ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサン ヘンデル作曲 オラトリオ「メサイア」 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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今日はちょっと前に見つけたヘンデルの「メサイア」を聴くことにしました。ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサンの演奏で1994年に録音された物だそうです。

 

ウィリアム・クリスティ、レザール・フロリサンの演奏についてはこのブログでも以前何回か取り上げたことがあります。

 

 

しっかりと鍛えられた器楽、コーラスのアンサンブル、自然に流れる音楽。そこから紡ぎ出される細やかな音のドラマ。今日聴いた「メサイア」も正しくそんな音楽でした。重苦しいところは全くなく、押しつけがましさも感じさせない音楽。そしてそんな演奏から聞こえてくる音の表情の豊かさ! 刻々と移り変わりいつの間にか心の襞にまで染みこんでくるようです。本当に気持ちの良い音楽でした。

 

こちらからウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサンによるヘンデル作曲 オラトリオ「メサイア」全曲お聴きになれます。

 

「ウィリアム・リンカーン・クリスティ(William Lincoln Christie, 1944年12月19日 - )は、アメリカ合衆国出身のチェンバロ奏者、指揮者。

ニューヨーク州バッファロー生まれ。建築家の息子である彼は、13歳から18歳まで母親の指揮する声楽の小アンサンブルに参加していた。両親にピアノと歌を習わせてもらっていたが、祖母の影響でフランスのバロック音楽(フランス語版)に興味を持つようになった。きっかけはフランソワ・クープランのオルガン作品のディスクだった。また、幼少期には両親と一緒にヨーロッパ諸国を旅行したこともある。当初ウィリアムは医者になろうと考えていた。しかし、次第に美術に惹かれていき、1962年にハーバード大学に入学して美術史を修めた後、1966年に卒業した。一方でチェンバロに情熱を燃やした。ウィリアム・クリスティはイェール大学で勉強を続け、1966年から1970年にかけてラルフ・カークパトリックにこの楽器を師事、ケネス・ギルバートがそれに続いた。ベトナム戦争のために陸軍に入隊する事なく、1968年には予備役の訓練プログラムに参加しなければならなかった。ダートマス大学で教鞭をとる事になったが、1970年5月4日のケント州立大学銃撃事件で状況は一変した。ユネスコ音楽大使ジョン・エバーツの推薦でアメリカを離れ、BBC交響楽団に入団。 1970年代に活動拠点をヨーロッパに移した。ルネ・ヤーコプスのコンチェルト・ヴォーカレのコンティヌオ奏者を務めた。1979年にはフランスで創設した声楽・器楽アンサンブル レザール・フロリサンを率い、それまで上演機会の無かったフランスのバロック・オペラを優れた演奏で復活させた。 ヘンデルやモーツァルトもレパートリーに含まれている。」(Wikipedia ウィリアム・クリスティ より )

「レザール・フロリサン(フランス語: Les Arts Florissants)は、フランスで活動する古楽器オーケストラ及び合唱団である。
1979年にウィリアム・クリスティにより設立。楽団の名称はマルカントワーヌ・シャルパンティエのオペラ『花咲ける芸術』から命名された。レパートリーは17~18世紀のフランスを中心としたバロック音楽だが、近年はモーツァルトまで活動範囲を広げている。
代表的なレコーディングには、エラート・レーベルにシャルパンティエやラモー、パーセルの作品集、ヘンデルのオペラ、モーツァルトのオペラやレクイエムなどがある。」(Wikipedia レザール・フロリサン より )

 

 

 

Handel: Messiah

ハルモニア・ムンディが1994年に録音したヘンデルの『メサイア』の復刻版。ソリストはソプラノのサンドリーヌ・ピアウとバーバラ・シュリック、アルトのアンドレアス・ショル、テノールのマーク・パドモア、バスのネイサン・バーグ。発売と同時にグラモフォン誌は、クリスティの『メサイア』を「勝利だ......最初から最後まで聴き手を釘付けにする」と称賛した。

 

 

 

 

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不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?

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「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。

 

 

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ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!

貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。

 

 

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