2021ねん 4がつ 13にち(すいよーび、くもり)

考古学グッズ、自分も作りたいが案が出ないヽ(TдT)ノ

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今回の考古学・歴史ニュースは最近ぽつぽつと考古学グッズが販売されてるけど、このマグカップめちゃ可愛い!( ・Д・)ってお話です(*・ω・)ノ


さて、今回の舞台は青森県、小牧野遺跡です。

ここは青森県で初の国指定史跡です。

見どころは、縄文時代前期後半に約2900個、約30トンもの石を並べて造られた環状列石です(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!

実際には徐々に規模を拡大していって、全部を一気に造ったわけではないでしょうが、それでも物凄い労働力が使われたわけですし、長い期間大勢の人々にとっての重要な祭祀の場として機能したことが伺えますね。


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地図で見て取れるように、小牧野遺跡のすぐ左手に空港があり、北東部には青森市街地があります。

小牧野遺跡へのアクセスはバスが一番便利なようです。

上に挙げたように、縄文時代の建造物をイメージしたような「どんぐりの家」という休憩所があります。

写真には載ってませんが椅子や机が容易されています。

また小牧野館という博物館もあり、かなり大きく立派な博物館です。

やはり青森県初の国指定史跡ということで、青森県もかなりアピールに力を入れているようですね(*^・ェ・)ノ

今回、後ほど紹介する可愛いマグカップもその一環なのだと思います(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ぃょぅ!


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小牧野遺跡の主体はやはりこの巨大な環状列石です。

上に挙げた1枚目の写真のようにちょっと変わった石組みなのが分かるでしょうか?

ただ並べてあるのではなく、直方体のような縦長の平石を用意して、横にして積んでいます。

その両側に楕円形の石を縦に配置しています。

このような規則性のある配石方法は全国的に珍しく、『小牧野式配列(配石)』と命名されています。

一方でこの環状列石周辺からは竪穴住居址や、土器棺墓・土壙墓といった埋葬遺構、貯蔵穴・ゴミ捨て場といった生活痕、湧水跡や道路跡も見つかっており、単なる祭祀の場というだけではなく、縄文時代の暮らしが見て取れる遺跡として重要です。

先ほども述べたように、これらの発見を上手に展示していて、出土遺物も多いので、博物館はとても充実しています。

是非、来館してみてくださいねヾ(´ω`=´ω`)ノ




遺跡紹介が長くなりましたが、上に挙げた写真が今回紹介する新たな考古学グッズです。

最近、Twitterなどで考古学グッズを製作・販売している人たちがいるのだなぁと思っていましたし、ふるさと納税でけっこう色んな博物館などで土器を辺納品として販売しているのだなと思っていました。

っていうか、考古学グッズって意外に需要あるもんだなと、そっちに驚いていましたΣ(・ω・ノ)ノ

この商品、蓋の方の環状列石はシリコン製でぷにぷにしてるそうです。

それもまたイイですよねヾ(´ω`=´ω`)ノ

値段が3000円というのがちょい高いけど、個人的に欲しいなと思えるレベルの出来です。

送料が850円かかるし、実質4000円、、、悩むな( -д-)ノ

ふるさと納税で、新たな考古学グッズを辺納品として用意するのためのクラウドファンディングもやっているそうで、本当に頑張ってるな~と感じました(・∀・)つ


↓これがふるさと納税の返納品の土器(*・ω・)ノ




おわりに ~考古学の厳しい現実~

資本主義社会とは言え、何でもかんでもお金にすればいいってわけじゃないのは分かってますけども、哀しいかな背に腹は代えられないのです( -д-)ノ

考古学ってそれ自体では稼げないのに、人件費とか調査にも文化財の維持にもたくさんお金がかかるので、しっかりとお金を稼げるように文化財の活用を行っていく必要が現実問題としてあります。

私もマヤ関係で何かグッズ作りたいけど、やはり海外は色々な規制とかで難しいんですよね~ヽ(TдT)ノ

実際のティカルの粘土使って、古代マヤ土器のレプリカ作りたかったのに(TДT)

あとは今流行の(もう遅いか?)3Dプリンターで素敵な遺物のレプリカ作って販売するか・・・

収益で調査します!ってならグアテマラも許可出すだろうし、日本でもクラウドファンディングで何とかなるかな?

どう思う?ってか支援して!( ・Д・)



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