印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

英語版のYouTube動画を公開しました!!

八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

ニューヨークからご来店のお客様

2024年04月19日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先日、ニューヨークから日本に観光に見えて、当店にご来店のお客様がありました。お会いしてすぐは「中国語は話せないからどうしようか。」と思っていたら英語も話せるとのこと、私の方は片言の英語で接客しました。台湾ご出身で今はニューヨークに在住なさるご夫婦でした。

 ご来店のきっかけは当店の日本語版ホームページでした。Google Chrome(グーグル クローム)に付いているホームページの翻訳機能を使って、当店の日本語版を英語版に変えてご覧になったようです。話しているうちにスマホを取り出して「このはんこが欲しい。」とおっしゃり、「どこか他店のページを出しているのかな。」と思ってよく見たら商品写真の中に竹の物差しが載っていて、「これは当店のページだ。」と分かりました。

 印材(印鑑の材料)の色指定、直径のサイズ指定など、日本人のお客様以上のお好みとこだわりがあるニューヨーカーのお客様でした。ご来店日の2日後には帰りの飛行機に乗るスケジュールと聞き、翌日にお渡しできるようにお作りさせていただきました。姓とお名前の順番など、日本人的にお名前(ファーストネーム)を姓の後に配置するなど、日本文化的な方法をお好みになる方でした。フルネームをひらがな表記にして縦書きに作りました。

 当店のホームページは、ご来店目的でなく、カートを付けてご自宅からでもオーダーが可能のように3年前に作り変えましたが、今回のようにページを見てご来店、の流れはとてもありがたく思いました。



▲楽善堂のカート付きのページ(日本語)を英語版に翻訳したものです。





▲元の日本語版です。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

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縦書きゴム印、アポストロフィーの位置

2024年03月22日 | ゴム印(ラバースタンプ)
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先日いただいたご注文で、縦書きのゴム印(ラバースタンプ)にアポストロフィーが入るものがありました。同じ文字内容で横版のご注文もありました。アポストロフィーは、中学の英語学習で習った懐かしい単語ですが、
Tom’s book にあるTomの右上の「’」のことです。

 新しく会社を起こした時に、同じ文字内容(社名、住所、電話など)をお客様から横版、縦版でいただくことは、ままあります。横版の内容を縦版に変える時は、
数字:123⇒一 二 三
階数表示:1F 2F ⇒1F 2F(これを、このまま縦書き) Fとのバランスで漢字には変換しない。
メールアドレス(あまり無いが):文末が下に来るようにして、そのまま横書き。名刺で縦組みの場合も同じです。
 こんな方法で対応しています。

 今回のアポストロフィーに関しては、メールアドレスの表記と同じにしようと考えましたが、すぐあとはabc 表記でなくカタカナでした。○○’sビル のような表記です。ネットで調べて、下記のようにしました。ゴム印のメーカーさんには、位置を細かにお願いしたら指示通りに作ってくれました。



▲アポストロフィーの位置は、Mの右上でなく、Sの左上 が妥当のようです。
本来はどっちの文字にも属するものではないと思いますが。


▲縦書きのゴム印のサンプルです。住所でマンションの部屋番などは、
漢字表記にしています。



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同じ文字が3本の印鑑に入るご注文

2024年03月02日 | 印鑑の文字
 先月、一人のお客様から3本の印鑑のご注文をいただき、同じ文字が3本ともに入っていました。
書体は3本とも行書体でした。詳しくは分かりませんが、私の勝手な想像では、3人の女の子さんが居て
一緒にプレゼントなさる、こんな状況かと思いました。
 印影(印鑑の押し型)も個人情報なので、お客様にお納めした印影は開示できないので、このブログ専用に
「美」の文字を入れた作品を作ってみました。お客様の仕事は「美」の文字ではありません。
ご覧下さると幸いです。行書の場合、楷書に近く作るか、草書寄りに作るかで、文字の雰囲気を変えられます。



▲楷書に近い作風の行書、「美」です。




▲一般的な行書「美」です。




▲草書に近く書いてみました。
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43年使った道具にお別れ

2024年02月03日 | 徒然(つれづれ)なるままに・・・
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 印鑑を彫る時に使う道具で、巻き皮という物があり43年間使ってきましたが、いよいよ年季が来て切れそうになりました。問屋にお願いしたらすぐに営業の人が持って来ました。価格は税別で1000円でした。普段取り寄せる印材とは違うので価格は完全に忘れていました。

印材(印鑑の材料)は小さいものなので道具に挟んでから彫ります。2種類あり

1.ハサミ木 (円形の印鑑や正方形の角印の場合、一辺18ミリ以内の場合に使う)

2.巻き竹 (角印で一辺21ミリ以上、または円形でも直径21ミリ以上の場合に使う)

通常の仕事では、1.ハサミ木でほとんどが対応可能です。時々、正方形の角印で一辺が21ミリ以上あると、ハサミ木では留められなくなり、巻き竹を使います。この時に印材の側面に巻き皮をまず巻いておいて、それから巻き竹に入れて留めます。巻き皮があるのでしっかりと固定ができます。

 新しい巻き皮は、伸縮性もあり印材になじんでくっつくようでした。職人として、多くの道具、工具は大切にしてきました。しっかりとした道具のあるお陰できちんと仕事ができるからです。今回、古い巻き皮は処分せざるを得ませんが、「43年の長い間、ありがとう。」と言ってあげたいと思います。



▲手前が新しい巻き皮、奥が古い巻き皮です。その向こう側は巻き竹といって巻き皮を巻き付けた印鑑を留めるものです。



▲左側は新しい巻き皮を巻いて留めた角印、右側は直径11ミリの印鑑を留めたハサミ木です。





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辰(竜)をデザインした印鑑

2024年01月07日 | 印鑑関連商品
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて125年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。今年は辰年です。辰(竜、たつ、りゅう)にちなんだ印鑑のご紹介をしたいと思いました。

 象牙の印材(印鑑の材料)の側面に、竜の彫刻があります。竜の顔は印材の上方を睨(にら)んでいます。口には五色の玉をくわえています。玉に色は付いていませんが、由来は『竹取物語』で、かぐや姫が大伴御行(おおとものみゆき)に「取って来たら結婚してあげる。」と言った玉です。

 この象牙印材の直径は15ミリあり、実印、またはやや大きめの銀行印にお薦めの大きさです。当店では、高級の印材に見合った印鑑ケースをお付けしています。この象牙印材には、ワニ革ケース、または、オーストリッチケースをお選びいただきます。お値段は定価、64,500円(税込、彫刻料金、印鑑ケース代金、送料込)です。今回、特別価格で、1月31日(水)まで、59,500円にお値引きさせていただきます。ご注文時は、文字デザインもご相談に乗り、彫る前に印稿(仕上がりのラフデザイン)を起こしてお客様にご覧いただいております。お気軽にお問合せ下さい。竜が天に昇り上がるように、お客様の運気が上昇することを祈って、ご提供させていただきます。



▲竜の彫刻が施されています。このアングルから見ると竜の顔がよく分かります。
 お値段は、ケース付きで59,500(税込)、1月31日までの特価です。



▲印鑑ケースに収納されている状態です。ケースを開けた時に竜の顔が上になるようにします。押捺する時は
 捺す人の方に竜の顔が来るような位置に文字を彫ります。



▲印鑑ケースです。上からオーストリッチ革(薄茶色)、ワニ革(黒色)、ワニ革(茶色)です。




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1辺45ミリの角印を彫る ー 刻字でUSAを有恵須栄に漢字変換ー

2023年04月09日 | 印鑑リフォーム
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先月、1辺が45ミリある正方形の印鑑、角印の注文をいただきました。他に、1辺36ミリ、30ミリ、27ミリ、とありました。お客様は、全てアメリカからの方で3名様、空手の先生です。当店の近くに空手の道場があり、創立80周年の記念式典が八王子のホテルであり、そのために日本にお見えになりました。アメリカでは注文するお店を無いので、日本に来た機会にお見えになりました。1人のお客様は、アメリカ、ニューヨークで中国人のはんこ屋さんにお願いしたが、素材が石で重いので、「軽い木製にして下さい。」のご指定がありました。

 今まで、1辺が36ミリまでの角印は彫ったことがありましたが、45ミリは初めてでした。このお客様は、本当はもっと大きな1辺が60ミリを作りたかったようでした。在庫には1辺60ミリの角印がなく、問屋からの取り寄せだと、帰りの飛行機の日にちが間に合いませんでした。

 角印に彫る文字は、「英語表記を漢字表記に変えて彫って下さい。」でした。空手道場で師範から生徒に渡す免許状に押捺するそうです。免許状の用紙が大きいので、角印の大きさも大きいものを望まれました。刻字の文字の最後にUSA(ユーエスエイ)が入る角印があり、この漢字変換は、「有恵須栄・ゆうえすえい」にしました。縦書きにして、有の左下、須の左下に漢文のレ点を打てば、「恵有りてすべからく栄ゆべし。」と読み下せます。仕上がり時に、このお客様には意味も説明致しました。

 英文を漢字に変換する仕事を時々受注しますが、近い音の漢字を捜して次には、同じ音ならば意味の良い漢字を当てるようにしております。ちなみに、木製(本つげ材)で1辺45ミリの角印のお値段は、53,800円(6文字までの彫刻で税込)になります。



▲下段が1辺45ミリの角印の印影見本です。上段は36ミリ角印です。
 通常、会社の角印は1辺、21ミリまたは24ミリ位が一般的な寸法です。



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国宝『金印』展 山梨県立博物館

2023年03月11日 | 印鑑の歴史
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 今日、3月11日(土)から、『印章 刻まれてきた歴史と文化』展が、山梨県立博物館で始まりました。目玉となる展示は、国宝の『金印』です。刻字は3行で「漢委奴國王(かんのわのなのこくおう)」。篆書体(てんしょたい)の白文(はくぶん・文字を残すのでなく文字だけを彫る)で彫ってあります。純金製で上部には蛇の形をした鈕(ちゅう、「つまみ」)があります。西暦57年、日本がまだ弥生時代と呼ばれていた頃、現在の福岡県春日市にあったとされる奴国(なこく)王の使節団が大陸の超大国『漢』に向かって出航、当時の漢の光武帝から、奴国(なこく)王に対して、与えられたとされています。

 今回、福岡市博物館に所蔵のこの金印を、山梨県で初公開致します。3月21日(火・祝)までは、オリジナルの本物を展示、以降、会期中の5月8日(月)までは、複製(東京国立博物館 蔵)を展示します。

 その他の展示としては、武田信虎朱印状、甲州商家の店印、高芙蓉(こうふよう・江戸時代、甲斐の国出身の篆刻家)の作品などがあります。詳しくは下記、山梨県立博物館のページをご参照下さい。この展示で「はんこ不要論」を市民の皆さんが考え直していただくこと切に願います。

山梨県立博物館http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_tenjiannai_22tokubetsu003.html




▲金印展のチラシです。山梨の大手問屋さんが送って来てくれました。





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背ワニ革の印鑑ケース

2023年03月04日 | 印鑑関連商品
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 先日、印鑑ケースで背ワニ革製(下段に写真)をご注文のお客様がありました。オーダーで一点物です。中に収納する印鑑が、太い、細いで2本あり、2カ所の収納くぼみが必要でした。この2本の印鑑よりも1本だけで大きな直径の印鑑が収納できる金枠を使って、メーカーに作ってもらいました。

 印鑑ケースにも外側の革により、ランクがありお安い方からだと、合成皮革、牛革、トカゲ革、腹ワニ革、背ワニ革となります。他にも印伝(鹿革)、オーストリッチ革などもあります。今回は、お客様から「背ワニ革を使って」とのご希望でした。

 同じ、背ワニ革でも、「縦取り」「横取り」とあり、ワニの革の部分でどの位置を取るか、で縦と横が出てきます。「縦取り」の方がやや、お値段はお高くなります。「縦取り」のなかではさらに「頭(かしら)付き」があり、これはワニの首の後ろ部分、縦長にやや盛り上がった革のあるケースです。別途、3,300円、お高くなります。

 当店では、多くの種類の印鑑ケースを置いてあります。また、このお客様のように特注サイズのご希望にも対応しております。お気軽にお問合せ下さい。



▲背ワニ革印鑑ケースです。中に入れる印鑑のサイズによりお値段は変わりますが、
  直径15ミリ・長さ60ミリの場合で 縦取り 19,800円(税込)  横取り 18,700円(税込)です。



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黒肉と朱肉

2023年01月21日 | 印鑑関連商品
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 今日は黒肉(こくにく)をご紹介させていただきます。朱肉はもう皆さん、だれもがご存じですが、黒肉は聞いたこともないし、見たこともない、という方も多いと思います。江戸時代の古文書を博物館で見たことのある方は、ご記憶にあるかもしれません、当時の庶民は朱肉を使うことが許されていませんでした。公家や限られた武士たちだけが朱肉を使っていました。明治以降、だれでも朱肉を使うようになり、黒肉の需要は減っていきました。

 シャチハタのカタログが新しく出ました。2023-2024年用です。ここには黒肉の商品の記載はなく、補充用の黒インクのみが出ていました。電話でシャチハタ社に問い合わせたら、在庫にあるだけでこれからは生産しないとのことでした。朱肉の専門メーカー、(株)丸山工業の缶入り黒肉はまだあります。

 今後の黒肉の使用用途ですが、印鑑の書体により、勘亭流文字、寄席文字、相撲文字などは、本来、黒の墨で書くので、印影も黒で押捺するのも、粋な使い方かな、と思います。



▲上は黒肉、下は朱肉です。両方ともシャチハタ社製品です。黒肉は専用のパッケージがなく朱肉のパッケージの
 右上に黒のシールが貼ってあります。お値段、930円(税込)です。






▲上は黒肉で捺した印影、下は朱肉で捺しました。当店、楽善堂で領収書用に使っている印で、
草書で「楽善堂印」と彫ってあります。






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カート付きの新ホームページ

2022年12月17日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて123年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 めっきり寒くなりました。今日は当店の新ホームページのご紹介です。今までは広く取り扱い商品、全般の紹介のページでしたが、個人用の印鑑はカートからオーダーができるようにしました。「今更ですか?」とご批判をいただきそうですが、店主の考えとしては、ご来店目的のホームページにしておいて、ご来店なさったお客様と、対面でゆっくりお客様のご希望を伺い、その後に店主からご提案をして行きたい、そんな考えがありました。

 コロナ禍もあり、ご来店のお客様も減少傾向になりました。「お客様がご自宅に居ながら、店は対面販売と同じレベルの販売をしたい。」と思いました。カートでの販売方法の特徴は下記の点です。
1. 彫刻する前に、お客様が選んだ印材(印鑑の材料)と印鑑ケースを写真に撮り、メールで送る。印鑑ケースも店頭と同様にお選びいただける。
2. 印稿(仕上がりのラフデザイン)も一緒にメールで送る。⇒OKのお返事をいただいてから彫る。
3. 電話で印鑑無料相談を行なっている。電話 042-622-1976
4. 印鑑の書体は23種類、印材の種類は22種類あり。

★銀行印・仕事印のカートページ、実印のカートページとあります。まず、書体から決めて次に印材、印鑑ケースの順でお選びいただいております。

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           作品例の一つです。

▲朱文、白文混合体の作風です。本つげ印材の小判型でケース付き、8800円(税込)です。






▲長方形の中に勘亭流の文字を入れました。本つげ印材でケース付き、13500円(税込)です





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