そういえば、今年の冬はまだ牡蠣をしっかりと食べていませんでした。ココイチのカキフライカレーを食べたぐらいです。
僕は牡蠣がかなり好きで、近年はほぼ毎年のように何らかの形で牡蠣を満喫しています。徳島の鳴門では牡蠣小屋で牡蠣の食べ放題を満喫し、宮城では南三陸の生ガキを買って酒盛りをしたものです。
とはいえ、現在住んでいる名古屋ではなかなか殻付きの牡蠣なんて手に入らないし、ましてや一人暮らしの部屋で炭火焼なんかできるはずもなく「今年は牡蠣はお預けかぁ～」なんて思っていたのですが…
チャンスはどこから転がってくるかわからないものですね。行きつけのショッピングモールで買い物をしていたとき、僕は非常に気になるチラシを見かけたのでした。
なになに？「出張カキ小屋 名古屋に参上！！牡蠣奉行」だって？
どうやら、牡蠣小屋のイベントが開催されるようです。しかも提供されるのは宮城の牡蠣なのだとか。
さらに…
しかも開催場所「アピタ千代田橋店」って！ここじゃん！
会場はなんと、行きつけのショッピングモールこと、千種区千代田橋のアピタ千代田橋店だったのです。いやぁ、アピタ千代田橋店は正直回り尽くして、味がしなくなるぐらい噛みしめたというのに、まさかここにきてこんな大ネタが見つかるとは思いませんでしたよ！
大好きな牡蠣を味わうべく、僕はイベント開催日の3月1日に、再びアピタ千代田橋店へと向かったのでした！
宮城の牡蠣が1kg660円！
わたしも牡蠣楽しみです。
あっ、あれが牡蠣小屋じゃないかな！？
本当ですね。本格的です！
というわけでやってきた2024年3月1日。早速、アピタ千代田橋店へ行ってみると、店舗の出来町通に面した側の入り口に、牡蠣奉行のテントができていたのでした。
システムとしては前払い制となっています。焼いて食べる牡蠣やオプションの魚介類等を最初に購入してから、席に持って行って食べます。なお、料金には席代の390円も含まれています（未就学児は無料）。
特筆すべきは、1人前の牡蠣（ざる1盛り、約1kg）が、通常価格1320円から半額の660円に値引きされていることです！
これでお得に食べられますね。
これで他の単品海産物を足せるな！！
とことん相容れませんね！
オプションとしてはホタテやホッケ等の牡蠣以外の魚介類に、豚串や牛タン串等の肉類といった、網で焼けるものが揃っています。また、枝豆やフライドポテトといったおつまみ類も揃っています。
さらに、会計レジではカキご飯、カキフライ、カキ汁といった牡蠣料理三銃士も注文できてしまいます（各390円）。
まあ注文するよね。
せっかく牡蠣が半額でお得だったのに…
なお、ドリンクは全て有料です。無料のお冷はありません（水が欲しいときは200円のミネラルウォーターを注文します）。
思うままに注文した牡蠣たちを、早速席で焼いていきます！
ご飯、汁、フライ、そして焼き… 旬の牡蠣を満喫！
網の上に牡蠣と、一緒に注文したホッケ（590円）を乗せ、炭火で焼いていきます。
卓上に牡蠣の焼き方の説明があるので、初めてでも美味しく焼き上げることが可能です。
おっと。蓋をするのを忘れていたよ… アッチチ！
落ち着きがないですね！！
牡蠣が焼きあがるまでは手持無沙汰なので、一緒に注文した牡蠣料理三銃士を一つずつ味わっていくことにしました。
こちらはカキご飯です。炊き込みご飯に牡蠣が3粒乗っています。
ああ、牡蠣旨っ！
焼けるのがますます楽しみになりましたね。
炊かれた牡蠣がプリプリで、複雑な旨味が染み出しています。牡蠣の旨味も炊き込みご飯に広がっています。牡蠣が焼けるまでの間を繋ぐには丁度良いですね。食べれば食べるほど、焼き牡蠣が焼けるのが楽しみになります。炊かれた牡蠣は旨味が周りのご飯に出ちゃっているので、ジューシーさという観点では物足りないのです…！
こちらはカキ汁です。
うん！いつも食べる家の味噌汁の味だ！
身も蓋もないことを言わないでください！わたしもちょっと思いましたけど！
こちらはちょっと… いや、かなり残念でした。というのも、普通の出汁入り味噌と、乾燥「みそ汁の具」で作ったごく普通の味噌汁に、茹でた牡蠣を入れただけの一品だったんですよね… 美味しくはあるけれど、もっと牡蠣の旨味が汁にたっぷり出ていて欲しかったです！
……とはいえ、牡蠣の身を齧りながら汁を啜ると複雑な旨味になって最高でした。ひょっとすると、僕がいつも作る普通の味噌汁にも、時々奮発して牡蠣やカニの足なんかを入れてみたら贅沢なご褒美メニューになるかもしれません！？気付きを得られましたよ！
最後にカキフライを頂きます。
やっぱり揚げたてはいいなぁ！
まろやかさとほろ苦さの絶妙なバランスが良いですね。
やはり揚げたては美味しいですね！衣の部分が少し厚めなので、ゆえに衣を噛んで破った後にとろりと現れる牡蠣と出会うと感動が大きいです。牡蠣のほろ苦さとまろやかさのバランスが良好です。タルタルソースをかけて食べるのが好きです！
牡蠣料理三銃士（僕が勝手に言ってるだけです）を食べれば食べるほど、焼きあがった牡蠣への思いが膨らみます！
タイマーが鳴り、所定の焼き時間が過ぎたので、牡蠣を取り出します。
身には良い具合に火が通っています！熱々のうちに頂くことにしましょう！
うまーい！！！
焼き牡蠣はジューシーさが違いますね！
いやぁ。これまで食べてきたものは全部この瞬間のための前振りでしたよ。焼き牡蠣は程よく海の味を纏い、旨い汁をはちきれんばかりに内に蓄えており、噛みしめると旨味が爆発します！卓上のポン酢をかけると後味が爽やかになりますね。
ジューシーさが、ここまでに食べてきたカキご飯やカキ汁の牡蠣とは桁違いです。宮城の牡蠣の実力を、改めて思い知りました！
一緒に焼いた北海道産のホッケも、脂ノリノリで非常に旨かったです。
では、次の牡蠣を焼きますよ。
で、ここから6分待つの？こっそり生で食べない？
加熱用だから絶対にダメです！！
出張カキ小屋 牡蠣奉行 まとめ
2024年3月1日から31日までの期間、千種区千代田橋のアピタ千代田橋店に「出張カキ小屋 牡蠣奉行」が出店しています。牡蠣や、牡蠣以外の魚介類、肉類、おつまみが数多く揃っており、それを席で炭火焼にして頂きます。
牡蠣奉行は東日本大震災で風評被害を受けてしまった、宮城の美味しい牡蠣を世の中の多くの人に食べてもらいたいという思いから生まれた取り組みです。現在も宮城産を中心とした産地直送の牡蠣を提供しており、各地で好評を博しているとのことです。
炭火焼にした宮城の牡蠣はとてもジューシーで美味しかったです！
料金に一人当たり席料390円が含まれる点と、ドリンクが全て有料で無料のお冷が無い点にはご注意ください。
なお、2024年3月3日現在、愛知県内ではアピタ千代田橋店以外にも、極楽湯豊橋店にて牡蠣奉行の出張カキ小屋イベントが開催されています。
それにしても、牡蠣1kgって思ったより少なかった…
少ないもなにも、牡蠣の重さってほとんど牡蠣殻じゃないですか？
確かに！！
アピタ千代田橋店
愛知県名古屋市千種区千代田橋2丁目1-1
牡蠣奉行営業時間：11:00～21:00
出張カキ小屋 牡蠣奉行のWebサイトはこちら↓
知多半島の浜焼きバーベキュー「魚太郎本店 浜焼きバーベキュー」の紹介記事はこちら↓
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