憧れの剱岳へ・立山・奥大日岳♪ 

登山を始めて丸6年が経ち、
先日、憧れ続けた剱岳(つるぎだけ)に登ってきました(*'▽')

 

剱岳は、富山県立山市に位置する、
日本百名山に選定されている標高2999mの山で、
深田久弥氏の「日本百名山」にある

 

全く剣岳は太刀の鋭さと靱さとを持っている。
その鋼鉄のような岩ぶすまは、
激しい、険しいせり上りをもって雪をよせつけない

 

というような岩稜伝いの鎖場やハシゴのルートになっており、
日本国内で「一般登山者が登る山の内では最も危険度の高い山」
とされています。

 

交通機関も、一般車両は入れないため、
ケーブルカーやバスなどのアルペンルートを乗り継いで、
室堂にいくことになります。

 

 

初日は、
神様の山である立山にテントを担いで登り、

まずは立山主峰(雄山)から稜線をつないでいきます。

 

 

この稜線上からは、雲の上に浮かぶ室堂平

 

 

北アルプスの峰々に、富士山、八ヶ岳もみえて、

 

 

立山最高峰の大汝山から下を見ると
緑の水を湛えた黒部ダム

立山(雄山、大汝山、富士ノ折立)~真砂岳別山
目を見張るような美しい稜線が続きます。

 

 

そして、剱岳さん、こんにちは!

別山到着

 

別山の北峰からは剱岳の雄姿とともに、

 

 

雲に浮かぶハートの雪渓

 

 

後ろ立山連峰(白馬~唐松岳五竜岳鹿島槍ヶ岳)がずらり

 

贅沢な景色を満喫して、
別山を下ってテント場に。

 

日暮れとき、
テント場から憧れの剱岳を拝む至福のとき

 

 

*

 

2日目いよいよ剱岳
翌朝3時過ぎ、
真っ暗な中、ザレた急坂を落石しないように、
ハラハラしながら上り、

 

一服剱、前剱と鎖場が始まり、
前にも後ろにも多くの人がいて、
気持ち的に余裕がなく、かなり焦り気味💦

 

でも、アドレナリン噴出で、
テンション上がりっぱなし(≧▽≦)

 

 

 

 

いくつもの鎖場を上ったり、下ったりして、

 

 

剱岳登頂(2999m)\(^o^)/
夢が叶った瞬間、顔はボロボロでした(笑)

 

 

登頂の喜びの中、
コーヒーとバームクーヘンを味わい、
余韻に浸りました。

 

生憎と雲が多く、薄ぼんやりとした景色でしたが、
ブロッケン現象があったりもしました。

 

 

そして、下山!
どんどん青空が広がり、
雲の間から山々がみえてきて気持ちいい~♪

 

 

・・・無我夢中で陶酔したような時間を過ごせました。

 

 

下山後は、剱岳山荘でお昼ご飯にがっちり牛丼を食べ、
その日のうちに雷鳥沢キャンプ場に移動して
雷鳥沢温泉♨にゆっくりつかって、ビールで乾杯🍻!

 

充足感に満ちた夜になりました(≧▽≦)

 

 

3日目、翌朝3時すぎ、
奥大日岳に、剱岳と日の出を拝みに登りました。

暗闇の中、
剱岳のシルエットにヘッドライトの光を見つけたとき、
前日の自分達の姿を彷彿させられました

 

 

 

山頂からの日が上る前には暁の山々

 

待ちにまった朝日

 

山で浴びる朝日は一段と力強く美しい
脳内に幸せホルモンが満ちていく感じです(*'▽')

 

 

朝日を浴び始めた大日岳連峰(真ん中に大日小屋)

いつかこの稜線を称名滝まで繋げてみたい!
山を登るたびに、登りたい山が増えてゆく嬉しい瞬間です♪

 

 

朝露にぬれたチングルマ
厳しい自然の中に生きる高山植物を見るたびに、
癒しと元気をもらえます。

紅葉も始まりひときわに美しい雷鳥

 

テントを片付けて室堂へ
立山を映す「みくりが池周辺を巡りました。

 

願い続ければ、思い続ければ、夢は叶う。
そんな夢のような3日間でした。

 

今回の登山にあたり、岩場のある山やクライミングジムに行ったり、
高山縦走、テント泊縦走などで体力作りをしましたが、
こんなに楽しく登れたのは、
好天と健脚の友人がひっぱってくれたおかげです🤗
感謝〜❣️

 

 

ご覧いただきどうもありがとうございました。

 

 

山行の詳細はヤマップに(^^)

 

****

 

 

いい6年間だったにゃ~♪

これからもいい夢みるにゃり~♪