バラマキ三昧の政府ーーー現代の誘惑者
現時点で、約2000人{名古屋大学小島勢二名誉教授(医学博士)によれば約4万人の可能性を指摘)}が、お注射の後、死亡している。
政府は、データ不足を理由に一件も「因果関係」を認めていない。
4人の子供を持つ30代の女性の夫が、接種後、死んだ。
彼女は厚労省の役人に言った。
「厚労省のホームページを見ると、お注射で亡くなった方は稀(マレ)なケースだと。
マレなケースだと言われてますけど、すでに1908名(40000名の可能性あり)、みんなマレなんですか?足りないですか?この人数だけじゃ。何名の犠牲者が出たら、それはマレじゃなくなるんですか。・・・あなた方の言葉を信じて打ったんです。」
因果関係は不明で、死者はマレなケースなので、お注射は中止しない。
因果関係不明は、厚労省の強い意志である。
責任は負わないという強い意志である。
さて、同じ政府は、マイナンバーカードの推進をしている。
マイナポータルの利用規約をよく見ると
○システムの不具合が起きても、デジタル庁は「一切の責任を負わない」(同第23条)と書いている。
一切責任を負わない・・・強い意志である。
あなたが民間会社の社長として、わが社の商品に不具合がおきても、わが社は一切責任を負わない保証期間もない・・と書いたとして、誰がその商品を購入するだろうか。
将来的に健康保険証だけでなく、免許証、ありとあらゆるものを紐づけし、一元管理しようとしている政府の意図は明々白々。
システムがサイバー攻撃される可能性は、100%
日本のシステムが脆弱なのは、国民の心配するところ。
2021年度だけでも、マイナンバーに関わる「特定個人情報」の漏洩は170件にも上がっている。
国民が甚大な被害を被る未来は、100%の未来。
一切の責任を負わない代わりに、
「12月末までにマイナンバーカードを申請すると、最大2万円分のマイナポイントがもらえます。」
ニンジンをぶら下げての懐柔だ。
そう、お注射が、無料であったように。
ただほど、怖いものはないのである。いや、今回は2万円の御褒美。もっともご褒美は、デジタル庁の役人のポケットマネーではない。税金だ。
マイナンバーカードに反対する人は、通称が使えなくなり、悪いことができなくなる人達。天に恥ずることなく納税の義務を果たしている国民にとって、マイナンバーカードは、何の問題もないという人もいる。
しかし、それは一面能天気な正論だ。
現在、幸福実現党は、「幸福実現NEWS147号――監視社会への第一歩、マイナカード(事実上の)義務化は危ない」をスプレッドしています。
皆さまにおかれましては、サイバー攻撃による甚大な被害を受けたとしても政府(デジタル庁)は一切責任を負わないと、責任を放棄していること、お考え頂ければ幸いです。
話は戻るが、我が家、家族3人、6万円分の御褒美・・・
ふむ、武士は食わねど高楊枝で踏ん張るの決意
時々反芻している故渡部昇一氏の言葉(著書「父の哲学」のまえがき)を最後に反芻しておこう。
~真実「弱者」であったとしても、この「やせ我慢」に徹することによって、卑屈にならず精神の「強者」になることが出来る。
目先の利益は何も生まない世の信義・道義を煩わしく思い、そうしたものをないがしろにして富や地位を得るのは、むしろ容易な道である。
そうした容易な報酬の誘惑(6万円)に、日夜さらされながらも、やはり人間として、男として、父親として恥ずべき容易なこと、卑劣なこと、筋の通らないことは、断じてやらないという壮大なる「やせ我慢」こそが、今の父親に求められている。~
いまや、時代は、政府が、国民にバラマキ三昧、容易な報酬の誘惑を仕掛けてくるのである。誘惑者なのである。
国家の品格は消えた。
もちろん、誘惑による容易な報酬の代償は、「大増税」であることを忘れてはならない。