餃子の焼き方でパリパリに焼くコツは?ホットプレートや鉄フライパンで羽根つきにするには?

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餃子を焼くとき、
お店みたいにパリパリに焼けないと
お悩みの方も多いのではないでしょうか?

皮がフライパンにくっついてボロボロに崩れてしまったり、
焼きすぎて焦げてしまったりと、
上手く焼けないことってありますよね。

今回は、餃子をパリパリに焼くコツと、
ホットプレートや、鉄フライパンで羽付きにするコツを紹介します。

  

餃子の焼き方でパリパリに焼くコツは?

■餃子をパリパリに約コツ①

餃子を焼く時に必要になる差し水。

この差し水を入れ、フタをして蒸し焼きにすることで、
餃子の中まで熱が通り、
フライパンに接していない皮の部分が、モチッと仕上がります。

羽根付き餃子を作る際には、
この差し水に、小麦粉を混ぜ入れておきます。

10対1の割合で、
差し水を作るとパリパリの羽根を作ることができます。

水:100CCに対して、小麦粉:10gを用意します。

■餃子をパリパリに約コツ②

蓋をして、蒸し焼きにします。

まず、フライパンに油を敷き、餃子を円形状に並べ、
①で作った、さし水を加え、蓋をして中火で5分ほど焼きます。

■餃子をパリパリに焼くコツ③

羽根ができてきたら、
この羽根をパリパリに仕上げるために油を鍋肌から回しかけます。

ごま油で仕上げていきます。

鍋を揺すったり、
フライ返しで羽根の淵を少し持ち上げてあげると油が潜り込んで、
全体を焼き揚げてくれます。

最後に油を使う事で、羽根への熱の伝わりが均一かつ、
高温になるので、パリッと仕上がります。

小麦粉のでんぷん質が、パリパリにしてくれます。

試してみて下さいね。

餃子の焼き方でホットプレートで羽根つきにするには?

ホットプレートは、
水分を入れると急激に温度が下がります。

再び上がるまでに時間がかかるので、
羽根用の水は、
冷水ではなくぬるま湯を使う事をおススメします。

ホットプレートが、古い場合、
パリパリに焼けない事があります。

その点も留意して焼いて下さいね。

簡単ですが、
餃子作りも楽しいので、餃子の作り方も一緒に紹介します。

■餃子のタネの作り方(20~30個分)

材料

餃子の皮(普通のサイズ)  25~30枚位
豚ひき肉         200g
キャベツ         200g
青ネギ(白ネギでも可)50g (1/2本)
ニラ           50g(1/2束)
☆鶏ガラスープの素(顆粒) 2g(小1/2)
☆酒5g         (小1)
☆みりん6g       (小1)
☆濃口醤油6g      (小1)
☆おろしにんにく     5g(小1)
☆おろししょうが     3g(小1弱)
☆ごま油         4g(小1)
塩(野菜の塩揉み用)     5g
塩            少々
こしょう         少々
ごま油(焼く時)      15g(大1強)

■ タレ
濃口醤油        大1(18g)
薄口醤油大       1(18g)
砂糖大         1(9g)
酢大          2/3(10g)
ラー油(お好みで)    適量

作り方

①キャベツ、ニラ、青ネギをそれぞれ小さく切る。

塩をかけて全体に混ぜ野菜がしんなりするまでしばらくおく。

②☆を混ぜ合わせておく。(餃子の下味用)

③タレの材料を混ぜ合わせておく。

④ひき肉に塩こしょう、②の調味料を加えてしっかり混ぜる。

⑤①の野菜がしんなりしたら手で水分を絞ってひき肉と混ぜ合わせる。

⑥餃子の皮に具を乗せ、縁に水を付け、ひだをつけながら包む。

⑦包んだ餃子はキッチンペーパーを敷いたお皿の上に並べる。

餃子が、できたらホットプレートで焼いていきましょう。

①ホットプレートを高温で予熱する。
(お手持ちのホットプレートの最高温)

②油を薄くなじませて完全に熱くなったら、餃子を並べる。
(餃子と餃子の間に間隔をあける)

③羽根用の小麦粉と水をよく混ぜて
餃子と餃子の間に流し入れるようにして蓋をしめて7~8分加熱する。

④蓋をあけて、羽根がカリカリになってきていたら、
ごま油を羽根の部分に回しかける。

食べる時は、ヘラで餃子を外しながら食べます。
暑いので気をつけてくださいね。

この時の、ホットプレートの温度は、保温にしましょう。

鉄フライパンで餃子を羽根つきに焼くには?

鉄のフライパンは錆びる、
焦げ付くと言われ避けられがちですが、
育てれば一生ものといわれています。

熱伝導も良いので少ないエネルギーで加熱できます。

鉄のフライパンを使って餃子をパリパリに焼きましょう。

①鉄のフライパンに油を入れよく加熱する

②煙が出てきたら油を捨て弱火にする

③新しく油を入れ餃子を並べる

④数分焼いて焼き色を付ける

⑤お湯を入れ蓋をし、5分蒸す。目安は餃子が1/3浸るくらい

⑥水がなくなったら周りに油を垂らす

⑦1、2分焼いて完成 

鉄のフライパンは扱いが難しいという印象があるかもしれませんが、
焦げ付かない理由さえわかれば扱いは簡単です。

くっつかずに調理するには、
油を入れ煙がでるまで加熱する必要があります。

換気をしっかりしながらやりましょう。

ざっと説明しましたので、
ここで餃子をパリパリに焼くコツをおさらいします。

1.「温めた」フライパン(ホットプレート)に油をひく

基本は、温めたフライパンに油をたっぷりひいて焼きます。

油を多めにひくことで、
餃子がフライパンにくっつきにくくなりますよ。

2.「火を止めて」から手早く餃子を並べる

餃子を入れるベストなタイミングは、
油をひいたフライパンに火をかけて30秒後。

一旦火を止めてから餃子を並べていきましょう。

火を止めるのは、
置いた順に焼き加減が変わってしまうのを避けるためです。

素早く並べましょう。

3.水ではなく「熱湯」を注ぐ
これは、重要なコツです。

フライパンの温度が下がってしまうのを防ぎます。

4.蓋を開けるタイミングは、「パチパチ」が聞こえたら

蓋を開けるタイミングは、
水が蒸発して油の音が「パチパチ」と聞こえ出したら。

蓋を外して、最後はしっかり焼いて水気を飛ばします。

5.仕上げに「ごま油」を加える

最後にごま油をまわし入れると、
より香ばしいかおりとこんがりとした焼き色がつきます。

餃子全体がフライパンの上をすべるようになったら完成の合図。

フライパン、ホットプレート、
鉄のフライパンでも基本は同じなので、
ポイントはしっかり押さえておきましょう。

あとがき

餃子を、パリパリに焼くコツを、
それぞれのフライパンについてまとめてみました。

コツさえつかめば、
お家でもパリパリの餃子が食べられると思います。

お子さんと、一緒に餃子を作って、
家族でホットプレートを囲んで食べるのも楽しいと思いますよ。