2021/11/29(月) 晴
今日は、午前9時半から玉名市の国登録記念物の菊池川堤防のハゼ並木と、紅葉の疋野神社までポタリングに出る。
最高気温予報19°の晴天の暖かい一日になった。
熊鹿ロードから県道31、国道208と走り高瀬大橋を渡り、菊池川堤防のハゼ並木(写真1参照)に到着する。
堤防を川下側に走って、振り返って見る景観(写真2参照)。
更に川下側に走って見る景観(写真3参照)。
更に川下側に走って、振り返って見る景観(写真4・5参照)。
ハゼ並木西端辺りに説明板(写真6参照)がある。
登録記念物の文化庁プレート(写真7参照)。
「菊池川堤防の右岸、大浜橋から繁根木川を渡るJR鹿児島本線までの約3.2kmの範囲の237本が国の登録記念物となりました。
これを記念し、玉名市が文化庁から記念プレートの交付を受けて設置しました。」とある。
「ハゼ並木と刎(はね)」の説明板(写真8参照)には、「安政2年(1855)の「菊池川全図」にはハゼ並木と石刎・杭刎がひとつひとつ正確に描かれています。
文献には「享保9年(1724)、肥後藩第6代藩主細川宜紀がハゼの実2石を薩摩藩から取り寄せて春日村(現熊本市春日町)に試植させ、さらに、8代重賢は宝暦の藩政改革の一環としてハゼの栽培を藩内各地にひろめ、専売制度によって藩の財源確保につとめた」とあります。
一方石刎(通称“でぶちん”)は、天正年間、肥後の国主となった加藤清正が、彼の得意とする治水技術を駆使して護岸設備として設けたもので、その後の改修でいくらか形や場所も変わっていますが、堤防をしっかりと支えて水害から村々をまもってきました。
平成8年、この菊池川下流域は文化庁「歴史の道百選・河川交通」に選定されました。」とある。
土手下に絵画を書いている人(写真9参照)が見えた。空の青色と落葉した樹木と川面と、遠目ではあるが素晴らしい描写力と思って拝見した。
その先に、土手から川面に突き出た「石刎」(写真10参照)が見える。遠景の山は、雲仙岳。
ハゼ並木を後にして、時間は正午近い。どこで昼食としようかと考えた時緑が素晴らしかったモミジの疋野神社に移動する。
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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