賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

HSBCが米国内事業の一部から撤退

 

世界的大手でヨーロッパ最大手の銀行のHSBCも現状ではシティとウォールストリートの両方を制するまでには至らなかった模様。

 

ブルームバーグ1月29日配信記事

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HSBCが長年の夢断念、ウォール街で大手になれず-事業の一部閉鎖

(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-29/SQURPFDWRGG000 )

(以下略)

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             (HSBC香港総行(本店)のライオン像、筆者撮影)

 

先月は中国本土でのクレジットカード事業から撤退する旨の報道があったが、それに続くパッとしないニュースである。

 

否、パッとしないどころか、アメリカがトランプ新政権下で経済状況がどう変化してゆくかという節目の時期にこの撤退ニュースは痛い。

 

元々米国内での小口リテール事業はシェアを獲れず、また記事にあるようにM&Aや株式引き受けにも強くはないので、世界的大手とはいっても今後の事業強化分野をどこに向けるかが喫緊の課題となるだろう。

 

1990年代のミッドランド銀行買収や香港からロンドンへの本社移転、そして事業の選択と集中を繰り返し世界展開を続けてきたHSBCの真価が問われるのはこれからである。

 

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