先週は指数全体が下落しました。あわやベアマーケットに入るかの所で何とか踏みとどまってベア入りを避けたのがSP500です。となってくると月曜日から少し回復局面にはいるか、それとも再度ベア入りを目指していくのかが注目になると思います。
そんな中で今週の展望を見ていきたいと思います。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ！
では米国株投資家もみあげの「FOMC議事録と小売り決算ラッシュ（米国株の週間展望）」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週最も下落したのはナスダックです。ただテックよりセクターを見ていくと小売り関係の方が深刻です。小売り関係はコストインフレに耐えきれてない状況が見えだしています。テックで特にバリュエーション調整されてるのはアップル。AMATやCSCOが急落したのも中国の生産問題。この辺りがリンクしてると考えるとイメージが合います。
ラッセルが最も下落率が低いのはショートカバーがあったからと考えられます。一部ではラッセルが底付けした可能性も言われていますが、状況が悪くなればこの分野は素直にショート仕掛けれられると思うので注意が必要かと。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況（5月20日まで）
5月20日までヒートマップ
今週最も下落したセクターは生活必需品と一般消費財です。生活必需品はWMTとTGT
の決算オオコケから下落。一般消費財も小売り関係なので当然連れ安です。テスラの急落も大きく足を引っ張っています。
最も上昇したのはエネルギー関係です。これは原油価格が相変わらず110ドルキープで需要の強さから、次に強いのが公益と医療です。医療は最終日にサル痘ウイルス(Monkeypox virus)でヘルスケアセクターに資金が集まったのも関係してそうです。
ヘルスケアも医療もバリュエーション調整の可能性はまだあると思うので、この辺りは注意かもしれません。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後 ZM
火曜日 オープン前 BBY
クローズ後 SBLK、JWN
水曜日オープン前 DKS
クローズ後 NVDA、SNOW
木曜日オープン前 BABA、M、DLTR
クローズ後 COST
金曜日オープン前
経済指標
入札）
5月24日火曜 2年債入札 NY時間13時 シカゴ12時 日本3時
5月25日水曜 5年債入札 NY時間13時 シカゴ12時 日本3時
5月26日木曜 7年債入札 NY時間13時 シカゴ12時 日本3時
経済指標）
その他）
5月25日水曜日 FOMC議事録 NY時間14時 シカゴ13時 日本4時
まとめ
では「FOMC議事録と小売り決算ラッシュ（米国株の週間展望）」をまとめていきますね！
今週としてはまずはFOMC議事録が1つのポイントになりそうです。入札は短期がありますが、2年は変わらずで、7年辺りがどうなるか？でしょうか。
先週一旦ベア入りして戻ったのが本当かどうか、ただ色んな材料を見ていくと下への圧力の方が優勢に思えますので、上下ありつつもまだ下目線なのかなと考えています。また特に小売り系の決算と待ちに待ったNVDAの決算もありますので、注意が必要ですね。今週も頑張りましょう！
＊念の為にサル痘も
先週のコメントです。備忘録
まずは火曜日が一旦の山場になりそうです。その日はFOMCメンバーがヘッドライン飛ばしまくってくるのでボラティリティに注意です。
そして金曜日はOPEX（SQ）が待っています。どちらにしてもボラが高いながらも大きく上昇や下落が週間では起こり辛いとは思うので、まだまだじっくりの期間が続く可能性が高いかと思います。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
Keep your fingers crossed!
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