そえだ信「君に、最大公約数のテンプレを」第69話「墜落させてみた」 臼月トウコ、好調です!! | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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そえだ信「君に、最大公約数のテンプレを」、6月27日「69 墜落させてみた」が公開されています。

 

『魔物の足元、崖っ縁の地面が崩壊したのだ。

 がらがらと岩や土が崩れ、巨体がそこに呑まれていく。

 たちまち、すべてが一体となって、谷底へと転がり落ちる。

「おおお!」

「やったーー!」

 悲鳴が、歓声に変わった。』

 

ハックが収納のスキルを応用した新技(?)で、「魔物」を谷底に落し、これで一件落着に見えたのですが・・・

 

リラックスしかけた兵士達にまた恐怖が襲いかかります。

 

崖をよじ登ってくる巨大な魔物。

トーシャの剣も全く歯が立ちません。

 

『何にせよ、矢も石もほぼ傷一つ与えることができていないのだ。

 魔物の全身は鱗に覆われている。あの鱗の固さに、矢も石も剣も通用しないと断じるしかない。

――このままではやはり、ジリ貧だ。』

 

どうする? ハック。

 

 

 

 

 

 

そえだ信「臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい」
「掃除機探偵の推理と冒険」に続きこちらもよろしくお願いします。

4編の倒叙ミステリーからなる連作中短編集。ユニークなキャラクターが魅力的です!

 

ツイッターに感想がよせられています!

 

「そえだ信「臼月トウコは援護りたい」面白かった。 被疑者の無実を証明しようと証言を剃ればするほど、被疑者のアリバイを崩していくキャラクターにまつわる、すっきりするミステリ短編集!」

 

「掃除機探偵面白かったので購入。 完璧なアリバイを用意して犯行に及んだ犯人たち。雇ったばかりの臼月トウコの援護によって追い込まれていく連作倒叙ミステリ。 風変わりのキャラと独創的なトリックの面白さが際立っていて、楽しめました。」

 

「「臼月トウコは擁護りたい」、読了!倒叙モノの醍醐味の一つに犯人の焦燥感があると思うのですが、本作はこれが思う存分に楽しめて良いですね。使えないバイトとして犯人の目の前に出現する上に、自分の犯罪の弱点はきっちり刺してきて、クビだ!!!にいたる様式美が好き。ドラマにも向くのでは?」

 

「『臼月トウコは擁護りたい』読んだぜ。 北海道(主に札幌)を舞台にした連作倒叙。犯人が上手く警察の追及を避けられたかな、ってところにふらりと「そうですよーこの人が犯人なワケないじゃないですかー」と加勢しに来たかと思ったらスーパー余計なことを言って急転直下事件を解決しちゃう臼月さんは」

 

 

こちらで第一話全文無料で読めます。

 

 

 

 

 

 

臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい

二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ

 

 

 

文庫版「掃除機探偵の推理と冒険」発売中

 

 

 

 

 

掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA)

刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先

 

 

解説者は、辻真先さん。とても素敵な解説でした。ぜひご一読下さい。

 

 

 

 

 

そえだ信、いよいよ国際的作家に?(笑)

 

タイの次は、台湾、でした。