ニュージーランドのガソリン価格~南島より北島のほうが安い?~
こんにちは、Yujunです。
今回は、ニュージーランドのガソリン価格について紹介します。
なお、価格は6月中旬~下旬のものです。
ニュージーランドのガソリンスタンド
ニュージーランドのガソリンスタンドは一般的に「Petrol Station」と呼ばれていて、主な会社は「Z」「Mobil」「Caltex」などがあります。
日本でいうレギュラーガソリンが「91」、軽油が「Diesel」と表記されています。また、価格は、大方のガソリンスタンドは「234.5」のように表記されています。これは「1Lあたり2.345ドル」ということです。看板では100Lあたりの値段を表記していると思われます。
1ドルあたり約72円ほどなので、この場合「1Lあたり約160円」となります。
また、「2.345」と書かれているガソリンスタンドもあり、こちらは1Lあたりの価格です。
南島のガソリン価格
さて、本題となりますが、ちょうど6月に南島から北島へ引っ越すことになったので、ガソリン価格をほぼ同時期に調べることができました。価格はすべて6月中旬~下旬のものとなります。
まず、南島の観光地「クイーンズタウン」では、場所によって数セントの違いはありますが、平均して1Lあたり「2.25~2.30」でした。
続いて、同じく南島の都市「ダニーデン」では、平均して「2.20~2.25」でした。
クイーンズタウンよりも安い印象です。これは港湾都市でガソリンの輸送が容易だからでしょうか…。
最後に、農業タウンである「クロムウェル」では、平均して「2.15~2.20」でした!
自分が南島で見たガソリン価格では最も安かったです。
「なぜこんなに安いの…。」とよくクイーンズタウンに住む人たちは言ってました。
北島のガソリン価格は安い!
次に北島のガソリン価格を見ていきましょう。
まず、首都の「ウェリントン」では、1Lあたり平均して「2.15~2.20」。南島に比べると安い印象です。
ちなみに、ニュージーランドで一番大きい都市「オークランド」も同じような価格帯で、場所によって差があります。市街地では高く、郊外では安い、という印象です。
続いて、北島の観光地「タウポ」では、1Lあたり平均して「2.10~2.15」でした。すごく安いですね!
しかし、これよりも安い所がありました。それは温泉地として有名な「ロトルア」です!1Lあたり平均して「2.05~2.10」でした!!
港湾都市「タウランガ」が近いというのが関係しているのでしょうか…。ものすごく安いです。
最も高い「クイーンズタウン」のガソリン価格との差は1Lあたり約0.25ドル、日本円で20円ほど開きがありました。
まとめ
自分が調査した都市の中では、南島の「クイーンズタウン」が最も高く、北島の「ロトルア」が最もガソリン価格が安いという結果になりました。
しかし、もしかしたら南島でも安い所があるかもしれません。旅行する機会あればまた調査したいと思います。
国際宅急便が届かない!~商品注文から受け取りまで~
こんにちは、Yujunです。
今回は、国際宅急便を初めて利用したときのことを書こうと思います。
まずは商品注文
今回注文したのは、パソコンのACアダプター。というのも旅行中に紛失してしまい、電化製品店でも取り扱っていないと言われたからです。
パソコン充電できないので、ブログの更新もできず、、。
というわけで、ネットで商品を探しました。
ACアダプターは対応電圧やコネクト部分が違うなど、いろいろ種類があり迷いました(ニュージーランドは電圧230~240V、Oタイプ)。日本製品の中には100Vしか対応してないものがあるので、ニュージーランドでそのまま使うと壊れます。
幸い、当方が使用しているパソコンは台湾製なので、電圧の心配をしなくても大丈夫でした。最終的に、電圧230~240V、Oタイプのものを注文しました。
ん?届かない?
注文が終了し、確認メールが届き、中国深圳市の会社から送られるとのこと。深圳市は香港の隣なので、香港から国際便で送られるようでした。
念のため、メールに掲載されていた追跡番号で商品の追跡を逐一確認していました。
注文のデータが6/19に届き、その翌日には香港から発送されたようです。思っていたよりも早くて、一安心。そこからは船便で、ニュージーランドの大都市オークランドに届いたのが、約一週間後の6/26。ここまでは順調でした、、。
しかし、その後一向に状況が更新されず、オークランドに留まった状態。すごく不安になったので、ネットで調べてみると、「税関検査の順番待ち」の可能性があるとのこと。仕方ないので、辛抱強く待つことに、、。
結局届いたのは(といっても不在票ですが)、オークランドの港に届いてから約1週間。このとき当方は、オークランドに引っ越してきていたのでオークランド市内での受け取りでした。
不在票持って郵便局へ
さて、不在票がポストしてあったので、不在票に書いてある、商品を保管している支店を確認。そこに行けば商品受け取り可能のようだったので、翌日に向かいました。
ちなみに受け取りには、パスポートなどの顔写真付きのIDと不在票が必要です。
この辺は日本と変わらないな~、と思っていましたが、なんと受付可能時間がほぼ午前中だけ。たぶん、支店によって違うと思いますが、自分が行った所はすごく短かったです。
結局トータルでかかった日数は、香港からオークランドまで約1週間、オークランドの港から同じく市内のポストオフィスでの受け取りまで約1週間、合計約2週間でした。税関検査ですごく時間がかかるようです、、。
まとめ
初めて国際宅急便で商品を注文しましたが、受け取りまでにすごく時間がかかりました。ニュージーランドで購入できない商品をネット注文する際にまた利用したい、と思っていますが、時間かかるのがネックです。
ものによっては代替商品で我慢しようかな、とも思っています。
ニュージーランドの首都「ウェリントン(Wellington)」
こんにちは、Yujunです。
今回は、ニュージーランドの首都「ウェリントン(Wellington)」について紹介します。
人口は2番目!
「ウェリントン(Wellington)」はニュージーランドの首都ですが、国内最大の都市ではありません。
ニュージーランド最大の都市は「オークランド(Auckland)」で、人口は150万人ほどと、国内で唯一100万人を超える都市です。かつてはここが首都で(1841~1865年)、首都移転後も商業都市として発展してきました。
一方、「ウェリントン(Wellington)」は人口は50万人ほどと、国内では二番目です。
ポストカードでよくみる光景、綺麗です!
南島に近い都市
ニュージーランドの地図を見ると、「ウェリントン(Wellington)」は北島の南端に位置していることが分かります。
国内最大都市「オークランド(Auckland)」からは距離にして約700km、車で約8時間かかります。日本で例えるなら、東京から岡山や広島に行くような感じでしょうか。けっこう離れています。
なぜ、かつての首都「オークランド(Auckland)」からこの地に首都を移転させたのでしょうか?
それは1860年代に南島でゴールドラッシュが起きたことが影響しています。南島の各地で金鉱が見つかったことで、町が作られ発展していきました。
ダニーデンやクライストチャーチなどは港湾都市や中心都市として発展しました。特にダニーデンはその当時の豪華な建物が現在も残されています。
↓こちらの記事で「ダニーデン」について詳しく書いています↓
南島でゴールドラッシュが起き、南島の人口が増えましたが、当時、北島のほぼ北端にある「オークランド(Auckland)」が首都であったため、南島まで遠くアクセスが不便でした。そこで南島により近い、北島のほぼ南端の町「ウェリントン(Wellington)」に首都を移転させました。
ちなみに、ウェリントンからは南島北端の町「ピクトン」と結ぶフェリーがあります。
風の街、映画の街、坂の街…、カフェの街!
「ウェリントン(Wellington)」は首都でありながらも、街自体はコンパクトです。街中の端から端まで、1時間ほどあれば散策できると思います。
また、「風の街」と呼ばれるほど風が強いことで有名です。南島と隔てるクック海峡が近いことから、海風が毎日のように吹きます。
さらに、「映画の街」とも呼ばれていて、世界的にも有名な映画「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」などを手掛けた映画監督の出身地であり、映画の製作会社もあります。映画のロケ地を巡るツアーもあるようです。
↓ちなみにビーチもあります↓
「坂の街」…。これは、ニュージーランドのほとんどの街は、坂がある街(クライストチャーチを除く)だと個人的に思っています。
最後に、「カフェの街」とも呼ばれていて、街のいたる所にカフェを見つけることができます。あまりにもお店が多く、店選びに迷うほどです。
まとめ
「ウェリントン(Wellington)」は首都であり、政治の中心であるとともに、「映画の街」「カフェの街」とも呼ばれており、街並みも素敵です。国内各地からのアクセスも良好で、バスや飛行機、フェリーなど様々な交通手段があります。
また、訪れたい街の一つです。
ニュージーランドの四季~サマータイムもあるよ~
こんにちは、Yujunです。
今回は、「ニュージーランドの四季」について紹介します。
北半球と季節は逆
ニュージーランドは南半球にあるため、季節は北半球と逆です。
春夏秋冬順に並べると、9月から11月が春、12月から2月が夏、3月から5月が秋、6月から8月が冬です。
ニュージーランドも日本と同じく、南北に長い島国なので、北と南では気候が異なります。よく例えられるのが、「北島は鹿児島など九州、南島は北海道と似た気候」と言われます。地域差はありますが、大方当てはまると思っています。
ただ、夏の暑さは日本ほど猛暑にはなりませんが、日差しはかなり強いです(オゾンホールのため)。
そして、一日の中での気温の変化(日較差)は非常に大きく、夏でも夜は上着が必要なくらい冷え込むことがあります。
サマータイムもあるよ
サマータイムは日本では導入されていませんが、オーストラリアやニュージーランドでは導入されています。オーストラリアでは、導入していない地域もあるようです。
年によってサマータイムの時期は変わりますが、基本的に9月下旬から4月初めまでとなります。
日本との時差は通常3時間、ニュージーランドのほうが早くなります。サマータイム時期は、4時間も日本より時が進みます。
そのため、サマータイム時期である年末年始は、日本よりも先にカウントダウンが始まり、初日の出を迎えます。
↓こちらの記事で詳しく書いています↓
まとめ
ニュージーランドも日本と同じく四季があります。南半球に位置するため、季節が逆です。
今は日本では梅雨のシーズン、衣替えのシーズンだと思いますが、ニュージーランドは冬で、スキーシーズンの到来です。南島の多くのスキー場は来週以降オープンするようです。楽しみです。
「Queen's Birthdday」に「Queenstown」で過ごしてみた
こんにちは、Yujunです。
今回は、6月の祝日「Queen's Birthdday」について紹介します。
誕生日なのに毎年違う祝日
「Queen's Birthdday」は文字通り、ニュージーランドの国家元首、すなわちイギリス女王である「エリザベス2世」の誕生日を祝う日です。
ニュージーランドはイギリス連邦の一国なので、国旗にもユニオンジャック入ってますし、「Queen's Birthdday」のようにイギリスに関連した祝日があります。
しかし、この祝日、誕生日なのに毎年異なります。ニュージーランドでは、「6月の第一月曜日」と定めらていて、今年は6月3日です。
同じくイギリス連邦の一国であるカナダやオーストラリアもそれぞれ定める日が違うようです。
そもそも「エリザベス2世女王」の実際の誕生日は、4月21日。6月の祝日よりも前です。
これは、イギリスでは、実際の女王誕生日の頃はまだ寒いので、天気のいい時期、つまり6月に公式誕生日を設け祝うことにした、と言われています。
「Queen's Birthdday」に「Queenstown」で過ごしてみた
さて、この「Queen's Birthdday」にニュージーランド南島のリゾート地「クイーンズタウン(Queenstown)」に行ってきました。結果として、天気も良かったため、すごく楽しめました。
まずは、雄大な景色。以前の記事でも書きましたが、ここ「クイーンズタウン」の景色は壮大です。
↓こちらの記事で詳しく書いています↓
6月はニュージーランドでは、冬の始まりであり、スキーシーズンに突入する時期でもあります。そのため、この時期はとても寒く、山では雪が降り積もります。
雪が積もった山々の景色は、まさに圧巻です!
↓↓こんな感じです↓↓
次にこの祝日に合わせて行われる、イルミネーション。
「Luma Festival」と呼ばれるもので、この祝日を合わせた三連休のみ開催されます。会場は街中近くの「クイーンズタウンガーデン」で、色とりどりのライトや創作作品、ダンスステージなど見所がたくさんです。
外は氷点下に達するほどすごく寒いのですが、イルミネーションがとても綺麗でその寒さを忘れるほどです!
ただ、三連休ということもあり、かなり混雑していました…。
まとめ
「Queen's Birthdday」に「Queenstown」で過ごす、というネタみたいな感じでしたが、初冬の「クイーンズタウン」を十分に楽しむことができました。
これから、いよいよスキーシーズンになるので楽しみです!
世界遺産「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」!
こんにちは、Yujunです。
今回は、世界中から観光客が訪れる、世界遺産「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」について紹介します。
アクセスは「テ・アナウ(Te Anau)」からの一本道
「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」は、ニュージーランド南島西海岸地域の南西部に位置し、地図で見るとクイーンズタウンから西側にあり、近く感じます。
しかし、西海岸地域は道路網はあまり発達してなく、クイーンズタウンから行く場合は、テ・アナウ(Te Anau)まで行き、そこから「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」までの一本道を行くことになります。
この道路はミルフォードサウンド止まりで、距離はなんと約120kmあります。約1時間半のドライブです。
また、ガソリンスタンドも道中にないので、テ・アナウ(Te Anau)が給油最終地点になります。
深い森林に覆われている世界遺産
テ・アナウ(Te Anau)からミルフォードサウンドに向かう道中は、最初は湖岸沿い、放牧地沿いを走ることになるのですが、世界遺産に入るエリアからは深い森林地帯になります。また、所々にミラーレイクや大草原など、スポットがあり立ち寄ることができます。
ミルフォードサウンドでは、ほとんどの観光客がクルーズ船を利用します。というのも、道路の終着点はフィヨルドの奥地であり、クルーズ船のみでしか海洋まで出れないからです。
クルーズ船からは、1000mを超す山々が海に切り立っている光景や大小さまざまな滝を見ることができます。また運が良ければ、イルカやアザラシなど野生動物に出会うこともできます。まさに圧巻の景色です。
星空もきれい!
この地域は大きな町が多くなく、明かりが少ないため、星空観察に適している地域でもあります。西海岸地域にあるので、雨の日が多く晴れる日は少ないのですが、晴れた日には天の川もくっきりと見えるくらい、星空が綺麗です!
私のInstagramでは、テ・アナウ(Te Anau)郊外で撮った星空写真を投稿しています↓
本当に星が降ってきそうな夜で、息を吞む光景でした!
まとめ
「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」は、南島西海岸地域に位置し雨の多いエリア。その雨が森を育み、南島では最も緑に覆われているエリアの1つになっています。
世界遺産ということもあり、多くの観光客が世界中からやってきます。私もその一人です笑。また訪れたい地域の1つです!
ありのままの自然が残る南島西海岸地域
こんにちは、Yujunです。
今回は、ニュージーランド南島西海岸地域について紹介します。
西海岸地域は大きな都市が全くない
クライストチャーチやダニーデンなど大きな都市がある南島東海岸地域に比べて、西海岸地域は都市はそれほど多くなく、最大の都市「グレイマウス(Graymouth)」でも人口1万人足らずです。
また、東海岸とはサザンアルプスの山々によって隔てられ、東海岸から西海岸地域にアクセスする道路も主に4つくらいしかなく、ニュージーランドでもアクセスしにくいエリアとなっています。
しかしながら、都市が少ないことやニュージーランドでも最も雨量の多い地域であることから、ありのままの自然が多く残されています。また、世界自然遺産に登録されているエリアも多いです。
サザンアルプスの山々がとてもきれい
西海岸地域は雨量が多いことから、森林が多く、どこを見渡しても緑に溢れています。ちなみに東海岸地域は雨量が少ないことや開拓の影響で乾燥しているエリアが多く、スプリンクラーを用いて作物栽培している所が多いです。また、ほとんどの山も家畜の放牧のために開拓され、森林はほとんどなく、草原地帯になっています。
その点からも、東海岸地域と西海岸地域では、景観が全く異なります。個人的には、ありのままの自然が残る西海岸地域が好きです。
この地域は晴れることは少ないのですが、晴れた日にはサザンアルプスの山々が望め、氷河を抱いたマウントクック(ニュージーランド最高峰の山)も見ることができます。
また、世界的に有名な「ミルフォードサウンド(Milford Sound)」も西海岸地域にあります。こちらも世界遺産に登録されていて、景色が圧巻です。
まとめ
なかなかアクセスのしにくい南島西海岸地域。しかし、そこにはありのままの自然が残り、世界遺産に登録されているエリアも多いです。とても景色がきれいなので、またドライブしに行きたいと思います。
南島最大の都市「クライストチャーチ」~大地震からの復興~
こんにちは、Yujunです。
今回は、ニュージーランド南島最大の都市「クライストチャーチ」について紹介します。
意外と現代風の都市
「クライストチャーチ(Christchurch)」は、ニュージーランド南島で最も大きい都市で人口は約40万人と、ニュージーランド全体でも三番目に大きい都市です。地方としてはカンタベリー地方に属します。ちなみにこの「カンタベリー(Canterbury)」は、イギリスの街の一都市でもあります。
ガイドブックには、クライストチャーチは「イギリス以外で最もイギリスらしい街」とよく書かれています。
しかし、実際に現地に行ってみると、確かにイギリスらしい街並みが見られるものの、ガラス張りの建物が多くモダンな街並み、という風にも感じました。
また、他の南島の街と違うところは、街中に坂がないことです。南島の多くの街は、山や丘が多く、それに伴い坂が多いです。一方でクライストチャーチは、街全体がフラットで、坂が全くと言っていいほど見当たりません。
カンタベリー地震
クライストチャーチが、モダンな街であることの大きな要因として、2011年に起こった「カンタベリー地震」があげられます。
この地震は、東日本大震災の前、2011年2月22日にクライストチャーチ近郊でマグニチュード6.1の地震が発生し、クライストチャーチで多くの建物が倒壊しました。
特に街のシンボルであった大聖堂の尖塔が崩壊したことは、市民にとって大きな衝撃でした。
さらに日本人も多数この地震に巻き込まれ、28名亡くなっており、ニュージーランド国民以外で最も多くの犠牲者を出しました。
当時、日本でも大きく報道されていたことを覚えています。しかし、そのすぐ後に東日本大震災が起こり、日本中が混乱に陥りました。私は当時、東北地方の太平洋側に住んでいたので、今までの人生で最も衝撃的で混乱したときでした。
この年は、ニュージーランドと日本で大地震が立て続けに起こった年でした。
地震からの復興
さて、クライストチャーチの現況について述べると、地震からの復興が現在進行形で進んでいます。多くの建物が修復や解体・再建済みですが、街のいたる所で工事が行われており、いまだに更地のままの所や地震当時のままの所もあります。
街のシンボルであった大聖堂は、囲いで覆われ、地震当時のままで残っています。
再建された建物の多くは、ガラス張りのビルやスタイリッシュな建物として建て替えられています。これがモダンな街並みになっている一因だと思います。
個人的には、ガイドブックでよく書かれている「イギリス以外で最もイギリスらしい街」という要素はあまり感じないものの、地震前はそうであったのかなと思っています。実際、南島の他の街、ダニーデンやオアマルなどのほうが、イギリスらしさ・ヨーロッパらしさを感じます。
しかし、建物の再建はまだまだ続いているので、これからの復興に期待したいと思います。
まとめ
ニュージーランド南島最大の都市「クライストチャーチ」は、2011年の大地震で大きな被害を受け、建物の再建が続いています。大地震からの復興はまだ道半ば、といった感じですが、営業を再開した建物も多く、十分に街中観光を楽しむことができました。
これからの復興を楽しみにしたいと思います。
東海岸の街「ティマル(Timaru)」
こんにちは、Yujunです。
今回は、ニュージーランド南島東海岸の街「ティマル(Timaru)」について紹介します。
カンタベリー地方で2番目に大きい都市!
「ティマル(Timaru)」は、ニュージーランド南島東海岸の街の1つで、クライストチャーチから車で約2時間の所に位置しています。カンタベリー地方の南にある街で、この地方では2番目に大きい都市となっています。と言っても人口2万人ほどですが、コンパクトに都市機能が集まっていて、気軽に散策できます。
また、国道1号線沿いに位置し、港湾都市として発達してきたことから、貨物列車や貨物船が行き交う街でもあります。
ちなみに、前回の記事で紹介した「オアマル(Oamaru)」は、海岸沿いに車で約1時間ほど。
↓こちらの記事で詳しく書いています↓
歴史的建造物がいたる所に!
街中が非常にコンパクトなので、歴史的建造物がいたる所にあります。
ゴシック建築の教会や白い建物、また街並みも整っていて綺麗です!
街中であればだいたい1時間あれば、散策できてしまいます。そのため、ドライブの休憩で立ち寄るのがいいかもしれませんね。
東海岸の都市は、ほどよい距離間隔で都市があるので、ドライブの休憩ポイントとして、これらの都市はちょうどいいのかもしれません。
まとめ
今回は「ティマル(Timaru)」を紹介しました。
前回の記事で紹介した「オアマル(Oamaru)」と名前が似ているのですが、属している地方が違い、それぞれカンタベリー地方とオタゴ地方です。
どちらも、歴史的建造物が集まるとても素敵な街です。
南島東海岸のドライブで訪れたい都市の一つです。
東海岸の街「オアマル(Oamaru)」 ~ギリシャにいるような風景~
こんにちは、Yujunです。
今回はニュージーランド南島東海岸の街、「オアマル(Oamaru)」について紹介します。
良質な石灰岩の産地
オアマル(Oamaru)はニュージーランド南島のオタゴ地方に属し、この地方の中心都市「ダニーデン(Dunedin)」から車で約2時間の所にあります。ダニーデンからクライストチャーチを結ぶ国道1号線沿いにあり、東海岸の街の一つです。
良質な石灰岩(オアマルストーン)の産地として知られ、ニュージーランド各地の建造物にも使われています。ダニーデンの建造物に使われている石の多くは、オアマル産と言われています。
このオアマルから車で約1時間の所には、「エレファントロック」があり、様々な形をした奇岩が見られます。また、鯨の化石を観察できる場所もあります。
まるでギリシャの風景
石の産地であることから、街のいたる所に「オアマルストーン」を使った建物が見られます。この石は「ホワイトストーン」とも呼ばれ、どの建物も石の白さが際立ち、まるでギリシャにいるような風景です。
特に観光案内所「アイサイト」周辺エリアは、歴史的建造物が集まり、街並みがとてもきれいです!
ニュージーランドにいることを忘れさせる、圧巻の光景です!とてもおしゃれな町です。
ちなみに、オアマルから車で約1時間の所には、「ティマル(Timaru)」という街があり、こちらも素敵な街です。
↓こちらの記事で詳しく書いています↓
まとめ
東海岸の街「オアマル(Oamaru)」には、たくさんの歴史的建造物が集まり、街並みがきれいです。国道1号線沿いにあることから、ドライブの休憩で立ち寄る人もいるようです。
時期がよければ、ペンギンも見られるようです。次回はペンギンも見てみたいです^^
「世界一星空が美しい!」~テカポでのおすすめ3選~
こんにちは、Yujunです。
今回は「世界一星空が美しい」と言われている、ニュージーランド南島「テカポ(Tekapo)」のおすすめスポットを紹介します。
人気の観光地「テカポ」
テカポは「世界一星空が美しい」と言われている場所であり、世界中から美しい星空を求めて、多くの観光客が来ます。
場所は南島のほぼ中央にあり、クイーンズタウンからは車で約4時間、クライストチャーチからも約4~5時間の距離にあります。
1.まず湖岸散策
町は「テカポ湖」に面し、サザンアルプスの山々が望めます。
この湖は氷河の溶け水が源流になっているので、色がミルキーブルーです。
近隣の湖「プカキ湖」も同様です。
↓こちらの記事で詳しく書いています↓
また、湖岸沿いにはガイドブックにもよく登場する、「よき羊飼いの教会」があります。ここはテカポで一番の人気スポットなので、観光客が絶えず来ます。
2.ハイキング
テカポの街から気軽に行けるハイキングコースとして、マウント・ジョーン(Mt.John)があります。標高は1000mほどで、約40分で頂上に着きます。
ちなみに車でも頂上までアクセスできます。
頂上にはカンタベリー大学の天文観測所があり、天体望遠鏡を収納したドームがいくつもあります。またカフェもあり、気軽に休むことができます。
3.やっぱり星空観察!
最後のおすすめは、やはり「星空観測」!
このテカポがある地域は、ニュージーランドでも晴れる確率の高い地域であり、さらに人工の明かりが少ないことから、星空観測に最適な場所となっています。
星空観測のツアーも開催されているようです。
「世界一星空が美しい」ということだけあり、晴れた夜の星空はものすごく綺麗です!
まとめ
綺麗な星空を求めて、世界中から観光客が集まるテカポ。
また機会があれば、星空観測&撮影に行きたいと思います。
ニュージーランド最初の大学「オタゴ大学」
こんにちは、Yujunです。
今回はニュージーランドで最初に設立された大学について紹介します。
「オタゴ大学」は最も古い大学
ニュージーランドで最初に設立された大学は、オークランドでもウェリントンでもなく、南島のダニーデンにあります。その名は「オタゴ大学」で、ダニーデンがオタゴ地方の中心都市であることから来ています。
学生数は2万人ほどで、ダニーデンの人口の15%程度を占めます。
また、ニュージーランドで人気のある大学でもあり、ニュージーランド各地から学生が多く集まります。世界各国からも留学生が集まり、特にヨーロッパ圏からの留学生が多いです。
今年で創立150年!!
創立は1869年で、今年で創立150周年を迎えます。そのため、様々な式典やイベントが催される予定です。6月には記念の花火も打ち上がるようです。
また、ダニーデン市内の街路にも150周年の旗が掲げられています。
まとめ
ニュージーランドで最初に設立された大学は、オークランドかウェリントンにあると思っていましたが、意外にも南島のダニーデンにありました。
今年は創立150周年を迎え、様々なイベントが予定されているので楽しみです。
学園都市「ダニーデン(Dunedin)」~スコットランドの雰囲気が残る街~
こんにちは、Yujunです。
今回は「ダニーデン(Dunedin)」について紹介します。
オタゴ地方の中心都市
「ダニーデン(Dunedin)」は、南島のリゾート地クイーンズタウンから車で約4時間の所にあり、南島東海岸の街です。人口は12万人ほどと、ニュージーランドでは5番目に多く、南島ではクライストチャーチに次いで2番目です。
また、オタゴ地方では最も大きい都市で、この地方の中心都市となっています。
南島はゴールドラッシュに沸いた町が多く、ダニーデンは港湾都市として発達してきた歴史があります。
学生の町
街中を歩いていると、多くの学生を見かけます。
ダニーデンにはオタゴ男子高校や女子高校、オタゴ大学などあります。
特にオタゴ大学は、ニュージーランド最初の大学として設立された大学で、生徒数は2万人ほどとダニーデンの人口の15%程度を占めます。
ちなみに今年は設立150周年を迎え、記念行事が行われる予定です。
スコットランドの雰囲気がある街並み
ダニーデンは、スコットランド人が入植して作られた街ということもあり、スコットランド(イギリスの一地方)の雰囲気が漂う街です。
ダニーデンの名前の由来も、スコットランドの中心都市「エディンバラ(Edinburgh)」から来ていると言われています。「南のエディンバラ」とも称されています。
↓夜景もすごく綺麗です!↓
フランス人やベルギー人などの友達が、「ダニーデンの街並みはヨーロッパだ」って言うほど、ニュージーランドで一番ヨーロッパらしい街並みでもあるかもしれません。
私はヨーロッパにまだ行ったことがないので、実際どうなのか分かりませんが、この街に来てみて、本家(スコットランド)に行ってみたい、と思うようになりました。
まとめ
ダニーデンは、他のニュージーランドの都市とは違った雰囲気を持つ街です。観光都市であるわけではないので、ガイドブックに載ってなかったり、情報が少なかったりしますが、見所満載です。
ニュージーランドの中でお気に入りの都市の一つです。
海外で使えるSNSアプリ3選!!
こんにちは、Yujunです。
今回は「海外で使えるSNSアプリ3選!!」を紹介します。
個人的な見解であるので、実数値とは違うかもしれません。ご了承ください。
- まずは「WhatsApp」
- 「Facebook」も利用者多い!
- 「Instagram」は海外でも人気!
- 番外編1:日本人やっぱり「LINE」、タイ人もよく使う
- 番外編2:中国人は圧倒的に「Wechat」
- まとめ
まずは「WhatsApp」
「WhatsApp」はヨーロッパ圏を中心にブラジルやコロンビア等の南アメリカなど、世界中の多くの国で使われています。
機能としては、電話、チャット、ステイタスがあります。基本的に連絡を取る手段として使われます。
自分も日本にいたときはこのアプリを持っていなかったので、ニュージーランドに来てからダウンロードしました。海外の友達とはよくこの「WhatsApp」を使って連絡を取っています。
「Facebook」も利用者多い!
日本でも使っている方いると思います。「Facebook」も利用者の多いアプリです。ただ、海外(ニュージーランドだけかもしれませんが…)では、少し使い方が異なります。
ただ単に投稿するだけでなく、物の売買や家のレント(借りること)、ライドシェア(相乗り)の募集、仕事の紹介など使用法が多岐に渡っています。これらも個人のやり取りになるので、使い方には注意が必要です。
また、Facebookのメッセージアプリ「Messanger」は、主に連絡手段として用いられ、こちらも使用者が多いです。
私は海外の友達とは、先ほど紹介した「WhatsApp」と「Messanger」でだいたい連絡を取っています。
「Instagram」は海外でも人気!
日本でも人気のある「Instagram」、海外でも人気あります。写真投稿がメインですが、メッセージ機能もあります。
いわゆる「インスタ映え」を狙って、写真を撮っている人も見かけます。
番外編1:日本人やっぱり「LINE」、タイ人もよく使う
日本人は基本的に「LINE」を使う人が多いです。特に若い人はほとんど持っているように思います。
また、意外だったのはタイ人も普通に「LINE」アプリを持っていることです。なので、タイ人の友達とは基本的には、「LINE」でやり取りしてます。英語で連絡取りあうので、少し違和感ありますし、たまにタイ語のスタンプ送られてきます。笑
番外編2:中国人は圧倒的に「Wechat」
「Wechat」は中国人なら誰でも持っていると言っても過言ではないでしょう。
これは中国国内で海外のSNSアプリが使えないということに加えて、「Wechat」があれば、どの店でも決済できるという便利さもあるでしょう。
↓こちらの記事で中国のキャッシュレス社会について書いています↓
私が中国人の友達と連絡取りあうときは、このアプリを使います。
ちなみに台湾人で、このアプリを持っている人をほとんど見かけたことがありません。代わりに、「LINE」を持っている人が多いような気がします。
まとめ
数年前に初海外(オーストラリア)行く前まで、海外の友達とも「LINE」で連絡取りあえる、と普通に思っていました。日本で全く使ったことのないアプリを、海外に来てからダウンロードし、友達に使い方を教えてもらったこともありました。
ニュージーランド公用語「マオリ語」は日本語??
こんにちは、Yujunです。
今回はニュージーランド公用語の一つ「マオリ語」について紹介します。
マオリ語とは?
ニュージーランドでは、英語、マオリ語、そして手話が公用語となっています。マオリ語は、先住民族「マオリ」によって話されている言葉です。
ヨーロッパ人がニュージーランドに入植する以前から住んでおり、祖先はポリネシア人と言われています。
マオリで伝統的な踊り「ハカ(Haka)」は、ニュージーランドのラグビー代表チーム「オールブラックス」でも用いられており、国際試合の試合開始前に迫力ある演技で観客を魅了します。
今年のラグビーワールドカップは日本で行われるので、日本でも「ハカ」を見る機会があると思います。
マオリ語は日本語に似ている?
自分自身では全然気がつかなかったのですが、「マオリ語って日本語に似てるよね!?」とよく海外の友達に言われます。特に日本アニメをよく見ている友達に。笑
そこで、少し意識してマオリ語を見てみると(ニュージーランドではマオリ語の地名が多い)、確かにそう言われるのもうなずけます。
例えば、「Wanaka」や「Oamaru」、「Te Anau」などはマオリ語から名付けられた地名ですが、どれもローマ字読みすることが出来ます。それぞれ「ワナカ」、「オアマル」、「テ・アナウ」です。
ちなみに「オアマル(Oamaru)」は石灰岩(白い石)の産地として有名で、街並みがとてもきれいです。
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基本的に子音が連続することがなく、子音と母音の組み合わせで表記できる、というのが日本語と似てる要素かもしれません。英語では子音続きの単語、例えば「through」「Autumn」など、日本人にとって発音の難しい単語がたくさんあります。
その点、マオリ語は基本的にローマ字読みできるので発音は簡単です。海外の友達にとっては、このローマ字読みが難しいようです。
なかなかおもしろい違いだな~と思いました。
まとめ
ニュージーランドにいればマオリ語を目にする機会は多いのですが、まさか日本語に似ているとは思っていませんでした。
今年はラグビーワールドカップが日本であるので、ニュージーランドチーム「オールブラックス」のハカを見る機会が日本でもあります。楽しみですね。