【解説】風雲際会Part2 後半【感想】

あらすじ

11/25に山本先生が公開してくださったTwitterの内容をもとに、前々回はあらすじを投稿しましたが、今回は内容を深堀りして読み解いて行きたいと思います。

1話がめっちゃ濃いため、どんどん長文になるので、Twitter1~3を前半(【解説】風雲際会Part2 前半【感想】)、Twitter4~6を後半に分けて投稿いたします。

今日は後半です〜

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サティの要求/亜大陸西側の現状/シバのその後


堕天作戦Twitterその4より

Twiitterその3のラストでシャクターのサーデリーを譲渡するという提案に、サティは足りませんとにべもないお返事でした。

サティの要求は樹海を含めたサーデリー以南の領土

ここで戴天党領土の地図が登場です!イスパノの位置関係が全然分からずいろいろ考察しておりましたが、(イスパノはどこにあるか)(イスパノはどこにある2)イスパノ大外れでした😭

サーデリーとイスパノ、こんなに近かったのですね。というか二つとも戴天市だったんだ!

簡単におさらいすると

サーデリー

・今回の会談が行われている街
塩カレーの屋台がある
アンダーアマチ博士ホワイト君と遭遇
・メイミョー×ハイデラ連合軍が奇襲
カトラスピロにより撃墜して、シバジュンボさんにより負傷
ピロはメイミョー離脱後アンダーと対戦して敗北(のちモーラに操られる)
モーラが撃墜後覚醒/その後サティに凋落??
・現在は東半分を占拠されている

イスパノ

・一世代前にはゾフィア(女性の不死者)が住んでいた
・戴天党第二師団のかつての管轄
ナイフ不死者串焼き屋のおやじの居た街
ダルガパルが攻め込んで戴天党を撃破し占拠している
ナイトワットギョーマンが戦死/ケレスは虜囚

ですね〜

天獄囚徒Part1でシバがイスパノに行く途中に樹海の横を通ったり、ゾフィアがイスパノから樹海に移り住んだことから、イスパノの方が樹海が近いイメージだったんですが、サーデリーの方がずっと近いですね。

さっき読み返して気づいたのですが風雲際会Part1でシャクターがサーデリーを「樹海のすぐそば」と言ってました!一言一句見逃せない!!

そして、サティは今回の会談でこのサーデリー/イスパノ/樹海一体の領土を要求します。ダルガパルやクメルが戴天党を狙っているのでその盾にもなると嘯きます。

シャクターは簡単には受け入れらず、メイミョーの離脱派の弱体化ハイデラバードの立場の危うさに言及します。(シャクターは風雲際会Part1でメイミョーの離脱派がシバのテロによりほぼ全滅したので残留派が優位を取り戻すと予測していましたね。)

そしてこのタイミングで亜大陸西側の国家群は戦争しておらず国力の充実に努めているという、魔人陣営についての新しい情報が開示されます。堕天作戦の世界地図や国家についてもこれまでに考察してきました(堕天作戦の地名)(世界地図)(国家概要)が、亜大陸西側は人間陣営から離れているというパワーワードが加わりました。メイミョーは今のミャンマーでクメルは今のカンボジアかと思っていましたが少し異なるかもですね。

ちなみに魔人枢機国とは現在八カ国あり、判明しているのは四カ国(ハイデラ/ダルガパル/オーパス/マデイア)でしたね。これ以外の残り四カ国は戦争していない状況のようですね。そりゃあ確かに全国家が戦争に振り切っていたら、サティも投資で儲けたりできないですね。

そのサティは叔母(伯母)であるローランス会長がテロで亡くなったのでローランス次期当主になるようです。その事件に関連しますがサティは、シバが制御脳を負傷してしまいメイミョーの国旗だけを目印に次々と破壊しているというショッキングな情報をもたらします。シバは破顔大笑で「やることがある」とアンダーに告げてサーデリー戦を離脱しましたが、これがやることだったんでしょうか。戴天党の障害を取り除くのと自分自身のけじめのための行動かとは思うのですが、エスカレートしているのが切ない😭

シバに制御脳を埋め込んだのはメイミョーの技師だったので(天獄囚徒Part3)、なんとかその技術で復活してほしいけど無理かな。ホワイト君が助けてくれないかと切実に願っています。

ワーデンの説得/樹海の重要性


堕天作戦Twitterその5

 

サティはメイミョーのカオス状態が続くなら、メイミョー企業は各自の利益を得られるところへ移籍するため、サティ班のように魔人と組むチームも今後でてくると予想しています。

ワーデンはダルガパルにも人間兵が参加していたことを例に、人魔共存の時代がきたことを告げます。

「不毛の300年と袂を分かつ新時代の幕開けだ」というセリフは、

シャクターがかつてナイトワットに語った

「300年の人魔二代陣営の構図が崩れる。群雄割拠の戦国時代の幕開けだ」天獄囚徒Part5)と似ているのですが状況としては対象的です。

今より未来であろう時代で、300年もの間人魔が敵対という構図がずっと続いていたのもすごいなあとは思います。

ワーデンは戴天党に対して敵対ではなく人魔共栄のための共闘を望んでいるといい、シャクターも条件の擦り合わせの余地を示します。ワーデンさん、実直で質実なタイプでナイトワットに似ている気がします。発言がいつも格好いい。

シャクターは領地から樹海を外すよう進言しますが、ワーデンは樹海に魔力の秘密があることに気づいているようで、樹海の確保が第一だと断ります。

樹海に魔力の秘密があるというのは戴天党側ではアマチ博士が仮説を立てていましたが(星彩燦然Part2前半)、魔人サイドではレコベルが気づいています。

レコベルはオーバス時代に不死者の再生能力の魔力の謎を解くために、樹海を調査したいとピロに提案して一蹴されています。修羅胎動Part5でピロはそのことを思い出してサティとジュンボに話しているので、メイミョー×ハイデラにも樹海に何か魔力の秘密があるという情報は渡っているということですね。

シャクターは滴る量の冷や汗をかき、ついにカミングアウトします。

星の正体/シャクターの真意

「樹海の正体は魔力の供給システム」

え!言っちゃったよ!!

この情報はメイミョー×ハイデラサイドも(ついでにキューティさんも)知らなかったようで、みな一様に驚いています。この知らなかったメンバーのコマめっちゃ面白いですよね。キューティさんだけずれているのがツボ。

シャクターは驚く一同に「戴天党を喰らうなら糞も一緒に呑み込んで行け」と言い放ちます。文字通り「くそくらえ」ですね😂

タバコ休憩中、メイミョー×ハイデラサイドはシャクターの意図と仮説の真偽を話合っています。

仮説が本当であれば星は、魔人にとっては死守すべき命綱であり、人間にとっては魔人を滅ぼすための武器となりえます。人魔共存している戴天党をモデルにしたいという交渉だったのですが、これが事実だったら人魔はとても共存できなくなりますね。

ワーデン/ジュンボ/ロイスコットは、人魔の間を再び対立させるためにシャクターが投げた爆弾だと予想していますが、サティの意見は手に負えない面倒事を押し付けようとしているでした。

どっちかなあ。

私はシャクターが樹海が欲しいんならちゃんとこれも責任もてよ〜って気持ちで思わず言っちゃった派なのでサティに近いです。

戴天党で星に行きたがっていたのはコサイタス(とレコベル)で、シャクターはコサイタスのためにロケット開発も黙認していた感じでしたね。ロケット開発も星の破壊ではなく、星に不死者たちの本体があるとヘリオスが言ってた地獄献上Part3)ので、星に行けばヘリオスに会えるというコサイタスの願望からでした。

そう考えるとヘリオスがいた分、まだまだ戴天党の方が星に関して持っている情報は多いですね

交渉しているだけの1話だったのですが、星を目指すという物語のクライマックスイベントに向かって話が進んだ感があるなあと思いました。戴天党だけでは星を目指すのは厳しいのが現状ですし。そして培養槽レコベルは、星を目指す協力者が多い方が実現性が上がって嬉しいだろうから、今回のメイミョーへの情報共有はめっちゃ喜んでそう。

おそらく風雲際会Part2は交渉の前半だと思うので、(実は操念術が使える)ヌーベルやシャクターの反撃など交渉の後半がどうなるか楽しみです。

今回も読んでいただきありがとうございました。

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