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浜ちゃん流

日々の事を書いてます。

小佐波御前山と船峅用水路 2021/4/7

2021年04月07日 | 登山
2021年4月7日



獅子ヶ鼻からの景色


猿倉山から小佐波御前山に登り、下山は船峅用水を辿りました。




頂上




富山平野




立山連峰


富山平野も立山連峰もきれいに見えていました。登山道には花が咲き、草木や土の匂いに身体がようやく春を実感。また神通川から吹き上げる風が心地好いのなんの。😄

今朝は違う山を目指したものの途中でカンジキが壊れて撤退。山域を変えて改めて登りなおしたのがこの山でした。予定してた山とは違えど、ここも気持ち良かったです。


















挨拶を交わした登山者さんの第一声が『 やっと会えた~ 』と。熊より希少?😁 ブログを見てくれてるそうで、今まで数々のニアミスがあったようです。ありがとうございました。





下山は船峅用水から



獅子ヶ鼻を見上げる


山平跡付近から




船峅用水




船峅用水




船峅用水




船峅用水




船峅用水




船峅用水


江戸時代、水に恵まれず不毛の荒れ地であった船峅(ふなくら)を肥沃な水田に変えるため、神通川支流から水を引いて用水を作る事にしました。寛政8(1796)年から文化5(1808)年の13年間を測量設計に費やし、文化7(1810)年より工事を始めました。工事は、幅5尺(1・52m)、深さ3尺(0・91m)の水路を造るものでありましたが、峻険極まりない神通峡右岸中腹を掘る作業は非常に困難であり、土木技術が進歩していない当時は、ノミ、タガネ、コヅチを唯一の工具として進められました。巨大な岩石に遭遇すると草木を刈り集めて焼き、岩石を熱した上に水を注いで急冷して亀裂を作って破壊するという工法を取るなど難工事であったことが伺えます。7年の歳月をかけて文化13(1816)年に延長14㎞余りの用水路は完成し、船峅台地の水田360haに水を運ぶことを可能にしました。工事には、上銀(じょうぎん)1200貫匁(4500㎏)、玄米1000石(15万㎏)、現在の価値に換算すると、約16億8000万円がかかったと言われています。( ネット情報と下山口の看板を参照。)





船峅用水沿いからの景色



今まで歴史遺構を意識して通ったことがなかったですが、歴史に目を向けてみると今までにはない新鮮な気持ちで歩くことができました。




・・・




最後に


スノーシューはマンゾクスポーツさんに修理入院中で、今朝はカンジキまで壊れちゃって春山登山はしばらくお預けかな…と諦めかけてましたが、帰宅してから自分で適当に修理してみました。



修理後

結び目に接着剤を塗ってほどけないようにしましたが、どうだろう。
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