ハーブリース
ワークショップ開催します
7月10日（日）
13：00～14：00
フラワーボードアレンジ
夏休み親子で楽しむ1日講座
京都新聞文化センター様にて
7月30日（土）
10：00～12：00
毎週月曜は旬のお花と
私のその花にまつわるエピソードを
ご紹介している『ヒナタノ花ノハナシ』
今回はその25
『トルコキキョウ』
ぷりぷりヒラヒラで
バラと間違われたりすることもある
ボリュームのあるかわいい花です。
一年を通して出回っていますが、
実は旬は夏。
今日はこの「トルコキキョウ」のお話です。
花屋時代、毎日のように触っていて
とっっってもお世話になった花の一つ。
ブライダルの現場では
会場装花やウェディングブーケでも
よく使いました。
ウェディングブーケ。
時代によっても流行りが移り変わります。
大きなブーケが人気になったり
今ならドライフラワーの
ブーケなんかも人気ですが…
私がいつも心がけていたことは
《新婦様が一番引き立つように》
作るということ。
これは、昔勤めていた花屋で
大大上司（男性）が、
ご自身の娘さん用のブーケを作成されたのを
見た時、さらにこの想いが深くなりました。
当時、私が勤めていた
ハウスウェディング施設で
娘さんが挙式を挙げられることになり、
ブーケが配達されてきました。
違う店舗だったので
その上司が作成された作品を見ることは
ほとんどなかったのですが、
そのブーケは
小柄な娘さんに合わせた
とても小ぶりなオーバルブーケでした。
白のトルコキキョウと
少しのスプレーバラと
利休草というグリーン。
3種だけを使った
シンプルで、本数も吟味された
完璧な引き算ブーケでした。
シンプルなのに
とーっても優しい、やわらかいブーケ。
奇をてらわず、
本来の目的を忘れず…
他のスタッフたちと
「はーーー…ここを目指したいな…」
と静かに感動しながら眺めていたのを
覚えています。
ウェディングブーケは、
所詮、添え物です。
新婦様が一番素敵に見えること。
それを忘れてはいけない、と改めて感じました。
目に焼き付いているブーケ。
ずっと目指したいと思う
一番心に残っているウェディングブーケです。
今日はそんなトルコキキョウを
ご紹介しました。
色は
白やグリーン、
クリーム色、
アプリコット色、
ピンク、紫…等々
沢山あります。
一輪のサイズもぷりっと大きなものから
小ぶりなものまで。
鮮度の見分けかたは、花の下の方。
少ししぼみ気味で
細くなっているものは日にちが経っています。
大きな輪のものなら一本でも
充分な華やかさがある「トルコキキョウ」
ぜひ楽しんでみてくださいね
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