2024/04/22

2024年 明治安田J2リーグ 第11節 いわき戦

【大分 0 - 2 いわき】


DAZN生観戦でした。完敗 of 完敗。今シーズンワーストの内容でいわきにボコされました。後半開始と共に一瞬希望が見えたこともあっただけに落差が酷い。負けです、負け。唯一あった明るい要素は茂平が復帰した事だけです。ホームでこんな試合してて良い訳がない。特に無駄にした前半の45分に関してはスタッフ側のスカウティング能力とプランニングが疑われるレベル。ハマらないハメられない、ほぼほぼ防戦一方。準備していたことは出せなかっただろう、これ。大反省会です。このネガティブインパクトから再び立ち上がらなければならぬ。立ち上げねばならぬのです。奮い立て。立ってくれ。


スタメンには保田堅心が復帰。凄くね、楽しみだったんです。試合前は楽しみだった。ベンチには茂平が復帰。前節、ジェフ戦の前半もさ、噛み合わなかったじゃないですか、蹴られることでプレスがハマらない状況が続いた。渡邉新太と伊佐のハイプレス守備が無効化されてしまった。今節は渡邉新太と長沢のコンビにしたけれども、前線での起点を筋肉で潰されて攻撃に反転出来ず、ボールを握られて防戦一方となった。筋肉には速いパスワークでワンタッチ多めでフィジカルコンタクトを防ぐことが一番の策だったと思うのだけれども、前線に人を張るいわきのフォーメーションと走力に対して常に数的劣勢。保持して前進が出来ず、前進が出来なければハイプレスは無意味&無効。逆に押し込まれてシームレスにボールを奪われ続けた。やりたいことをやられてしまった、じぇんじぇんダメな前半でした。



内容がめちゃくちゃ良かったいわき。フィジカルスタンダードを変えるというフィロソフィーを持った新興クラブのJ2生活2年目は3-1-4-2で運用中。筋肉のある熊本的な戦術。ムキムキのくまモンです。真っ当なフットボールをやるチームでした。とにかく全員に球際で圧倒された。基本の基本で勝てないとボールを奪えない。ボールの動かし方も良く、奪えない。持っても奪い返される、を繰り返してしまった我が軍。対策無しで対峙してしまった感が拭えない。対策が出来ないと次節の熊本にも同じ目に合わせられるぞ。ハマらなかったのか実行できなかったのか?猛省しないと次の熊本戦でも同じ目に合いそう。



DAZNで観ているとプレッシャーをかけられていることは分かるものの、いわきが敷くハイラインの裏のスペースとか、守備側のどこに付け入る隙がありそうなのかよく分からなかったんだけれども、映らないことがストレスにならないレベルで前進できませんでした。いわきの3バックはちょっと特殊な匂いがしたのだけれども、5バックになるような守り方ではなかった印象。スライドで4バック的な感じになることがあるようで、人数を前線にかける意図があったのではないか。いわきの方が前線に人数が多い感じがして、押し込まれっぱなしました。ぱなした。よくぞ0失点で済んだなっていう前半。守備陣の健闘ぶり以外に見どころなし。松尾のミドルシュートはあったけれども、得点の匂いはしませんでした。後半にいわきの勢いが落ちるか、選手交代で打破できるのかどうか。



後半に野村と小酒井を投入。整理整頓されたのか保持して押し込める時間帯が増えた。若干持ち直せたと思った矢先の失点。セットプレーのキックを濵田太郎が処理し切れずにこぼれてしまい、押し込まれてしまった。2失点目は右のコーナーキックから。左に流れたボールを、何のプレッシャーもかからない状態でじっくりとクロスを上げられてしまって合わせられてしまった。この、セットプレーなどで左サイドからフリーでクロス上げられる問題、解決の意識が無さ過ぎて隙になりすぎてます。スライドの意識が改善できません。あとはスローインね、マイボールを失うスローイン。この辺りが改善されないと試合内容は安定しないのではなかろうか。唯一の明るい話題であった茂平も、出場して余計なイエローカードを貰うという復帰ぶりで、わたし、無表情で試合終了を見届けました。



決していわきもシーズンスタートから上手くいっていた訳じゃなかったはずで、勝利から遠ざかった中でメンタルを取り戻してこの試合に挑み、遠い九州の地で勝利を得たと思われます。強い気持ちで立ち向かう相手に対して劣勢になった我が軍。これまでの11試合で一番酷い負けだったのでね、とても辛かったのですが、次節は熊本戦です、熊本戦。戦術的には似たスタイルですよ、筋肉の有り無しくらいです。この試合で出た課題を、次の試合で解決できなければ降格圏の方が近いですよ、あなた。しっかりと熊本戦で応えて欲しい。強い気持ちで。もう一度ナイスゲームと叫べる試合を。そう願いたい。



2024/04/14

2024年 明治安田J2リーグ 第10節 千葉戦

【千葉 1 − 1 大分】


フクアリで現地観戦してきました。快晴 of 快晴。天気が良い。絶好の季節がやってまいりました。短いんだけどね、この季節。梅雨が来るまでのサッカー観戦黄金週間。前節ホームで秋田相手に敗北を喫した分を取り返したい一戦。しかし相手は調子を上げている宿敵ジェフ。ここ数年は貯めた勝ち点を引き出すATMとして機能していたけれども、昨シーズン後半からのジェフは一味変わった。厳しい試合を予想してはいました。








昨シーズンは夜に下手くそ写真しか撮れなかったオシムさんの銅像に参拝し、ピザを食べてアップを見守る。フクアリは3連勝を目指すサポーターが一体感を醸し出し、これまでのフクアリには無かった「諦め」と「達観」みたいなものが払拭されていた印象。もうジェフも15年連続でJ2に居る訳で、ガッツリJ2のクラブとしてサポーターの新陳代謝が行われて、世代交代をしてしまったのか?今年こそJ1へという悲願みたいな悲壮感よりも、まだ見ぬJ1というものを目指す純粋な若い勢力の方が多くなったのだろうか?あか抜けた雰囲気で、ここ数年無かった一体感を感じました。春先だからだけかもしれんけどさ。秋口になるといつものフクアリになるかもしれんけどさ。雰囲気はここ数年に無かったくらい良かった。9千人以上入ったしね。良い天気、良い雰囲気、良いピザでした。
スタメンはキャプテン新太、NISA伊佐、松尾、宇津元という攻撃陣。ボランチは弓場&小酒井で継続。私のお目当ての保田堅心はベンチスタート。しばらくベンチ外が続いた10番野村直輝が復帰。

対するジェフ。15年J2。尾崎豊の「15の夜」のメロディーで叫びたい。「15年J2♪ 盗んだ若手が走り出す♪ 戦術も分からぬまま♪」そんなスタメンです(※どんなスタメンだ)見木がヴェルディに個人昇格してしまい、エースが盗まれた側のジェフ。しかしGK藤田は栃木から、MF横山は藤枝から、MF品田はFC東京からレンタルで獲得。日本人多めにする思想は昨年から継続。栃木を8-0でボコすとか、鹿児島と熊本に負けるとか、結局強いのか弱いのかよく分からないジェフ。4-4-2で運用中。スタイルによる噛み合わせ問題がある今シーズンのJ2。似ているスタイル同士の試合となりました。




試合開始前に呉屋さんの通算200試合出場の表彰。謎の中国拳法家っぽい風貌になっていますが呉屋さんです。この日の試合出場は無しでした。



毎回撮影の準備が迅速なNISA伊佐。非課税枠を使いこなすように撮影の枠も使いこなします。


しかし、資産運用を何も考えていない香川さん。適当に並んでしまってNISA伊佐の非課税枠が真ん中に来ない。弓場さんが的確な指示を出して左に移動させる。ボランチの職業病。きっと弓場さんのポートフォリオはバランス重視。オルカン厚めに買ってそう。


はい、良いバランスでNISA伊佐が叫びます。「成長投資枠!!」そう叫んでいるに違いありません。

しかし、 この豊和銀行のプロモーションは面白すぎるな。2つの非課税枠があるから2ISAで伊佐だ!って思い付いたとしても社会人であれば会議で口にしてはいけません。そこを通したサポーターが社員として潜んでいるに違いありません。良い仕事しました。







かなり繊細なポジショニングのやりとりが繰り広げていたような雰囲気。お互いに初動ではプレスがハマらないような試合の入りだった。プレスとプレス回避のパスワークとコンパクトな布陣と裏のスペースと。各種の狙いと対策が入り乱れた立ち上がり。最初にボールを握って右サイドから攻めたトリニータであったけれども、キャプテン新太がファウルを受けたような倒され方をしてボールを奪われてからの展開で失点。5分で失点。早い。早いのよ。今節も早かった。藤原がしっかりとシュートブロック出来ているんだけれども、相手の足元にボールは転がります。ビハインドスタート。







前半はこれまで同様、攻撃の最後の精度不足が解決できないままで、サイドから攻めても中々決定機らしい決定機は作り切れなかった。試合を作るバランス重視のメンバーでスタートして、長沢・野村・保田というバランスを壊せるメンバーで後半に展開次第で勝負を懸けるプランだったとは思う。野村さんもまだ長い時間出場できるか分からないし、後半に短期勝負というプランだったんじゃなかろうか。前半最後のFKのチャンス、プレースキッカー宇津元のシュートは壁は超えるが落ちきれず。


後半からNISA伊佐に代えて長沢をトップ下に投入。ピッチの真ん中に起点を作って左右に散らすということが出来るようになった。長沢トップ下は長沢に対してボランチがマークに付くべきなのかCBがマークに付くべきなのか、局面で判断せねばならず、スペースが空きがちになることが攻撃に良い作用を起こす。サイドに展開しての攻撃に厚みが増して得たコーナーキック。


後半最初のコーナーキックで青い横断幕の前のポジションだったのでね、カメラのパートカラーという機能をつかって青い写真を撮っていたのです。最初っからゴールは決まらないだろうと思って。日陰の場所なのでISO感度低めで撮影していたんです。そしたら得点決まってしまいました。日差しが強い場所で白飛びしているゴールの写真がこれ↓


はい、なんのこっちゃ分かりません。ISO感度の設定が間に合う訳がない。痛恨の判断ミス。一応撮りました。撮りましたけれどもなんのこっちゃ分かりません。分かりませんがキャプテン新太が押し込みました。キッカー宇津元から放たれたボールを折り返したのが良かったですね。まともな写真は撮れていませんけれども。正直な話、得点の匂いがしなかったからさぁ・・・・。サッカー分からん。







同点となった後、徐々にオープンな展開になる中で、野村・保田・薩川を投入して勝負に出た。交代メンバー各々の強みを出せたとは思います。保田さんにはミドルシュートを決めてもらわないと困りますね。展開が良すぎた中で最後のシュートが枠外はダメです。保田さんならば決めなければ。その他は大体、大ピンチの連続だったのですが濵田太郎とCBの御両名で何とか止めてくれました。守備陣は本当に良く辛抱したと思います。最後の最後、辛抱できずにパスミスで相手にプレゼントしたシーンでは流石に「終わった」と思いましたが、ジェフのFWが滑ってシュート出来ず。不思議とクロスバーにボールが跳ね返るシーンも多く、かつて恐れられたジェフにまったく勝てないという「犬の呪い」が反転して「亀の呪い」となって継続しいると思われます。アウェイで運良く勝ち点1を獲得。




今のジェフ相手にアウェイで勝ち点1は十分な結果だと思います。野村さんも戻って来たし、天気も良かったし、ピザも良かったので十分じゃないでしょうか。現有戦力でギリギリの戦いをやっている中で、ゴールデンウィークの連戦に突入。もう少し怪我人が戻って来てくれると良いのだけれども。


2024/04/08

2024年 明治安田J2リーグ 第9節 秋田戦

【大分 1 - 3 秋田】


DAZN観戦でした。30周年バースデーマッチと自ら銘打った記念試合で、なんちゅう試合を観せてくれとんねんトリニータでした。いやはや、たまにこういう試合はあるけれども、全く予想が出来ない展開でしたね、いやはや。


スタメンには異変が。まず、野嶽が負傷でベンチからも外れてしまった。右サイドバックに有働を入れ、ボランチは弓場と小酒井、保田を右に使う4-2-3-1だったと思われます。やり繰りが大変。厳しい連戦もこの試合で一旦小休止。これからGWまでは週1試合ペースになるので戦力の復帰に期待したい。



対する秋田。これまで一度も負けていなかった相手「だった」らしい。一体です、一体。なんちゃら秋田一体をスローガンにJ2を生き続ける生存戦略。秋田は規模的にしょうがないと思うんです。生き残るためのサッカーを徹底する。我が軍が目指すシームレスサッカーが一番噛み合わないであろう相手。ロングボール、セットプレー、ロングスロー。ゴール前でカオスを起こすことでゴールを奪う。資金のある町田がやるとアレですが、資金に限りある秋田ならば仕方がない。生存戦略です。生きるためです。加えて今年の秋田は左右の圧縮が際立ったような印象で、非保持時にボールのあるサイドに極端に寄って守備に人数を掛けるようになった。前年もそうだったっけか?ここまで明白だっただろうか?開始時にピッチを入れ替えてみたりと何でもやる模様。カオスに注意。事故さえ起きなければ何とかなるはずの相手です。3つくらいの事故があって何ともならなかったけれども。

 


試合開始直後に事故。秋田は即時パワープレーみたいなもんで、前線に蹴られたボールを競り合って勝てているんだけれども、相手の居るところに飛んでシュートを打たれてしまった。濵田太郎が一旦は弾くものの、弾いた球も相手に戻って先制されてしまった。こういう事故みたいなことは起こり得るので1失点は想定内と思っていました。早すぎたけれども。2失点目もカオスを生み出されてPK判定。弓場の腕には当たっていないように見えたんだけれども、PK判定。この辺りで本日の主審が若干怪しいという事に気付く。PKを決められて2失点。これでもう厳しいと思いました。2失点は厳しい。


しかし、この後秋田側に退場者が出て流れが変わる。小酒井のターンから保田が抜けて折り返し、渡邉新太がゴールを奪って1点差とする。保田は良い。保田は良いぞ。同点に追いつけそうな流れだったけれども1点止まり。後半の反撃に期待感はあった。



残念ながら後半に何も起こせなかったんだけれども。秋田は最後の最後に事故を起こせたのに。後半はこれまでの課題が更に輪をかけて露呈した形。前節の勝利後に中川さんだけが厳しい評価のコメントを残していたけれども、本当にその通りになってしまった。中々チームとして攻撃のベースが伸び悩んでいる。保田がドリブルで違いを生み出せる唯一のパーツだけれども、後半に途中交代をしてしまってからは決定的なシーンは少なかった。攻撃にもっと工夫が必要だということでしょう。引いた相手は早々崩せるものではないけれども、セットプレーでも何でも、もう少しです。


しかし、秋田は事故が起こせるのに、ペレイラをFW的に投入しても事故を起こせないっていうのが不思議だね・・・。あと少しまでは迫れたシーンもあったけれども。サッカーって何が正解なのかさっぱり分からない。何年観続けても、さっぱり分からない。だから面白いんだけれども。連戦での疲労は酷いものだと思うので、回復してもらって、次のジェフ戦に備えてもらいましょう。



2024/04/04

2024年 明治安田J2リーグ 第8節 群馬戦

【群馬 0 − 2 大分】


新年度になった直後はですね、色々と忙しいのですよサラリーマンは。それなのに平日に群馬で試合をやるって言うんです。しかも雨です。辛い。行けるわけがない。しかし今週、過去にトリニータに在籍経験のある島川さんが電撃引退を発表したじゃないですか。ビックリでしたけど、サッカー選手は観れなくなってしまう可能性が常にある訳で、真相よりも何よりも、やっぱり観れるなら観れるうちに観ておくことが何よりも重要だなと改めて思いましたのでね、私もやっぱり無理して群馬に行く決意をしました。ギリギリまで悩みましたけれども。もしかすると急に保田さんが韓国でアイドルに転向するとか言い出しかねないし(※言い出しません)仕事?16時くらいまでは働いた気がするよ、たぶん、たぶんな?働いた気はする。ということで行ってきました強行前橋。都内からなら何とかなる。当日にチケット買ったくらいのドタバタっぷり。島川の導き。行って大正解。大勝利。


私今、スタジアムに向かいながらこの部分の文章を書いているのだけれども、保田さんはベンチスタートと知ってすこぶるモチベーションが下がっています。が、もう群馬まで来てしまったのでしょうがない。動く保田さん観れるんだから良いんです。もう平日の試合なんでね、時間的制約で詳しいことは書けませんが雨でも写真を撮りたいんだ俺は。今日は写真ブログになります。ホームスタジアムでは屋根がありますから濡れた保田は撮れないんですよ!?奥さん!屋根がありますからね!屋根のないアウェイの平日夜、雨に濡れた保田が観れるのは今日だけ!!そりゃ行くでしょ前橋。伊佐をワントップに4-2-3-1を継続。左に宇津元、右に松尾、真ん中に中川という攻撃陣。ボランチには脳震盪から無事に復帰してくれた小酒井。


対する群馬。ゴシップ大好きな私からすると色々と巻き起こってるように見受けられる群馬。しかし、時間的制約でまたの機会に。パワハラよりも地元記者との関係が気になるのだけれども時間的制約が、時間的制約がありますんでね、書けない!GK櫛引が負傷でベンチ外。髙澤が復帰して元気そうで何より。3-4-2-1をベースにしつつ、守備時は4-4-2になったりと可変するチーム運用。大槻組長は最初のシュートが濵田太郎に止められて帽子を叩きつけてました。迫力あるシーンだったんだけれども激写ならず。





昨年も来た正田醤油スタジアム群馬。昨年も雨だったような気もするな。屋根はありません。屋根は無いんです。エンブレムが変わりザスパ群馬が呼称となりマスコットが追加になった群馬。ザスパンダは雌っぽかった。ザスパンダて。











試合は一進一退の攻防でした。ただ、若干優勢に試合を進めたのはトリニータだったという印象。持ち方、前進の仕方、高い位置で奪う守備など、らしさを発揮していたのは我が軍。若干だけれども、若干。若干優位。特筆すべきは守備陣の安定感。最後に構える濵田太郎のどっしりした感じは既にドカベン濵田太郎と言っても過言ではない。そしてその前でハイタワー守備とビルドアップをこなす安藤と藤原のコンビがすこぶる良い。最後のところでやらせない守備。素晴らしかった。




課題は攻撃陣。写真の宇津元さんはめちゃくちゃ良いクロス上げそうな雰囲気で踏み込んで酷いクロスを上げて直接ゴールラインを割るというシーン。左脚でのクロスは難しいか。課題は長引きそう。梅雨明けくらいまで辛抱です。前半最初に決定的チャンスでシュートを放ったのが野嶽と、攻撃陣どうなっとんじゃ状態でこの日もゴールは遠いのかと思われた矢先のコーナーキック。













はい、素晴らしい先制点でした。オウンゴールとなったけれども宇津元さんのキックが良かった。止まっているボールなら難なく蹴れます。蹴る前に手を交差したんです。サインプレーなのか何なのかは不明。サインだったとしても同じようなキックを再現性高めのキックは出来ないので本当に何度見てもコーナーキックのサインは分からないんだけれども、手を交差したのでね、「俺が今からクロス上げるぞ」というサインだと思います宇津元さん。今度はクロスをちゃんと上げるぞと、手をクロスしてのクロス。直接決まったので宇津元さんのゴールで良いんじゃなかろうか。このコーナーキックのキックは素晴らしかった。先制に成功。この後の試合運びは言うこと無し。上手く時間を使うことが出来ました。持たせたね、持たせて高い位置で狙う感じでした。持たれても平気さ。






試合よりも保田さんの写真をハーフタイムに撮りまくってしまったので観て欲しい。濡れ保田。この日はGK西川と二人で出場無し。温存です、温存。小酒井さんは弓場先輩のフォローに回って良かったけれども、保田さんが居ないとスタジアムに熱狂が生まれないんでね、そこはしょうがない。






試合で撮った写真の枚数よりハーフタイムの方が写真撮ってたくらいなんだけれども、少しだけ掲載。保田さんは良いぞ。やっぱり試合で観たい。



この日は片野坂監督が久々にチンパンジー化したというか、頭の上で手を叩いて喜ぶシーンが多かった。ビルドアップも素晴らしい縦パスが何本か入って展開出来ていたし、メンバー間の息が合って来た印象。でもやっぱり目立つのは守備陣だったでしょうか。










濵田太郎はビッグセーブ連発するし、CB2枚は素晴らしく堅いし、交代で入った選手達も特性を活かしていたし、後半の時間の進め方はよく我慢出来ていたと思います。スゴイぞ守備陣。そして迎えたアディショナルタイム。始動は有働夢叶。有働夢叶と書いて夢を叶えるための働きが有ると読む。どこでもプレー出来て助かる人材。





収めたボールを即前線へ。何故かこの瞬間を撮っていた。そして抜け出す渡邉新太。そして輝くウルトラソウルみたいな語感。















はい、キャプテン渡邉新太さんのゴールに繋がりました。夢を叶えるアシストでした。ゴールから遠ざかっていたので途中出場で決めるべき人が決めたのは大きな前進。試合を決める2点目をアディショナルタイムに奪って優勝です。優勝しました。平日夜、雨、群馬。全てが報われた少数のサポーター達と一緒に喜べました。厳しい日程の中でチームと共に移動して、チームと共に濡れ、共に喜ぶ。良い水曜日。ちょと辛いけどね。チームは本当に辛抱強く戦った印象。この選手層で、守備陣を中心に若手に安定感が出て来ている。そして弓場先輩が何よりも凄い。円熟味を増し始めた。選手達の個性が色濃く出ている。攻撃陣が続々と復活すると上位に食い込めるかもしれない。もう少しの間、このまま辛抱強く勝ち点を重ねたいところ。期待感、湧き上がれ大分。