剛柔流空手の基本動作の勉強です。私の中での剛柔流空手です。アメンバー記事以外は、初歩的な当たり前の事柄かと思いますが参考になる方も居られるかと思いますので記事に残します。※ここでは全日本空手道連盟剛柔会の思考を優先致します。
雑談です・・・年配の先生は、若い先生と比べて、動きが俊敏でない場合もあり小学生や中学生から見るとそんなに上手でないように見えるかもしれませんが・・・それは大きな勘違いです。スポーツ空手で無い空手は、ヤバいですよ~。にほんブログ村
アメーバー限定にしようかと思いましたが・・こちらに書きます。大人でも行っているのが左足を軸に左に向いて三戦立ちで間違いではありませんが。。。最近は殆どの選手がこうなっています。右腰が円を描くような感じ???将来的は、こちらが正しくなるかもしれませんが・・・ちょっとイメージが違うかな・・・・イメージは丹田を少し前に出してから両足を使って転身が本来の転身かと思います。三戦の転身の同様で、片足を軸にして回ることは無いかと思います。好みでよろしいのですが、剛柔流は見た目だけ真似をしても、重厚感が出ないのは、基本思想から所々他の流派の動きになったり、一般的な体操の動きになっている為だと思ってください。分解によっては、様々な状況があるかと思いますが片足を軸にくるっと回るのでは無い事だけは記憶に留めてください。ここだけ押さえても、形の重みが変わってくるかと思います。様々な形で同様な感じで「体操」になっているところが目立つ子供がいますが小学生低学年では、余り問題視されないで良い結果を得るかもしれませんが・・段々勝てなくなったら、今回の話を思い出して初心に戻ってください。しかしながら、道場の先生の指導に従ってください。
幼稚園や小学生で初めて空手を習う時は、中々難しいかもしれませんが、とりあえず足幅だけは気を付けて見てあげてください。白い足が「結び立ち」で黒い足が「平行立ち」です。結び立ちの時に、踵を軽く引っ付けた状態で、踵を支点に両足の親指付近との角度が約90°(直角)に大体なるように、身に着けてください。90°が守られていると、平行立ちになった時に自分が一番動きやすい足幅になります。大体相手と対峙する時に最初に行う「構え」になります。前にも書きましたが、平行立ちの際には、両足の外側が平行になるようにすれば、ちょっと両足を締めた感じとなるかと思います。そして、もっと締めが必要な場面に三戦立ちに変化するような感じかと思います。三戦立ちの自分の立ち方も、平行立ちの立幅が基本となりますが、あくまでも標準(基本)なので、戦いの中で変化するのは問題ありません。空手の習いたての時期は、基本の立ち方を、足元を見なくても出来るように練習してみてください。
剛柔流空手道の形の練習突きや蹴りや受けの技の組み合わせや対処例の練習ですが形の始まりと終わりに「礼」がある場合は、その間は連動連続の戦いの場であることを承知頂ければと思います。それは、撃砕第一も第二も同様で、初心者用の形と言われておりますが、剛柔流の形には違いありませんので、命を懸けるつもりで戦って頂ければと思います。三戦と同様に、始まってから、終わるまで、技が途切れず連携する必要があります。先生に静止するように言われている場所は、見かけ上静止しているように見えるだけで体が完全停止(静止)するという訳ではありません。戦いの場で静止は「負け=死」につながりますので、所謂「静止」はあり得ません。相手を注視して残心している際も、呼吸もしますし、体は常時膨らんで、締まっていますし足の裏は、地面と自分の重みのせめぎあいを致します。息を吸っている際も、技を繰り出す場合も多いのが剛柔ですので、「隙」を見せないように撃砕を打つ際も、技の間で「ブチブチに切れない」ようにして頂ければ撃砕が十三手に見栄えで勝つことは、難しい話ではありません。にほんブログ村空手ランキング
初心者の剛柔流空手道の技の鍛錬について突きや蹴りを早くするための突き蹴りの練習は重要ですがスピードを速くするのと、技を早くするのはイメージがちょっと違ってきます。パーツのスピードを速くしても技の起こりが早くないと根本的な対策にはならないかと思います。技の起こりは、体の芯の移動が如何にうまく行えるかかと思います。末端(腕や足)は芯の連動の中の最終の作用点であって技全体の早さの一部分であって、本体の技の上に乗っかっているような感じかと思います。この起こりをもっと気にかけて頂ければ突きや蹴りが相手に判りにくい状態に近づくだけでなく、自分の体の抵抗の大部分が消えるので、技の発しが非常に楽に感じるかと思います。自分の中の抵抗をまだ気づいていない方は、道場の先生に再度確認頂き技の出発点の抵抗を消去して頂ければと思います。にほんブログ村空手ランキング
剛柔流空手の組手の練習現在の組手は殺し合いではないので楽しくポイントを取り合えばよいかと思います。しかし、そこは剛柔流ですので多少は剛柔の匂いが出るような組手をして頂ければ有難いです。※組手を見てもどこの流派か判らないように段々なっている?小さい子供に頑張って欲しいのはポイントを取りに行った直後に攻撃が終わった途端に綺麗に下がる(止める)ことです。審判の静止があれば止めるのは判りますが静止がないのに自分から下がる(止める)ことはどうかと思います。折角、相手の懐まで入ったのであれば、もう一歩相手に自分の体で押し込み、相手が我慢できずに下がるようにもっと前へ攻めて頂きたく思います。自分から相手に間合いを作るようなことは避けた方が将来高校生になって、下がり癖がつくかと思います。幸い、相手からの攻撃は限定されており、相手の両手を不能にすれば、相手と(瞬間的に)密着してもポイントを取られることは無いかと思います。ちょっと思考に入れて頂ければと思います。にほんブログ村空手ランキング
剛柔流空手道の形の練習小さいお子様でも筋肉に力を入れてカチカチにすることと力を入れないでだらんとすることは、自分でも理解できることかと思います。力を抜くということは、自然の流れの力を借りるという事で重力やら遠心力やら相手の力やらを借りて威力やスピードを倍増する方法です。また、柔軟性も備えているので、柔らかいということは、固いものを巻き込んで包んでしまいます。年を取ってくると、筋肉では若い人に劣る部分が出てきますが鍛錬する事で、若いパワーやスピードを巻き込んでしまいその力を利用して相手を制することが可能になります。年を取るほど(鍛錬を重ねるほど)強くなる可能性が高いのが剛柔流空手かと思います。力を抜くためには、自分に余裕が生まれないと無理です。余裕は、心もそうですが、体を含む経験にある自信かと思われます。(カッコだけ真似して力を抜いても効果は少なく・・・)その中で、自然(無意識に)にできる箇所を少しずつ脱力していくのが近道かと思われます。頑張ってみてください。にほんブログ村空手ランキング
今は一応雨は降っていません