末吉という名のもとに
三が日から少しずらして、大宮の一宮氷川神社に供養詣りに、有ちゃんを伴い二人で向かうのも8回目。
生前は家族4人で、人でごった返している中を初詣に向かっていたのですけど、事後からは主人も長女も一度も此処を訪れようとしません。
各々の想いがあるので、無理強いせずに今年も私と有ちゃんだけです。
そして引いたおみくじは【末吉】でした。
人生の『末』が『吉』であるならば、末広がり的な意味でそれに越したことはないじゃないか、なんて、渋い顔して内容を読んでみると、
『病』…思いの外長引くが後々回復すべし。
『方角』…南西の方よし。
『待ち人』…来る。
『家造り、引っ越し』…よし。
『縁談、祝い事』…共によし。
『旅行』…よし。
『勝負事』…十たび、十度勝つべし。
『失せ物』…忘れし頃に出る。
『学問』…心まめに努めれば叶う。
『お産』…安産となるべし。
ん ?
全然良いじゃないですか。
………十たび十度勝つって(初にやり)
私の中の『末吉イメージ』が変わるのを感じながら、引いたおみくじを結び付けていると、横に居たカップルが何やら言い争っているのです。
👂️
A:え〜〜もぉ〜ヤダァ〜〜
B:ブーブー🐷言わなんし、『凶』を引いたからって暴れないでください。
凶・・・(;´Д`) 初 苦笑い。
そして、ブーブー🐷
※亡き子 有ちゃんのサブキャラシンボルはブタ(厳密に言えばモノクロブーというキャラクター集めをしていた)なので、横で聞いていた私は微妙にほっこりとしたわけです。
日差しがぽかぽかして、風のないあたたかな日でした。
休憩所のベンチで甘酒をいただき、氷川神社から2キロ(一駅ほどの距離が)さいたま新都心まで続く参道をウォーキングしながら帰る道で、ふと目にした喫茶店の屋根に噴きました🗻。
Σ(゚∀゚ノ)ノ 初笑い
こんなの此処にあったっけ?
モダンな感じの老舗珈琲店に………。
(シンボルサイン、ウケる☆☆☆)
てか、さすが有ちゃん、永遠のお笑い担当ですね。
8年前のお詣りで、『平』を引いて不安を煽った私に対して、笑いに持っていけなかった彼女は、もうきっと本来の有ちゃんではないメンタル具合だったのでしょう。
毎年のように思い出してグダグダな懺悔を続けてきていたように思いますが、持たせてあげたかった『幸守り』を迷わず選んで、帰宅後お仏壇に供えました。
嬉しく思ったのかな?(有ちゃんは)
その翌日、あの子の部屋の本棚に並べて収納していたお絵描き帳の中から、一冊だけ床に落ちていました。
ニャンズの仕業かもしれません。
わからないですけど、拾い上げて開けて見てみると、ポピーと名付けていたモノクロブーの鉛筆画が出てきたのです。
🎨/有希
(私の知らないえんぴつ画)
ですが、なにこれ。
数年前に供養の一環で私が描いた➡モノクロブーのポピーと、タッチまでそっくりじゃないですか!
こんな似たもの親子ですが、1月12日から事後9年目を親子二人羽織で(いやそれ違うだろ)二人三脚の如く歩み始めたところです。
✨️📷✨️ありがとうございます<(_ _)>
有希14歳、校外学習中の真面目な姿をチラリ。
中学生になってからは写真に撮られるのを嫌がった彼女が、真剣な表情でデジカメ撮影しようとしているものは一体なんだろう。。
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