オープン戦総括

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

3月24日でオープン戦は終了、皆さん29日の開幕を待つばかりです。
オープン戦は試合数最多の中日が20試合、西武は13試合で最少です。

オープン戦優勝は10勝5敗5分けの中日と10勝5敗2分けのソフトバンクが同率で優勝です。
ヤクルトは10勝6敗1分けでなんと3位でした。最後の西武との3連戦で3連勝したことが大きかったようです。

ヤクルトのチーム打率は.230で6位。1位はオリックスの.257。
チーム防御率は2.95で7位。1位は中日の1.97。
チーム本塁打は9本で4位。1位はソフトバンクの18本。
失策は5失策で何と12球団最少失策でした。
盗塁数は11盗塁で5位。1位はDeNAの24盗塁です。
本塁打他の数字は試合数が大きく違うためあくまで参考成績です。
ということで失策数が最小だったということは驚くべき数字ですがその他のチーム成績は平凡です。
10勝中4試合が1点差勝ち、という本番に残しておきたいようなきわどい勝利を拾っていることも一因です。

特に中継ぎ陣の奮闘が顕著でした。エスパーダ5登板・大西5登板・嘉弥真7登板・木沢7登板・清水6登板・田口3登板・沼田2登板・山本3登板で皆さん自責点0.00です。
逆に先発陣では石川が2登板で7.71。小澤が3登板で3.27。サイスニードが3登板で6.23。松本が2登板で15.75。山野が1登板で9.00と少ない登板数のため1試合滅多打ちに合うとびっくりするような防御率になってしまいます。

打線では肝心の村上が.286、2本塁打、7打点となかなか去年のリベンジとはいかない内容でした。特に一流投手が出てくるときりきり舞い、という感じです。開幕以降胴調子を上げていくかが今期のヤクルトの命運を左右します。
もう一人、今年の塩見はやってくれそうです。当初侍ジャパンに入って何かおかしくしたかさっぱりでしたが、オープン戦後半で調子を上げてきました。
昨年3割を打って存在感を増したサンタナがオープン戦では今一今二でした。4年目で外国人選手の賞味期限切れになっていないか心配です。

捕手では中村がしばしばリタイアし、内山が復帰の目途が立たない今、いっそのこと高卒ドラ4でファームで大暴れの鈴木叶をリード面では目をつぶって大抜擢する、なんてことは高津監督はしないでしょうな。続く捕手が松本直と西田ではかなり見劣りがします。

山田が今のところ順調なのは良いのですが、ショートの長岡が打撃は変わらず今一で、キャンプで絶賛売り出し中だった武岡は実戦に入ると尻すぼみです。

新規加入組では西川(.273、1本塁打、2打点)と北村拓(.296、5打点)がまずまず。増田はちょっと一軍レベルではないような。
嘉弥真投手は大当たりになりそうです。宮川投手はボーダーです。
新外国人選手ではエスパーダが中継ぎ合格。ヤフーレは開幕ローテに入るようですがどこまで行けるか、です。
昨年途中加入のロドリゲスもどんなものやら、先発で使ってみてからです。
青木・赤羽・川端も元気です。
昨年に続き宮本丈はオープン戦13打数ノーヒットの野手では唯一人.000で終わりました(打数の少ない野手は除く)この選手どうなんでしょう。春先は2軍スタートの方がよさそうです。

ということでまずまずの成績でオープン戦を終えましたが、ヤ戦病院入院患者てんこ盛りでした。
この一因は高津監督が掲げた「一年を通じて怪我無くプレーできる肉体作り」のためにキャンプで選手を結構走らせたことによるのではないかと。練習場わきの階段を往復させたり、全力ダッシュを何度もやらせたり、ひ弱な?ヤクルト選手たちはこの反動で結構下半身の故障なんてことになったのではと思います。
昭和の根性野球は今は通じません。ちゃんとしたスポーツトレーナー?か何かを入れて科学的に肉体を鍛える必要があると思います。コーチ陣も理論的に選手を育成する人財が求められているかと思います。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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