高橋くん頑張る! 11月11日CSヤクルト―巨人

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日のCSファイナルステージ第2戦ははっきり分が悪いと思っていました。
巨人はヤクルトの天敵というか球界の大エース菅野が先発で、ヤクルトは今年小ブレークしたとはいえ
まだまだ不安定なところのある高橋圭二でした。
唯一チャンスと言えば菅野の中4日登板(前回は対阪神7回98球、無失点の力投)からくる疲労がどうかという点でした。

高橋は1回の立ち上がりは前日の奥川とは違い、1被安打・2与四球で2アウト満塁に追い込まれました。
ここで中島を三振に打ち取って「今年の高橋くん」に戻りました。
結局高橋は6回、102球を投げ、2被安打、3四球で8奪三振、無失点の上出来のQSでした。

一方の菅野です。初回はあっという間の三者凡退で、「今日も菅野は手強い」と思わせましたが、
2回からはもうお疲れモードです。
2回は1アウト満塁から西浦が「最低限の仕事」の犠牲フライで先制。
3回4回は先頭打者が二塁打で出塁も得点につなげられず、菅野も必至の防戦、5回は三者凡退で
1-0というしびれる流れでした。
その重苦しい展開の中で6回まで巨人を0封した高橋投手グレート!です。

6回についに1-0の均衡が破れます。
この回巨人の守備にもほころびが出ます。村上の左中間を襲う鋭いゴロをスライディングしたウィーラーが打球を
捕球できず、二塁打。その後のサンタナのショートゴロを坂本がファーストベースから少し逸れる送球、
ファースト中嶋は足を延ばせばベースにタッチできていた程度の送球の逸れなのにベースを離れて、追いタッチも
不発、結果坂本にエラーが付きました。
不思議なのは坂本も菅野もなぜかニコニコしていることです。
菅野のニコニコはその後も止まらず、2アウトから西浦を申告敬遠、2アウト満塁で代打の切り札川端に
最後は力尽きたかのような押し出し四球でした。ここで完全にプッツンした菅野は続く塩見に走者一掃の
三塁打を打たれ終戦です。
坂本や菅野の笑みはギブアップの苦笑だったのでは。

ペナント終盤に大失速しながらもファーストステージで阪神を破ったところまででした。
二冠王4番の岡本がCSは不出場、菅野は中4日で酷使され、原大監督は留任と、中田翔入団以来
チームの結束が壊れてしまったとしか思えない、2戦連続の完封負けです。

今日はヤクルトは原樹理、巨人はメルセデスが先発予定です。
興行的には6戦目までもつれた方が成功なのでしょうが、どうも今日で決まってしまいそうです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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