こんにちは
本日は意外と知られていないメダカのエラの役割をご紹介しようと思います
【メダカのエラの役割】
メダカのエラには大きく分けて3つの役割があります。
①呼吸
②アンモニア排出
③浸透圧の調整
【エラの役割:呼吸編】
みなさんご存知の通りメダカはエラで酸素を取り込み、二酸化炭素を排出します。
メダカはエラを動かすことで、水がエラを通り、水中に溶け込んでいる酸素を濾し取ります。
【エラの役割:アンモニア編】
以前アンモニアについては非常に危険とご紹介しましたが、メダカも人間同様アンモニアを排出します
人間だけでなくメダカもタンパク質を取り込むと体内にはアンモニアが発生します。
人間の場合はアンモニアを糞や尿に変えて体外に排出しますが、メダカの場合はエラからアンモニアを排出します。
決してエラから尿をしている訳ではないですよ笑
【エラの役割:浸透圧の調整編】
メダカや熱帯魚は体内外の塩分濃度と体内の塩分濃度の差から起きる浸透圧の影響を受けてしまいます。
浸透圧の影響とはメダカの体液には少しばかり塩分が含まれます。そのため水中でも鱗がシワシワになりません。
人間はお風呂に浸かっていたり水に長時間浸かっているとシワシワになってしまいますよね
そうならないようにする調整をメダカは常にしており浸透圧調整を行っているためです。
そのため泳ぐ以外に浸透圧調整にエネルギー消費してしまいます。
メダカの病気時に塩浴をすることで殺菌だけでなく、浸透圧調整に使うエネルギーを減らすためでもあるのです。
エラで調整する機能があるならメダカは海水でも飼育できると見かけますが、調整するのにも体力を使いますし、pHが高いと産卵しにくくなります。
またプロテインスキマーや海水の素、濾過をしっかりしないとアンモニア中毒にすぐなってしまいます。
そのためわざわざ海水で飼育するメリットはないですね
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