2022年6月26日日曜日

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FIREの危なっかしい前提条件は「資産は4%で増える」を当てにしていること。

FIREの定義を聞いて、何?
これと思ったのが、4%ルール。
米国株式指数(S&P500)中心で
資産運用を行なえば、
年間4%程度の利益を
見込めると言っている点。

投資利回りの平均実績は7-8%なんで、
4%は低いんだが、
平均インフレ率3-4%を差し引いているので、
4%ルールになる。

でも、これは平均。

人生は山あり谷ありだから、人生ってもの。
株式投資も悲観に暮れる日もあれば、
絶望でやけになる日もある。
まれに、寝ている間に資産が増えることもある。

平均を当てにしたリタイアなんか、俺は御免だね。
加えて、FIREは配当生活ではない、
資産取り崩しの人生設計。
取り崩しても4%で資産増えるから、
資産ゼロになるまでは時間稼げる、
とも取れるけど、暴落来たら、あっという間。
平均何だそれ!
大事だったのはボラ(変動幅)だったとなる。

米国株式指数(S&P500)の配当利回りは
せいぜい良くて1.5%程度。手取りで1%弱。
4億円で400万円の手取り。

4億円あったら、指数投資していない気がする。
J&J、P&G、KOのほうが利回りいいし。
だから、FIRE自体に俺は興味ない。
なんだ、それって感じ。

平均で語らず、投資期間を長くして、
考えるほうが俺にはあっている。

逆に言えば、いかなる時でさえ、
4%ルールを維持できなら苦労しないわ。
バフェット氏でさえ、毎年4%以上の投資利回りを
実現できていない。
山あり谷ありだけど、
平均ならそれ以上を達成しているんだが。

FIREで欠けているのは、
予想外の暴落に関しての記載がない点。
どうすんのよ?
評価資産額半値になっても、
資産取り崩す気になれる?
生活資金として。

たしか、LTCMショックも
想定しなかったことが起きたんで破綻したはず。
ロシアのデフォルトが引き金になって。

暴落にいかに対処できるかが、
投資を継続できるか否かでもあるんだなと。

平均より暴落が来たらを想定するほうが大事。
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