今回初めて、鳥取にある十万寺城を訪れてみました。
かわいらしい模擬天守で有名な羽衣石城。
その南に、スーパー地形で見るとあり得ない広大な扁平区画。
それが十万寺城。

南麓の道の終点付近に車を停めて登ります。
しばらく車が通れるような(軽トラかな)道をひたすら歩きます。
やがて車道も終点になりますが、しっかり登山道はあるので歩きます。途中「ギャゴール」?の水という場所も通ります。
看板があります。ありがたいです。
ちなみにこの看板の左隣にあるまっすぐな道を歩いていけばOKです(自分は勘違いしてこの左真横の藪を最初突入してしまいましたw)
しばらく道を行くとまた看板。大変ありがたいです。
ここら辺も道がしっかりあり綺麗です。
虎ロープまであります。感謝です。
ふもとから約30分。突然、今までの道から違和感を感じるほどの広い空間が現れます。
左上を登っていくと主郭です。
先ほどの曲輪を右奥にいき、主郭を回り込んで撮影。
巨大切岸。あの上を土塁が走っています。
土塁。
土塁!土塁!土塁!
大きな土塁が囲んでいます。
鳥取城を攻める際に築かれた「太閤ケ原」は野球ができそうな広さでした。ここは野球は少し微妙ですが、キャッチボールは余裕でできそうな広さで、土塁とかの雰囲気は非常に似ている気がします。あくまで物的証拠のない個人の感想です。
それほどの驚きでした。
調査等で何か様々わかってほしいと思います。
保護シートの個所をよけながら無心で歩き、ひたすら撮ります。デカい。
諸々了解を得ていましたのでドローンも地表面、上空撮っています。
動画近々作りますので待っててください。
デカいす。
南側の高台(櫓台とかかな)に行くところにはしっかり堀切。
西側の広い扁平区画に向かう途中に広大なゆるーい空間。
勝手な妄想ですが何百の兵たちが飯食ってる様子を浮かべてました(笑)そのくらいの広さです。
ここはほんと広い。
実際、国史跡に向けて動いているとのお話もちらほら聞いています。
今後が楽しみです。
ログを載せました。
赤線は城郭放浪記さんのログです。毎回登城の目安になるのでありがたいです。さすがにその通りの場所全部には行っていません。。。。
ちなみに写真載せそびれましたが、日本海の絶景が見れます。
下山は20分くらいで降りれました。終盤が少しきついですが、個人的には羽衣石城の長階段よりも全然楽に感じました(この後いったのですがむちゃくちゃきつかった!)
素晴らしい城跡で様々な妄想にひたれるのではないかと思います。おすすめです。