怒りとか悲しみとかネガティブ感情ってのは衝動的なものだと思うので、

そういった衝動的なネガティブを抑えるためには衝動性を抑えることが第一だと思う。

 

 

でも、そういった衝動性を抑えるためには、

衝動的なことを抑えることが必要だと思う。

 

 

ただ、衝動的なネガティブを抑えるのはかなりきつい

 

 

だけど、行動的な衝動を抑えることはかなり頑張ればできそう。

と、感じる出来事があった。

 

 

犬の散歩をしていた時に起こったこと。

 

 

よそのわんこのおしっことかを舐めるという行動に対して、

まぁ、アレルギーとか雑菌とか色々考えるわけですよ。

 

 

「やめて!」と最初は優しく引き離すけど、

しつこく何度もやられたり別の場所で再発するとしまいにゃ腹が立つ

 

 

最終的には「やめろ!」と強い言い方になってしまって、

リードを強く引っ張ってしまうといったことを繰り返していた

 

 

強く言えば一時的にはやめるんだけど、

わんこもストレスがたまっていたり、

私がイライラしていたりしている感じだとこれを繰り返す

 

 

結果、いい大人がその場で地団太を踏みながら爆発する

 

 

「あーあーあーあーあーあ!!!やめろっていってんだろうが!」

 

 

みたいな感じで。

 

 

やばいわよ!って感じなんだけどまぁ、やばいわよ。

でも、抑えきれなくてどうにもならないのがこの衝動的な怒り。

 

 

わんこも何事かと固まるが、

その時はやめてもまたしばらくしたら繰り返す。

 

 

これをずーっとどちらかの調子が悪い時に繰り返していた。

 

 

が、最近ある日、ふと思った。

 

 

(もし強く引っ張ってわんこが舌を噛んだらどうしよう)

 

 

顔面蒼白になった。

 

 

たぶん、今までは運よく何でもなかっただけなんだろう。

だって、舌を出して舐めているのにぐっと引っ張られたら?

 

 

あー、こわいこわいこわい。

 

 

そして、考える。気付く。

 

 

(そうか、手で顎を軽く持ち上げてやればいいのか)

 

 

と、思い立ち、何度か引っ張ってしまったこともあったが、

顎を持ち上げるようにしてから数日。

 

 

最近しつこく続いていたおしっこなめが少なくなってきて、

なめても一歩近づいたり声をかけるだけでやめるようになった。

 

 

そして、今は本当にやらなくなった。

 

 

齢38歳と11歳の成長を感じました。

 

 

要するに。

リードを強く引っ張ってしまうことは衝動的な行動で、

これを行った結果、私もわんこも衝動的な感情があふれてきて

怒りにつながっていた。

 

 

わんこからしても攻撃されていると感じて反撃していたのかもしれない。

それが、何度言われてもやめないという行動に現れていたのかも?

 

 

おしっこをなめる行動は昔からなんかイラついている時によくやっていたわけだけども。

 

 

 

たった一つ変えただけでできるようになるんだなぁとお互いに。

 

 

 

 

まとめると

 

 

衝動的な感情につながりそうな衝動的な行動に気が付くことができて、

そういった衝動的な行動をどうにかして衝動的じゃなくすることが出来れば、

どうしようもできない衝動性に至る前に、

衝動性を抑えることが出来るのかもしれない。

 

 

と感じたという話。

 

 

 

怒ってしまうという行動は、

守りたいという思いが強いがゆえに起こる防衛本能である。

 

守りたいという思いが強ければ強いほど怒りで出やすい。

 

そこに気が付くことが出来れば、

怒りに至る前の守りたいという思いで怒ることなく守れるのではないだろうか。

 

 

といった話をあざらしらぼの勉強会や講演会の中でお話ししていますので、

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