いよいよあと5試合を残すだけとなった。

 

オープン戦が始まった頃には、開幕が近づけば投打も調子を上げていくだろうと考えていたが、この期に及んでもさっぱりである。

 

今日もわずか6安打、タイムリーが出せない。

今日も立ち上がりから3回まで、無死1塁、無死1,2塁、無死1塁とチャンスは来てもどうにも後が続かない。

 

栗原を除けば、どの打者も共通しているのがチャンスボールをことごとくミスショットして多くがファウルにしている姿がやたらと目につく。

芯で捉える場面がないのだから結果も想像通りのなってしまっている。

 

これから札幌に遠征するが、柳町やリチャ、海野、川原田、正木など外しても良さそうに思えるほど気迫がない。

 

救いは調子が上がらなかった東浜が初めていい内容を見せてくれた。

 

7回をわずか78球、4安打・1四球5Kは上出来である。

前回のライオンズ戦の4回1/3で76球に比べると明らかに一歩前進してきた。

 

今日の2失点も打ち込まれたのではなく、ボテボテの2塁ゴロを川瀬がお手玉したり、これもボテボテのPゴロの処理を東浜自身が誤ってしまっての失点であり、それほど気になるものではない。

 

オスナの投げっぷりがモヤモヤをいつも吹き飛ばしてくれるので、ゲーム後はスッキリといられるのが救いだ。

 

やはり課題は打撃陣の低調さであろう。

タイムリーが決勝点になった上林もそれまでのスイングは全く酷く、喜べない。

 

 

 

今日のファームでの状態を見ると

アストゥディーヨが3の3(通算打率0.667)、野村1の1(0.571)、井上4の1(0.444)の三人の好調さが続いている。

 

特に野村と井上は上の選手と対照的にほとんどがジャストミートの打球を飛ばしている。

 

札幌へ是非帯同して貰いたい。

 

投手では先発した武田が連続して好投した。

4回、51球・2安打・0四球2Kで失点はなかった。

 

今日の出来を見るとひょっとしたらこの人が開幕ローテの一角に入ってきそうな気がする。

出来にムラがあるので不安であるが、他の投手達がピリッとしない以上、この武田に期待せざるを得ない。