぐ本気の取り組み – 日本財団

どんなに犯罪によって、人生を台無しにしても、その人にとっての「最適解」である限り、犯罪を辞めるように説得させるのは簡単ではありません。

犯罪でなくとも、ミュージシャンを目指す子どもの意志が固い場合、どんな困難があろうとも、頑張り続けてしまうでしょう。

相手の過去や経験は、紛れもない事実!?

人は、過去の経験から未来の「最適解」を導き出そうとします。

過去に上手くいった経験を元に、そして、過去の苦しい経験を避けるように、未来の方向性を決めて生きようとします。

▼例:過去の経験によって、未来を決める理由

  • 文化祭でバンドを組んだら、すごく盛り上がった…(だから、ミュージシャンになりたい)
  • 友達を自死で失った…(だから、宗教に入りたい)
  • 何やっても商売が上手く行かない…(だから、ネットワークビジネスをやりたい)
  • 親に虐待された…(だから、ギャンブルに逃げる)
  • 顔を人にバカにされた…(だから、ブランド品で着飾りたい)

上記のように、それぞれの人の「経験」は、その人にとって紛れもない事実であり、とても自分を納得させるだけの要素を持ちます。

ただ、これらの経験」は、その「過去に対し、正しい検証ができているとは限りません。人はときに、過去を一方的な見解だけで判断してしまうこともあるのです。

「経験」というのは、「日本史」や「世界史」と一緒で、色々な見解が持てるものです。でも、この「経験」という名の歴史を一方的に自分視点で見つめることで、未来の選択を誤ってしまうのです。

▼例:過去の「経験」を違った視点で見る

  • 文化祭でバンドが盛り上がったのは、ヒットソングのコピーをやったからで、実力ではない…
  • 友達を自死で失ったのは、自分のせいではなく、彼の借金のせいだった…
  • 何やっても商売が上手く行かないのは、才能を発揮できる職に就いていなかったから…
  • 親に虐待されたけど…子は、親を選んで人は生まれて来るから、もっと深い意味があった…
  • 顔をバカにした本人も、顔がコンプレックスだった…

上記のように、「経験」は視点を変えることで、その意味合いが変化します。ただ、人は、それに気付かず、ときに一方的な見解を持ち、未来への誤った「最適解」が生み出してしまうのです。

相手の「過去への見解」を変えてあげよう

相手を説得するには、説得する相手の経験や過去に迫る必要があります。それは、その人の経験や過去が、未来の道筋を決定付けるからです。

そのため、説得する相手に対し「過去のどのような経験が、今の道に進みたい理由になっているか?」を探ることが重要です。それは、本人に対し、ヒアリングするのも良いし、相手の過去を調査してみるのも良いでしょう。

その上で、説得する相手の歩んだ「過去」や「経験」は、その人が認識するようなものであったのかについて、議論する必要があります。

「過去や経験は、”絶対”である」と思われがちですが、他の見解を伝えてあげることで、その人の意志は変わっていきます。

最後に

この記事で、私が一番言いたかったのは、本当は、「人を説得するための方法」ではなく、意志には尊厳があるということです。尊厳があるがゆえに、「人は、神の子」と言われるのです。人は、神様と同等の尊厳があり、意志は、私たちにとっての存在そのものかも知れません。

だからこそ、人を説得するのが難しい…

昔から、「男は諦めが肝心」、「男なら諦めるな」など、意志に対する名言や諺(ことわざ)は曖昧です。女性も、「女心と秋の空」と言われたり、「女の執念」と言われたり…

意志とは、私たちが思っている以上に、この世の根幹であり、定義しくいものの一種です。この記事を読んでいただき、意志の尊厳について、何かを感じて頂ければ幸いです。

ミエナ
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