老化を防ぐには、この3つを避けよう
本日は、老化しやすい3点についてお伝えしていきたいと思います。
年齢を重ねていくと少しずつ感じるのが老化です。
誰しもが若い健康な状態のまま過ごしていきたいと思っていることでしょう。
健康になるためには、運動やストレスを避けるなどの対策を思いつくかもしれません。
しかし、老化を防ぐとなると途端に何をしたらよいのか、迷ってしまうのではないでしょうか。
結局、よくわからず不安を抱えたまま日常を送っているかもしれません。
そこで、老化の主原因を3つお伝えします。
・糖質
・高温調理の食品
・紫外線
この3つを避けるようにするだけで、老化を防ぐことができます。
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高温調理した食品
ファーストフードに注意
コンビニでつい買ってしまうもの
コンビニでつい買ってしまうもの
注意した方がよい食品
紫外線
実は強い!?6月の紫外線
紫外線対策
糖質
糖質の取り過ぎ
見落としがちな缶コーヒー
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高温調理した食品
高温調理した食材は、老化物質であるAGEを大量に含んでいます。
AGEとは、たんぱく質や脂肪にブドウ糖が結合するとできる物質です。AGEは体の老化、シワやシミ、がん、心筋梗塞、脳卒中、アルツハイマー病、骨粗鬆症、高血圧、糖尿病などの病気の原因となります。
老化物質であるAGEは食品に高い熱を加えることで、大量にできます。
肉や魚を「揚げる」・「焼く」などの調理により、生の10倍以上のAGEができるのです。
ファーストフードに注意
ファーストフードのハンバーガー店の○○セットには注意しましょう。
理由は、AGEを多く含んだ食品が多いからです。
ハンバーグ、フライドポテト、フライドチキンにはAGEが大量に入っています。さらに、甘い飲み物も頼んでいるようなら、老化物質はさらに増えてしまいます。
なんとなく体に悪いと思っていたとしても、つい食べてしまうのがファーストフードです。
不思議な魅力があるというか、中毒性があるというか、食べずにはいられなくなってしまいます。
それもそのはず、実は中毒性があるのです。
ファーストフードの多くは、人間が自然界で摂取しにくい塩分、糖質、脂肪を使って商品を提供しています。
これらは、生きるのに必要であり、自然界では手に入れることができないものです。
そのため、見つけたら絶対に摂取しなければならないと頭は認識しています。手にするたび、ドーパミンという快楽物質が、脳内で大量にでます。
すると気分が上がり、また食べたいという気持ちがわいてきます。
このように、食べたいと感じて、実際に食べて気分が上がるということを繰り返していくと中毒になってしまいます。
老化する可能性があり、中毒性のあるファーストフードは可能な限り避けた方がよさそうです。
コンビニでつい買ってしまうもの
コンビニのレジ横に置いてある商品には注意しましょう。
私もつい買ってしまいがちなのですが、からあげクンや唐揚げ棒など、揚げ物関係です。
揚げ物関係は高温調理します。そのため、老化物質であるAGEが多く含まれています。
お店の人に勧められるとつい買いがちですが、控えるようにしましょう。
注意した方がよい食品
AGE(老化物質)が多くなる調理法をご紹介します。
番号が若い順に、AGEが多くなります。
- 揚げる(AGE多い)
- 焼く
- 蒸す
- 煮る
- 生(AGE少ない)
高温調理によりAGEが増加します。
できる限り、生の状態で食べることで、老化しにくくなります。
老化物質のAGEを多く含む食品一覧。
・フランクフルト
・ベーコン
・ビーフステーキ
・チキンカツ
・チキンナゲット
・フライドポテト
・ポテトチップス
このあたりは特にAGEが多いので、できる限り避けましょう。
紫外線
紫外線を浴びると皮膚にAGEが増えてしまいます。
皮膚にAGEがたまると、肌上層部の柔軟性も失われてしまうのです。シワ、たるみ、シミ、そばかすの原因にもなるので、注意しましょう。
紫外線は季節により照射量が異なります。
日差しの強さ、日照時間からも予想できるかと思いますが、夏場が多く冬場は少ない傾向にあります。
研究では、冬場の微量な紫外線でも、肌に影響があるとされています。
一年を通して注意していく必要がありそうですね。
実は強い!?6月の紫外線
7月、8月の紫外線が最も多く強いです。
6月は雨や曇りといった日差しが少ない印象です。
実際、紫外線量から考えると7月、8月に比べて少ないです。
しかし、紫外線の強さだけで考えると、7月・8月とほとんど変わりありません。
そのため、6月に関しても十分に紫外線の対策が必要だと思われます。
紫外線対策
- 日焼け止めを塗る。
男女ともに、一番やりやすい方法かと思います。
服装などに関係なく、どんな時でも日焼け止めであれば塗ることができます。
敏感肌の方は、デリケート用の日焼け止めを試してみましょう。
- 昼の外出を控える。
紫外線が最も強くなる時間帯は、正午前後です。
太陽が最も高くなる時間帯が紫外線量もピークになるようです。
ランチタイムのため、外出を避けるのは難しいでしょうが、多少ピークの時間を割けてみるのはいかがでしょうか。
また、外出時はなるべく日陰を歩きましょう。
- 衣服に気をつける。
長袖シャツなどできるだけ、肌を覆う生地のものを選ぶようにしましょう。
少しでも、皮膚に到達する紫外線量を減らせるように工夫してみてください。
- 日傘を差す。
最近は男性でも日傘が流行っているようです。
熱中症対策にもなり、さしていると涼しいです。
日傘以外にも、帽子をかるのも効果的です。
少しつばの広めの帽子を選びましょう。
- サングラスをかける。
紫外線は目からも吸収されます。
日焼け止めクリームや衣服でも防ぎきれないところです。
仕事中は難しくても、休日などはサングラスをかけてみてはいかがでしょう。
糖質
糖質の取り過ぎ
老化物質のAGEは、糖質とたんぱく質の結合によって、最終的に発生する物質です。
体の外から入ってくるものもあれば、体内で作られるものもあります。
体内で、AGEの産生を防ぐには、原因であるたんぱく質や糖質を制限すればいいのです。
しかし、たんぱく質は体のほとんどに必要な物質です。血液、髪、骨、皮膚、ホルモンなど全てたんぱく質でできています。
そのため、たんぱく質ではなく、糖質をコントロールする必要があります。
そもそも、現代人は糖質を取り過ぎています。
コンビニには、いつでもケーキ、シュークリームなどの甘い物が販売されています。
少し前までなら、甘い物を買わなかった男性も、甘い物好きが増えてきています。スイーツ男子という言葉が流行ったくらいです。
食べ物だけではなく、ジュースなどにも砂糖が入っています。
清涼飲料水、コーラなどの炭酸飲料にはかなりの糖分が入っています。
糖質を制限することで、体内での老化物質の産生を減らすことができます。
糖質の取り過ぎは、疲労感、イライラ、ストレス、太りやすくなるなどの弊害も起こります。
少しずつでも良いので、減らすようにしていきましょう。
見落としがちな缶コーヒー
甘いジュースは飲まないし、ケーキも食べる機会ないから問題ない。
自分は平気だと思っているサラリーマン多いと思います。
実は、そんな男性サラリーマンにも要注意な飲み物があります。
毎朝気合いを入れるために、飲んでいる缶コーヒーです。
ブラックのコーヒーは問題ないのですが、甘くしてあるコーヒーは要注意です。
コーヒーの苦さで隠れていますが、約10gの大量の砂糖が入っています。
WHO(世界保健機関)では、1日あたりの砂糖摂取は25g程度までが望ましいとされています。缶コーヒー1杯だけでも、1日の砂糖摂取の半分程度を占めてしまいます。
いかに大量の砂糖が入っているかおわかりいただけたでしょうか。
ちなみに、微糖なら問題ないと思われがちですが、こちらにも大量の砂糖が入っています。
約7gです。こちらも十分に砂糖が入っています。
缶コーヒーを購入する際は、ぜひ砂糖の摂取についても気をつけてみてください。
まとめ
老化物質のAGEをなるべく取らないような生活を心がけましょう。
AGEは高温調理のものに多く含まれています。油で揚げるような食品を控え、生で食べられるものを増やしていきましょう。
糖質もAGEを増やす要因なので、できるだけ避けていきましょう。無理な糖質制限をする必要はありませんが、現代人が取り過ぎている砂糖を避けるようにしましょう。
また、紫外線も老化の原因です。肌の柔軟性を損ねないように、しっかりと対策をしていきましょう。