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熊本から気ままに山と自転車のブログ

東坂上神社の樟・内田宮山城跡・内田五輪塔

内田五輪塔
2021/10/26(火) 晴

古小代の里公園の帰路、10月13日(下記)探訪の際、所在場所が分からなかった和水町指定文化財(建造物)の内田五輪塔に立ち寄る。

赤子宮境内に上がり、境内から東方向に踏み分け路を20・30m山に入ると五輪塔(写真1参照)が見える。


上を見上げると山頂らしい地形(写真2参照)が見えたが、眺望が良いようにも思えないので上には上がらなかった。


大きな五輪塔の他にも、小さな五輪塔が4基(写真3参照)ある。説明板は柱が朽ちたのか伏せてあった。



東坂上神社の樟・内田宮山城跡
2021/10/13(水) 曇/晴

今日の最高気温予報32°曇り空に直射日光は回避できるだろとポタリングに出たが、ほぼ一日中日差しに晒され暑い一日になった。
目的地は、南関町指定天然記念物の東坂上神社の樟として、午前9時半に出発する。

熊鹿ロード山本橋休憩所から県道3に左折して北進する。菊池川内藤橋を渡り尚も北進し、南関町下坂下の「から揚げ弁当店」の所か右左折し、鶏肉工場の先を左折して坂道を上る。台地上に上がると集落があり、その集落の先に目的のひと際大きい東坂神社の樟(写真1参照)が見える。


鳥居(写真2参照)には、「宝満宮」の扁額が掛る。


鳥居の右側に巨樹の楠(写真3参照)がある。中央に上に伸びる主幹木が見えないので、一度は伐採利用された後のヒコバエが成長したものか?樹勢は盛んなようである。


境内いっぱいに広がる枝葉の陰から見る御神木(写真4参照)のシルエットは、龍?かヤマタノオロチ?か生き物のように力強くも見える。


東坂上神社から移動して、和水町内田の「赤子宮」(写真5参照)に移動する。
県道3を北に向かって、右手から迫る山塊の上に社が見える。以前から一度は寄ってみたいと思っていた。
鳥居左横に救助艇格納庫という施設がある。ここは内田川が菊池川に合流する地点、菊池川の水位上昇で出水した時のため施設らしい。


境内は、山塊斜面の中腹にあり、山地に平行に拝殿、神殿(写真6参照)と並んで建ててある。


境内山側(写真7参照)に、町教育員会の説明板が立っている。


「内田宮山城跡」説明板(写真8参照)には、「内田宮山城跡は小規模な平山城で、戦国期の内田氏の城とされる。本城の東方約600mには同じく内田氏の城と考えられる内田今城跡、内田川を挟んで南方約1.3㎞の所に和仁石山城跡がある。
内田氏は菊池氏の家臣であり、永正元年(1504)三月三日の「菊池氏肥後守正隆侍長」には「内田重貞・朝藤・友明」の名が見える。また、天正10年(1582)には佐賀の竜造寺氏の支配下に入っている。
城の構造は広く削平された山頂(標高約49m)を主郭とする。主郭の北東は九州自動車道により削平されていて詳細は分からない。主郭の南東下段には平坦地、南方下段には堀切をはさんで小土塁がある。南東の平坦地には以前移設されたという大五輪塔・板碑が安置されている(現地には説明板有り)。これらの石塔群は本来削平された城の北側にあったという。
また、現在地の内田赤子宮の境内も広い平坦地になっており、城の縄張りの一部と思われる。山頂の主郭は狭いため、城に関連した中心的な建物は当社地にあった可能性が考えられる。
この城跡は立地や規模の面から、平時は村のセンター的な役割を持ち、有事には麓集落をとり込んだ総構えの城としての性格が推測される。」とある。


帰路も自宅近くになった頃、生あくびが出だした。熱中症の前兆と判断し、木陰で休み休み帰宅する。15時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)33km→東坂上神社の楠33km→熊本(自宅)
所要時間6時間(実5時間) 総計66km 走行累計43,267km


山本橋休憩所までポタリング
2021/10/11(月) 曇/晴

今日の最高気温予報31°明日は33°の真夏日予報が続く。明日より今日がましだろうと薄曇りの空を見上げながら、午前9時過ぎからポタリングに出る。
台風の余波だろうか東南から流れ込む暖気が、九州山地を越えてフェーン現象となりとにかく蒸し暑い。
目的地を南関町の「東坂上神社の樟」として、熊鹿ロードを北へ走る。
沿線は、稲の刈り取りのコンバインが忙しく働いている。
山本橋の休憩地が見える辺りまで来た時、スマホが鳴り急用で引き返すことにする。
残念の気持ちと、反面、暑い中でのサイクリングが中断したことにほっとする自分がいる。
「東坂上神社の樟」の見物は、後日とする。

熊本(自宅)14km→山本橋休憩所手前14km→熊本(自宅)
所要時間2時間(実2時間) 総計28km 走行累計43,201km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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