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脅威の固定スプレッド!!

2022年11月11日金曜日

11月2週目 天然ガスまとめ

こんにちわ。

天然ガスは大幅に続落した。週明けの窓開けから,7.2を頂点に,一気呵成に5.7付近まで下落。その間おおよそ眺めているだけだったが,恐ろしい。

こういうとき,確かにおおきな利益を得ることが出来る一面,これは手を出せないとしか言いようがない。見ているだけ,というのなかなか楽しい物だと思えるようにならないと,下手に損を被ってしまう。

その後は、5.7-6.2のレンジとなっているので,このあたりを意識していっても良いと思う。しかし,今回のような急騰を見ると,アンカリングが働くので,怖い。また暴騰するのだろうと。

さて,データはどうであろうか

 ・TheDeskが天然ガスアナリストに行った調査によると,週明けの可動式天然ガス在庫の純増減の予想は66Bcfから101Bcfで,中央値は80Bcfだった。

・11月4日に終わる週の貯蔵所への純注入量は79Bcfで,5年(2017-2021年)平均の純注入量20Bcf,昨年の同週の純注入量15Bcfと比較すると,その差は歴然としています。稼働中の天然ガス在庫は3,580Bcfで,5年平均より76Bcf(2%),昨年の同時期より37Bcf(1%)少なくなっている。

・ベーカーヒューズ社によると,111日(火)までの週の天然ガスリグ数は,ヘインズビルが1リグ減少し,155リグとなり,1週間前より1リグ減となった。

PointLogicのデータによると,米国のLNG輸出基地への天然ガス搬入量は全体で前週比0.4Bcf/d減少し,今週は平均11.5Bcf/dとなった。南ルイジアナ州のLNG輸出基地への天然ガス供給は0.5Bcf/d減の8.0Bcf/dで,その他のLNG輸出基地への天然ガス供給は平均3.5Bcf/dであった。

・BloombergFinance,L.P.の出荷データによると,113日から119日までに21隻のLNG船が米国に出航,合計78BcfLNG輸送能力を持っている。

・ポイントロジックのデータによると,天然ガスの平均総供給量は,前報道週と比較して1.5%1.6Bcf/d)減少した。乾式天然ガス生産量は前週比0.6%(0.6Bcf/d)減少し,カナダからの平均純輸入量は前週比21.5%(1.1Bcf/d)減少している。

・ポイントロジックのデータによると,米国の天然ガス総消費量は前週比2.0%1.4Bcf/d)の増加となった。発電用天然ガス消費量は前週比4.0%(1.2Bcf/d)増加した。産業部門は前週比0.5%0.1Bcf/d)減少し,家庭・商業部門は1.7%0.3Bcf/d)増加した。メキシコ向け天然ガス輸出は2.3%0.1Bcf/d)増。米国のLNG輸出施設向け天然ガス受入量(LNGパイプライン受入量)は平均11.5Bcf/dで,先週より0.4Bcf/d減少した。

以上だ。

個人的には,寒気による急騰をショートで狙っていきたい。ただ,どこまで,いつ上がるか分からないので,試し玉の戦略を常にとっていきたいと考えている。

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