ベル麻痺-愚痴なしブログ 

ベル麻痺の後遺症の軽減および目を守る方法を主に、併せて他の事も載せています。

今年の目標

2022年01月03日 | 未分類

例年ですと元旦に行う習慣でしたが、昨年、12/30までの入院生活で気力・体力の減衰が大きかったことと、原稿の校正を優先し、延び延びになっていました。

今年の目標は、「どこよりも分かり易い半導体入門講座」の資料を完成させることです。

一般の半導体の主流はシリコンですが、自動車産業界の半導体は「炭化ケイ素」「チッ化ガリウム」が主流であり、制御対象の電動機もPMSM(永久磁石同期モーター)であるなど最新の技術がさりげなく用いられています。

 

新型コロナは、厄介なオミクロン株が主流に成りつつあり、講座開設(数名~10名程)の目途も立ちませんが、準備をして待つのが大切と目標に掲げました。

 

昨今の報道からガソリンエンジンから電気自動車へと移行することは必然的であり、自動車整備工の方は半導体知識が要求されると考えれます。

昭和40年(1965年)頃に電子回路は真空管からトランジスタ(半導体)へと変遷した折に、電子管で学んだ技術者諸兄が半導体の知識を要求されたのと酷似します。

アロイジャンクションからショクレイー理論に基づいた接合型TRが主流になり、高信頼性トランジスタと称されたプレーナー型が登場しました。(IC化の母体となる技術)

完璧に思えたプレーナー型も酸化シリコンの被膜と基材との隙間から劣化が始まることが分かり、種々の改良工夫がなされたが解決できなかった。(アニューラバンド構造というお濠で劣化をくい止める方法等)

この難問を解決に導いたのは物性物理学ではなく空調システムです。作業者の汗の成分であるナトリウムを取り除く高性能フィルタが開発されクリーンルームが完成し、今日の半導体産業の隆盛に繋がりました。

 

☝こ高性能フィルタ素材は、コロナ禍でサージカルマスクで大活躍のようです。

 

 

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