Def Techさんの『My Way』 | ハンチントン病の病名に笑った日から始まった

ハンチントン病の病名に笑った日から始まった

24歳の時にハンチントン病を発病した同い年の妻。結婚生活 = 自宅介護を約15年続けてきた体験談や感じた事を綴っています。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

今の所、梅雨入り宣言以降は雨が降った日より太陽が出ている日の方が多い様に感じます。

 

屋外仕事もしている私にとってはありがたい事ですが、本格的な夏前から体力を削られています。

 

 

妻と一緒に聴いていた曲や妻の事を思い出させる曲を何曲か(1-2曲?)ご紹介させて頂いて頂きました。

 

今回は、Def Techさんの『My Way』。

 

THE FIRST TAKE と言うYoutubeチャンネルで公開された動画で再注目を浴びた1曲です。

 

 

この曲は、私たち夫婦がハンチントン病と言う今後どうなるか誰も説明出来ない病と私たちなりの向き合い方を探し始めた頃に出会った曲でした。

 

日本語と英語の歌詞はどちらもすごく良いのですが、特に直接響いて来た歌詞は

 

地に足付け 頭雲抜け 進む前に前に前に 

手をつなげば怖くないから 

そこまでお前は弱くないから 

でもいつまでも そばにいないから

 

でしょうか。

 

この歌詞は、曲中に何度も出てきます。

 

当時の私たちが考えていた

 

未来への不安よりも(地に足付け)今の妻、今の私たちを一日一日維持して行こう。

 

不随意運動が強くなって手もまともに握れなくなるかも知れないけど(手をつなげば怖くないから)。

 

ハンチントン病の進行を今の自分だと受け入れた妻は(そこまでお前は弱くないから)。

 

素直な気持ちで私に横に居て欲しいと言ってくれたけど、(でもいつまでもそばにいないから)2人の家で結婚生活のゴールを迎えよう。

 

 

 

英語の歌詞の部分も共感できる部分がたくさん。本当にたくさんあるのですが、以前、別のブログに掲載した所【英語警察】の方に細かくご指摘を頂きましたので、自分なりの和訳・解釈は控えておこうと思います。

 

 

世の中には、名曲と言われる物は数多くあります。

 

私たちにとっては、この曲は人生設計を立てる中で『妻と最後まで一緒に居てもいいのかも』と思わせてくれた要因の一つです。

 

この曲を世に出して頂いて、ありがとうございました。

 

 

心の声

It don't matter what you say gotsta do it my way Don't display dismay stand up straight and portray What you are inside