ロシアのウクライナ侵攻の終わりが見えてきません。
流通も経済も混乱しておりますね。
コロナ渦の影響と重なり、値上がり・物不足が続いてます。
弊社の生業とする建築の分野でも見積書の有効期限を短くしなければならなかったり、受注しても納期がかかりすぎたりで、
大きな影響を受けております。
筆者が10年以上前「リノベーション」というワードにハマったのは、空き家対策はもちろん解体・建て替えなどでの、
廃材・CO2問題等でした。
最近の傾向ですが、リノベーション済み物件・スケルトンにしてのリノベーション・定額制リノベーション・リノベーションセットプラン 等が目につきます。
ホームセンターで「壁紙を自分でリノベーション」とかいうコピーを見たときは眩暈がしました。…それ普通にDIYじゃん。
WEB検索しても、公式な定義が上位に見当たりません。
弊社はマンションリノベーション中心ですので限られてきますが、スケルトンにしてのリノベーションは極力いたしません。
前職からのこだわりです。
調査力と経験・アイデアがあれば、同じ場所の壁を壊してまた壁を作るのに抵抗があります。
設計が簡単・施工が楽というメリットは果たして施主様にもメリットでしょうか?
更なる、解体材の処分・木材・建材の値上がりも予想がつきません。
供給側の都合を耳障りのいい言葉にして商売するのには、かなり抵抗があり今に至ります。
SDGSを持ち出すのはどうかと思いますが、リノベーションの今はSDGSの活動の一環ではなくなってきてる