【月10万円/積立投資】49ヶ月目の成績と資産公開!広がる金利差と円安

4月は月末にかけてさらに円安が進みました。

米経済が強く、インフレが収まらないとの予想で、FRBの更なる利上げまで織り込んでいるのでしょうか。

日本はそれほどインフレしておらず、利上げは経済に悪影響ということもあり、慎重にならざるを得ません。

結局デフレを脱却できそうにない日本、そしてインフレが収まる気配のない米国との間で、更に円安が加速してしまいました。

 

さて、毎月10万円の積立投資チャレンジも、49ヶ月が過ぎました。

49ヶ月間積立と考えると、長いような短いような感じです。

しかし4年前は1ドル110円だったことを思い出すと、4年ちょっとで大きく変化したなあ、と感じます。

米国株投資はもう少し前から始めましたが、なかなか良い時期から投資を始めたのかもしれません。

 

なお、値動きを見るため、月10万円のインデックスファンドの積み立てと、そのほかの投資を分けて行っていますので、後段で全金融資産の運用状況も公開します。

月10万円は、「もし繰り上げ返済していたら、住宅ローン控除の損失と併せてどれくらい差が出ていたのか」を見たいがために記録しています。

 

また、最低限の目標は、一人目の子供が大学を卒業するくらいに退職して、あとは悠々自適に暮らすことです。(ストレートで51歳)

上振れ目標は40歳FIREとしていますが、節約型のFIREではなく、豊かな人生を歩みながらも、最大限の資産形成を目指します。

参考記事 : 妻と子供2人、4人家族でFIREを目指すための資産形成戦略と住宅ローンについて

 

その他、FIREに関する我が家の戦略、お金関係の考察等書いていますので、お金の話が好きな方はぜひ下記カテゴリを覗いてみてください!

参考カテゴリ : 投資・資産形成・FIRE

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【49ヶ月目】毎月10万円の積み立て

まずは毎月10万円をインデックスファンドに積立投資をして、49ヶ月経った状況からご報告していきます。

ただ、実は先月は月10万円を投資できなかったので、投資額が減ってしまいました。

というのも、SBI証券がクレカ積立の金額を10万円に拡大したのですが、その設定を変更したところ、1ヶ月分積立のタイミングが飛んでしまいました。

 

さて、今月の積立状況は…

2024年5月の積立投資

2024年5月1日時点の利回りは+40.4%、投資金額470万円に対して含み益は1,950,919円、合計約665万円となりました。

※利回りは年利ではありません。また、信託報酬等により、利回りと金額は完全一致しません。

 

先月は投資資金470万円に対して2,022,087円(+42.7%)の含み益だったので、7万円ほど減りました。

円安と株安が同時進行したものの、株安影響の方が大きかったと言えます。

米国経済が強すぎて、米国の金利が下がらず、金利差が縮まらないのが要因です。

セオリー通りで言えば利上げ→経済悪化→利下げ→金利差縮小→円高という展開なので、ここまでの円安は誰が予想できたでしょうか。

【参考】先月の記録 → 【月10万円/積立投資】48ヶ月目の成績と資産公開!3月も爆上げ

 

なお、月10万円積立の銘柄については下記をご参考にしてください。

参考記事 : 【ドルコスト平均法】月10万円、投資信託(インデックスファンド)を積立!銘柄は?

また、住宅ローンのお得な戦略について、詳しくは下記の記事にまとめていますので、こちらもご参考にしてください。

参考記事 : 住宅ローンは35年、頭金なしがお得?フル活用して資産形成する方法!

2024年5月1日時点の全運用資産

ドルコスト平均法で淡々と月10万円積み立てていますが、私の投資はそれだけではありません。

ETF、個別株等、毎月25万円〜30万円程度投資しています。

 

4月は3月に続き、XOMを売却したお金をVYMに移したりしました。

円安で、引き続き米国株の購買意欲は減退中です。

金利差が縮小する時にどのような動きになるのか、もはや勉強の域です。

また日本円では、キッコーマン(2801)を1,887円で100株購入しました。

余裕資金は生まれてきているので、優待株も少し追加したいです。

 

さて、上記を踏まえ、2024年5月1日時点の全運用資産の公開です。

※生活防衛費や保険、余剰資金(現金)は入っていないので、利確すれば減り、現金で投資すれば運用額は増えます。

2024年5月1日時点のポートフォリオは…

2024年5月の金融資産

▲利回りには投信の含み益が入らない(配当or分配金のみ)ため、利回りは低めになっている。

2024年5月1日現在の全運用資産は46,040,888円となりました。

資産がどんどん増えていきますが、円安の影響が大きいので、本当の実力を見誤りそうです。

 

日本株が1,000万円ほどあるので、それを除くと3,600万円。

20%円高が進行し、1ドル=124円くらいまで戻した場合、資産は720万円ほど減ることになります。

そう考えると、4,000万円切るくらいまでは、為替影響で変動する覚悟は持っておいた方が良いかもしれません。

 

なお、2024年4月1日(前回)は45,622,157円でしたので、4月も運用資産は増えたことになります。

上記で解説した月10万円の方は減りましたが、そちらは追加投資をしなかった影響もあります。

とは言え、40万円も増える気がしないので、これは構成銘柄の違いでしょう。

 

なお、資産の詳細は後述しますが、投資信託はほとんどが株式で、先進国を中心とした外国株の投信を保有しています。

そのため、ポートフォリオの「投資信託」と「外国株」を足した金額が、日本以外の国に投資している金額に近いです。

円安・株安状態で、円換算での評価額はほぼトントンな気がします。

2024年の5月1日時点のそれぞれのアセットの解説

証券取引をする男性

それぞれのアセットについて、現状は次のとおりです。

なお、あくまで運用資産なので、現金は入っていません。

 

先月残っていた、約30万円のXOM売却益は、4月にVYMに入れました。

これでほぼドルはなくなったので、米国株への投資は日本円を投入するか、配当を待つかの2択になりました。

米国の経済指標は利下げが遠ざかっている(=円安)状況ですが、軍資金の金額もたかが知れてるので、米国株投資には慎重になりたいと考えています。

  • 国内株式 : 資産額9,778,210円(前月9,824,900円)。高配当、優待銘柄メインです。 キッコーマン(約18万円)を加えたのに、運用額はマイナスとなりました。円安効果がある外国株と比べ、ダメージは大きいです。
  • 外国株式 : 資産額10,618,206円(前月9,997,549円)。VIG、VYM等の米国ETFメインに個別株を少し持っています。以前XOMを売却したドルでVYMを買ったこともあり、ついにこのセクターは1,000万円突破です!
  • 投資信託 : 資産額21,141,316円(前月20,969,067円)。こちらはNISAの積立枠により現金投資が入った他、円安効果も大きく出ました。
  • 暗号資産 : 資産額324,349円(前月349,087円)。BTCとETHを保有中。先月から若干減りましたが、一度は10万円程度まで減ったことを考えると、十分です。
  • レバ取引(FX) : 資産額1,000,000円(前月1,000,000円)。円安酷すぎて使い道なくなってます。もはやFXで順張りすれば良かったです。笑
  • 確定拠出年金(iDeCo) : 資産額3,164,767円(前月額3,168,450円)。iDeCoは4,000円ほどマイナス。2.4万円現金が入っていることを考えると、3万円弱のマイナスという感じでしょうか。

 

2024年4月は株価弱め、そして円安進行という、ここ1〜2年でよく見た形になりました。

米国経済がここまで強く、インフレが収まらないというのは、パウエル議長ですら想定外だったのではないでしょうか。

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2024年5月1日更新まとめ。円安の終わりは?

投資戦略を練る男性

2024年4月は、株価こそ弱かったものの、円安が進行したため、日本円での評価額はトントン、という状態でした。

株価は理論上は右肩上がりになるので、経済が活況となり、株価が上がるのは良いことです。

しかし為替は相手国がいるため、一方的ということはありません。

もちろん経済の状況によっては一方的に通貨安・通貨高となりますが、そのケースは決して喜ばしいことではありません。

金利差以上に円安は進んでいるため、米国の利下げ観測が見られれば、ドル円は一気に円高に振れると思っていますが、もはやそれはいつになることやら…

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

これまでの運用成績は下記カテゴリで公開中なので、資産の推移を覗いてみてください。

参考カテゴリ : 金融資産・運用成績公開

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