こんにちわ。
天然ガスは大幅に続落した。週明けの窓開けから,7.2を頂点に,一気呵成に5.7付近まで下落。その間おおよそ眺めているだけだったが,恐ろしい。
こういうとき,確かにおおきな利益を得ることが出来る一面,これは手を出せないとしか言いようがない。見ているだけ,というのなかなか楽しい物だと思えるようにならないと,下手に損を被ってしまう。
その後は、5.7-6.2のレンジとなっているので,このあたりを意識していっても良いと思う。しかし,今回のような急騰を見ると,アンカリングが働くので,怖い。また暴騰するのだろうと。
さて,データはどうであろうか
・TheDeskが天然ガスアナリストに行った調査によると,週明けの可動式天然ガス在庫の純増減の予想は66Bcfから101Bcfで,中央値は80Bcfだった。
・11月4日に終わる週の貯蔵所への純注入量は79Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純注入量20Bcf,昨年の同週の純注入量15Bcfと比較すると,その差は歴然としています。稼働中の天然ガス在庫は3,580Bcfで,5年平均より76Bcf(2%),昨年の同時期より37Bcf(1%)少なくなっている。
・BloombergFinance,L.P.の出荷データによると,11月3日から11月9日までに21隻のLNG船が米国に出航,合計78BcfのLNG輸送能力を持っている。
・ポイントロジックのデータによると,天然ガスの平均総供給量は,前報道週と比較して1.5%(1.6Bcf/d)減少した。乾式天然ガス生産量は前週比0.6%(0.6Bcf/d)減少し,カナダからの平均純輸入量は前週比21.5%(1.1Bcf/d)減少している。
・ポイントロジックのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比2.0%(1.4Bcf/d)の増加となった。発電用天然ガス消費量は前週比4.0%(1.2Bcf/d)増加した。産業部門は前週比0.5%(0.1Bcf/d)減少し,家庭・商業部門は1.7%(0.3Bcf/d)増加した。メキシコ向け天然ガス輸出は2.3%(0.1Bcf/d)増。米国のLNG輸出施設向け天然ガス受入量(LNGパイプライン受入量)は平均11.5Bcf/dで,先週より0.4Bcf/d減少した。
以上だ。
個人的には,寒気による急騰をショートで狙っていきたい。ただ,どこまで,いつ上がるか分からないので,試し玉の戦略を常にとっていきたいと考えている。
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