ITやDXで行政書士の仕事は無くならない…かも? | 大阪の許認可&入管行政書士の備忘録的ブログ

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今日は行政手続きのデジタル化で行政書士はどうなるかについて。
似たような話を何度か書いた気がします。

前は建設業許可の電子化。
その前はワンビザで入管業務が壊滅する話だった気がします。

デジタル化で大規模事務所の台頭。
リーガルテックの躍進。



最近は…
IT化が進んでも、行政書士の仕事は無くならない様な気がします。
理由は日本の非効率極まりないデジタル化が原因かと。

デジタル化すればするほど、手続きが複雑化しているように思えます。
紙とデジタルの悪いとこ取りして悪魔合体した代物。
UIもへったくれも無い使い辛いシステム。

CCUS、JCIP、在オン、jGrants、その他役所関係のシステム…
どのシステムも○○システムが!と叫びたくなる。
平日の9-17しか使えないシステムとか…

感覚的に使えるシステムではない。
特にCCUSの素晴らしさは特筆モノでしょう。

正直、紙で作った方が早い…
また審査もシステムより紙の方が早い。

ITで士業を滅ぼそうとするなら…
今ある制度やシステムを全て廃止して、ゼロベースで組み立てる必要があるかと。
実際問題として、そんなことは出来ない。

またデジタルで手続きが簡素化されたかと言うと…
紙の手続きを無理やりシステムに置き換えた感じ。

紙の時なら窓口で相談や交渉出来ましたが…
システムになると、この方法が使えない。
問合せがメールしかなくレスが1週間後とか普通。

書類が作れても不備があると受理されない。
不備の理由も難解な定型文のみ…
日本のシステムなのにGoogle並みの難解さ。

最近はPCを持っていない人も普通に居ます。
行政書士がお世話になるシステムは、PCスキルやPDF、画像加工が出来ないと話にならない事が多いです。

要は○○システムが続く限り…
行政書士の仕事は無くならないと思います。
対応できない人から依頼が増える形になることも…

弊所でのCCUSの半数近くは、PC持ってない、連絡は電話と郵送のみ…

今日はここまで。