手が痺れる??20代で頚椎症にかかると思ってなかった・・・
事務作業をしていると肩がこったり首が痛かったりしますよね。
それが悪化して手が痺れたり、首がずっと痛い場合は要注意です。事務作業を長時間し、20代という若さで頚椎症というものにかかってしまいました・・・。そうならない為にも、日々の予防が必要です。
間違っても我慢して病院へ行かないという選択はとらないで下さい。私の実体験でどういう症状が出たのか教えます。少しでも似てるなと思った人は病院へ一度見て貰った方がいいです。
頚椎症とは
20代から誰しもがかかるのが頚椎症です。頚椎症は、神経根や脊髄が圧迫され、首や肩甲骨付近の痛みや、腕や手にかけての痛みやしびれが生じたりします。
原因・症状は?
原因
加齢により頚椎が減っていったり、クッションの役割をしている椎間板の変化が生じます。その際に、頚椎の中心に通ってる神経を頚椎が圧迫して、腕の痺れや首の痛みを引き起こすのです。
症状
手足のしびれがまず始めに症状としてみられます。徐々に、手先の細かい作業が不自由になる障害がでてきます。首、肩、手指にかけて痛みやしびれ、脱力感があらわれます。
- 首(頚部)の痛み
- 手のしびれ(ボタンがかけずらい、字がきちんと書けない)
- 手の知覚障害
- 足のしびれ(つまずきやすい、足が動かしずらい)
- 排泄障害
治療法、 予防・改善方法は?
治療法
- 装具の装着
- 薬物治療法
- 牽引治療法
- 温熱治療法
- リハビリ
- 神経ブロック治療
日常生活での予防、改善方法
- 長時間首を曲げた状態の作業(事務作業等)をしない
- うつぶせで寝ない
- 頚椎を前後に倒したり、回したりしない
- 背中を丸めて頚椎に負担がかかる姿勢をとらない
実際日常でどうなったの?
原因や治療法はお医者さんが詳しくしっていると思うので、私が体験したことを記載して行きます。この症状が現れた人は、我慢せずに病院で見て貰ったほうがいいです。
日常で起こった様々な症状
①朝布団から起き上がれない。
た、助けて~起き上がれないよっ!!
えっ!!とりあえず、起こすからまって
朝4時半にこんなこと言われても困りますよね。夫には感謝しかありません。起き上がる時に、首と腕に必ず力が入るので、とてもじゃないですが痛くて起き上がれませんでした。毎朝旦那を起こすのも嫌でしたので、コロコロ転がり手の力で起きる技を身につけました。(※よくありません)
朝4時半に起きる?と思う人もいるでしょうから。私の働いていた会社についてのブログ記事もあります。
②立っているだけなのに、腕がだるい、手が痺れる
何もしていなくても手が痺れ、腕がだる思い感じでした。キーボードを打つ時に手が痺れている感がすごく伝わります。
③首と肩が常に痛い
事務作業を朝から晩まで行っているのですが、首と肩が常に痛く、長時間事務作業をするのが苦痛でした。
④左腕で重いものが掴めない
コーヒーメーカーの水1Lを給水する為に、タンクに水を入れ左手で持ち運ぼうとしたのですが、力が入らずコーヒーメーカーまで(2~3mない距離)持っていけませんでした。両手で運んでいました。
病院へ行く
一度病院へ行って見て貰ったほうがいいんじゃない?
そうかな~?痛みに弱いだけかもしれないし・・・
さっさと行ってきなさい!!
そう言われたので、近くの整形外科にいくことにしました。予約せずに突発で行った為、2時間以上待ち、やっと受診室へ通され受診することができました。
今日はどうしたのかな??
肩と首が痛くて。手も痺れてるような感じがするんです。
どれどれ、あぁ頚椎症だね。しかも五十肩にもなってるね。
驚きの病名です。五十肩なんて五十代がなるもんだと思ってましたから。頚椎症なんてものは聞いたこともなく、はて何でしょうか?という感じです。
どのような診察をされたか記載しときます。
- ゴムハンマーの様なもので手の平を叩かれる。
⇒痺る感じがするかどうか教えてと言われます。
- 首を後ろに傾けさせられる。
⇒後ろに首を仰け反らせたときに痛いと感じる?と言われます。
(すごく痛く、叫んでしまいました・・・)
- 握力検査
⇒両手の握力検査をしました。右手が30kg弱、左手が10kg弱でした。
- レントゲン
⇒首のレントゲンをとられました。頚椎が神経を圧迫していると言われます。
- MRIをとると言われる。
⇒首のヘルニアになってるかもしれないから、MRIとると言われました。
私の場合は事情がありとりませんでした。
実際やった治療法・対策法
とにかく、私の姿勢が悪い状態での長時間の事務作業が原因でした。なで肩で猫背なうえ、顎が前にでて前のめりになりながら仕事をしている状態は良くないとのことです。
病院では下にしたことをやりました。週1日病院に通いつめ、まずは診察その後に温熱治療、リハビリです。リハビリはマッサージのようでとても気持ちよかったです。
- 薬物治療法
- 温熱治療法
- 電気マッサージ
- リハビリ
日々の日常ではまず姿勢を直すことを心がけました。リハビリの時に先生に「姿勢が悪くて、若いのに首の後ろにシワが出来ている。」と言われた時はとてもショックを受けました。
- 適度な運動をする
⇒お仕事終わった後に、1時間ぐらいウオーキングをしました。
- 座ったり、立ったりする。
⇒ずっとパソコンを見つめるのではなく、偶にパソコン作業を離れて休息をとるようにしました。
- 猫背を直す、姿勢を良くすることを心がける
⇒自然と猫背になってしまうので、グッズを使いました。まずは、イスの上に置くクッション。そして、猫背強制のサポーターです。サポーターは服のように着れる方が目立ちませんし、食い込むということはないのでオススメです。
病院での治療と日々の姿勢の改善、リフレッシュ(運動)のお陰で大分良くなりました。今は痛みも、起き上がれないこともありません。
我慢せずに病院へ
どうでしたか?20代でも頚椎症にかかるえることがあります。肩が痛い、手が痺れる症状がある場合は、無理せず病院へ行った方がいいです。症状が深刻化してからでは遅いです。また、日々の予防もかかせません。あまりにも事務作業が長い場合は偶にリフレッシュすることもすごく大事です。無理しない程度にお仕事に励んだ方がいいと思います。リフレッシュで体も心も癒せたらいいですね。
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