僕は新卒で日系大企業に入社し20年近く同じ会社で働いています。

30歳頃から昇進が遅れはじめ、30代中盤で係長になる頃には同期の中でも遅いペースになっていました。係長になってからも挽回できず気がつけば40歳を超え、転職も難しい年齢になっていました。

管理職昇進のタイムリミットは概ね40歳と言われているので、このまま係長として定年まで働き続けるより不動産投資に注力し、早期退職を目指したほうが幸せな人生になると考えていました。

部署の後輩が次々と管理職の昇進試験を受けるようになり会社人生はほぼ詰んでいる状況でした。そんな状況から急転直下で管理職に昇進することになりました。

ギリギリ課長になれた身なので社内ではエリートコースでなく、同期が100人とすると40番位の位置づけの社員です。

同期が100人いると管理職に昇進できるのは40人位だと思います。

上位20人は運に関係なく課長には昇進できると思います。反対に下位20人は運に関係なく昇進できません。

そうなると中間の60人のうち20人は昇進できる計算になりますが、これは本当に運に左右されます。中間の60人は能力的には大差ありません。みな有名大学を卒業して真面目に勤務をしてきた人たちです。

この層のサラリーマン人生はかなり運に左右されます。社内を見渡すと悲喜交々です。

不動産投資や自営業は自分の力で道を切り開くことができますが、サラリーマンはなかなかそうはいきません。