のんびり歩こうよ 亀さんみたい

70歳も半ば近くになって、後は神仏の御心のままに。
ゴールはきまっているのだから、のんびりゆったり 日々を大切に。

息子の思いやり2と施設の現実

2023-01-21 10:16:39 | 生 活

息子が「群馬の施設に入る?」って聞いて来たのは

多分、私が施設での生活を 心底望んでいると・・・。

 

でも 違います。

鎖骨を骨折し手術し、金属棒を入れたまま

8カ月は動作制限があって暮らさなければならず

ヘルパーさんが週2回来てくれても 家族の様に我儘も言えず

45分間の家事支援では 暮らして行けず

隣の市のケアハウスに入居したことが有ったのです。

 

書類上は月々10万円も掛からないと書かれても

自室の 電気、水道が別途、

ワンルームとトイレだけなのに今の暮らしよりも高い請求でした。

公共部分水道・光熱費が含まれているのです。

 

60歳から100歳近い人までいるケアハウスの食事は

当然、高齢者に合わせているので物足りず

近所のスーパーなどで買い物をして ミニキッチンで調理して食べる。

季節の果物も欲しい。

洗濯物はコインランドリーで洗濯200えん。ドライ200円

病院に通うタクシー代、医療費、外食代

病院ではないので、自室以外パジャマ禁止なので

衣類も買わなければならない。

 

仲良くなった 入居者さん達との交友費もそこそこ必要で

結局、契約書の金額の1.5倍は必よなのが解り、

そこそこ 預金残高も寂しくなって 考えが甘かった事を反省中。

生涯、居るつもりだったので 断捨離をして行ったが、

自室のカーペット、ラグ、ミニテーブル、 電気コンロ、トースターなど

又 買う事になったのです。

 

そこまでは、私の至らなさ・・・

年齢は80歳を超えても 性欲の強い男性などが

無言で部屋に入られたりのハプニングあり

夕飯は共にした、お仲間が夜には倒れて救急車は頻繁に、

そして訃報。

段々、訃報に慣れてくる自分が怖くなります。

~あ・・そうなんだ!! 施設っていう所は

    お迎えが来るのを待つ 待合室なんだ~と理解した時

居たたまれなくなって、当然退去しました。

 

救急車やパトカーのサイレンが頻繁に聞こえる

施設の夜は けして ロマンチックでは有りません。

 

私のお茶友達も 1年半で 数名 旅立ちました。

でも、私達は お別れに行く事は出来ないのです。

「昔、看護師」だったスタッフが 高齢者の薬管理を間違えて

2回分飲ませてしまう事件有り、

車いす生活の人に、リハビリだからとカーテンの開閉を指示し

見守りしていなかったので、転倒しても数時間気付かず

重度の障害を重ねる結果に、

でも、施設も監督官庁も、謝罪や見舞金などは皆無でした。

 

「こんなところで死にたくない」と思っていたら

県営住宅の空き室の募集が目に留まり、即座に応募。

パソコンあってよかった~。

急いで書類を取り寄せ、あと1時間で終わりの時に

滑り込みセーフで 今の部屋を獲得しました。

今の方が経済的には ゆとりある生活です。

よい体験でした。

 

息子よ。 私は施設が好きなんじゃないよ。

自室か、病院で 終わりたいのが本音なんだよ。

貴方達のお荷物にならない様に 暮らすけど

 後かたずけだけは してね。

  僅かだけど 保険もかけてあるから。

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿