2021/12/09（木） 晴
今日は、最高気温予報17°晴天、無風の暖かい日になり、四日連続のポタリングに出る。
午前11時過ぎ出発。目的を合志市上生区の禁酒記念碑探訪とする。
昨日の帰路を逆に辿り、熊鹿ロードから北区役所、小野の泉水、植木町古閑を通り、上生川沿いを東南方向に少し辿ると合志市上生区（写真1参照）に到着する。
この写真右端の上生区告知板は一昨日（12月7日）に見たが、禁酒記念碑の存在には気付かなかった。
上生区の禁酒の碑は、「禁酒記念」（写真2参照）としている。台石に、「上生青年」の陰刻がある。
右側面には、「大正五年三月三十日建立」（写真3参照）の陰刻がある。左側面に由来書があるようだが、読めない。
ここ上生（わぶ）は、壬生諸石（みぶのもろいし）の本貫地と云う説がある。
「『日本書紀』持統十年四月戊戌紀にある白村江の戦いで捕虜となり33年ぶりに帰国した兵士「肥後国皮石郡人の壬生諸石」について記述した箇所に見られる。・・・
『日本書紀』巻第三十に壬生諸石の記録があり、彼もまた、久しく唐軍の捕虜とされていたため、持統天皇10年4月に追大弐の位階を授けられ、絁（あしぎぬ）4匹、糸10絇、布20端、鍬20口、稲千束、水田4町を与えられ、戸の調や役を免除されている。・・・」
（Web「用例.JP」より）
「壬生諸石」に関して、「徳王（トクオウ）筑紫の君薩夜麻は肥後に落ちたか？」と題する久留米地名研究会の興味深いホームページがあったので、紹介しておく。
上記は、1300年以上前の事であるが、何かヒントになるものがあればラッキーと思い集落の中を通る。
御堂（写真4参照）があった。ここで昼食とし、午後13時過ぎ帰途に就く。
帰路は太陽を目印に南を目指す。アップ・ダウンの道を辿ると、レターバス「北」バス停があり、一昨日のルートを逆に辿っているに気付き、弁天山の南側を通って帰宅する。今日は好天だから、弁天山、二塚山の晩秋の景観を撮って帰ろうと思っていたが、アップ・ダウンの道で体力を消耗し写真撮影を失念してしまった。
14時半帰宅。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本（自宅）１９km→上生区禁酒記念碑１７km→熊本（自宅）
所要時間３.５時間(実３時間) 総計３６km 走行累計４４,４１９km
東区・井戸方禁酒記念之碑
2021/12/08（水） 晴/曇
今日は、最高気温予報16°陽射しが暖かいので、禁酒記念之碑のリベンジポタに出た。
午後0時半出発。目的地を合志市の東区禁酒記念之碑、菊池市の南田島井戸方禁酒記念之碑とする。尚、野々島本村禁酒記念之碑は、昨日訪れていた。
熊鹿ロードを逸れて、高速道路北熊本サービスエリア（写真1参照）の南側を潜って合志市に向かう。背景の二塚山の紅葉が美しい。が、写真は山の部分が雲の陰になった。
先ずは、合志市レターバスのバス停「東区記念碑前」の「禁 酒・菓 記念之碑」（写真2・3参照）を訪れる。熊本地震で倒れたが、有志の人が苔等を落とし奇麗にして建て直したようだ。
石碑背面に由来書（写真4参照）が陰刻してある。
「大正聖代の国運ハ世界の列強を凌ぎて発展せんと〇此進歩ニ伴しんが為我合志村○○會を組織し一村の良風美俗を発揚せんと〇〇〇就中青年部員の風紀改善〇は特ニ意を注力を盡せり茲〇東區の人相會し〇區人将来の幸福と青年子弟の行末を慮り拾五歳以上四拾歳迄の青年禁酒禁菓の實行誓約を謀りしに現今の時勢に最も適當なる美挙たり・・・」とある。
東区の石碑を後にして、菊池市南田島の禁酒記念之碑（写真5参照）に移動する。台石に「井戸方青年會」の陰刻がある。この碑が以前見たもので、当時はここ井戸方だけの特別な申し合わせを強く誓約するため建立したものと思っていたが、「合志義塾」の影響でこの地域一帯の誓約事項であることを知る。
現在時刻14時半過ぎ、北区役所前、熊鹿ロード経由で帰途に就く。熊鹿ロード鐙田石段横のクヌギ（写真6参照）が奇麗に黄葉していた。
16時帰宅。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本（自宅）１８km→井戸方禁酒記念之碑１９km→熊本（自宅）
所要時間３.５時間(実３時間) 総計３７km 走行累計４４,３８３km
本村区禁酒記念之碑
2021/12/07（火） 晴/曇
12月7日訪れた野々島毘沙門堂の横の石碑は、本村區禁酒記念之碑（写真7・8参照）だった。「上生」にも一基あるようなので、後日探訪したいと思う。
