フィリピンでの就職活動 | 米国公認会計士のフィリピン税金や法律のあれこれ

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こんにちは、米国会計士の橋本です。

 

今日はフィリピンの就職活動の手順をご紹介します。

 

早速始めましょう。

 

1.就職したい会社にメール又は電話で問い合わせる。 応募の可否や仕方などを聞く。

 

2.指示された方法で指示された書類を送付する。 (履歴書、職務経歴書、資格証明など)

 

 以下、履歴書のサンプルです。

 

 

3.書類選考

 

4.筆記試験や実技試験(ない場合もある)

  仕事に必要な知識や学力を確認したり、性格判断や得意分野の分析にも使う。 

 

5.面接

  遅刻厳禁、服装は正装(スーツやバロンタガログなど)

 

  こちらの要求事項などがあれば伝えましょう。(給与、業務内容、福利厚生、就業場所、労働時間、その他条件)

 

6.採用内定と採用条件の最終確認

  採用時は一週間程度で返信がある。 連絡がない場合は不採用。

  採用時の雇用条件について細かく確認(給与、職種、業務内容。就業場所、就業時間、福利厚生、就業規則、懲戒規定、雇用契約書)

 

7.必要書類の提出

  社会保険カード、身分証明ID、犯罪履歴証明、健康診断、納税者番号カード。大学の卒業証明と成績証明、推薦状、身元保証書など

 

8.雇用契約の締結

  双方問題なく条件等合意に至れば契約書に署名。

 

 

 ちなみに人気の企業では応募者が殺到するためさらに選考過程が増える可能性があります。 うちの会社もおおむね上記のようなプロセスですが一週間の募集で300人くらいの応募があります。 応募者が多すぎた時は3日で募集を打ち切ったこともあります。 しかし現地の日本人は相対的に少ないですし競争率はそこまで高くないはずですのでチャレンジあるのみです。